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次期「iPhone X」にゴールドモデルが登場か 「iPhone X Plus」はデュアルSIM対応、解像度は1242 x 2688か

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2018年秋に、Appleは3種類の新型iPhoneを発売する予定であることが濃厚だ。

その3種類とは、「iPhone X」の次期モデル(5.8インチ)と、その大型モデル(6.5インチ)。そして、有機ELディスプレイではなく液晶ディスプレイを搭載した6.1インチモデル。

このうち、5.8インチモデルは現行の「iPhone X」のマイナーアップデートモデルになる予定だが、「iPhone X Plus」とも呼ばれる6.5インチモデルに関しては、大型化に伴って「iPhone X」とは少々仕様が異なることが報告されている。

すでに、KGI Securitiesの著名アナリストのMing-Chi Kuo氏が、例年通り信ぴょう性の高い情報を報告しているわけだが、現地時間26日に、米メディアのBloombergからも新しい情報がもたらされた。以下で詳細をお伝えしようと思う。

次期フラグシップモデルのカラーにゴールドが追加

Bloombergのレポートが伝えた次期iPhoneに関する情報は以下の通り。

「iPhone X」と「iPhone X Plus」共通
  • 新カラーオプションに「ゴールド」が追加
「iPhone X Plus」のみ
  • 画面解像度は1242 x 2688
  • デュアルSIM導入を検討中も、eSIMの普及を待つ可能性もあり
  • 社内コードネームは「D33」

まずは、次期「iPhone X」とその大型モデル「iPhone X Plus(仮称)」に共通する情報から。

Bloombergによると、Appleは今年発売するフラグシップモデルに、新カラーオプション「ゴールドモデル」を用意しているとのこと。

これまで、「iPhone X」にはシルバーとスペースグレイの2種類がカラーラインナップとして用意されていたが、新型モデルからは「ゴールド」が追加され、合計3つのカラーラインナップが用意されるということになる。

以前から「iPhone X」の新カラーモデル「ゴールド(もしくはローズゴールド)」は2018年春に発売することが噂されていたが、生産上の理由から新カラーの追加は見送られたとのこと。そのため、新型モデルの登場と同時に新カラーが追加されることが予想されているようだ。

この「ゴールド」カラーモデルが用意されるのは、「iPhone X」と「iPhone X Plus」のみで、廉価版として販売される予定の6.1インチ液晶モデルに関しては、「シルバー」と「スペースグレイ」の2色が用意される可能性が高い。

そして、ここからは「iPhone X Plus」に関する情報。

噂の「iPhone X」の大型モデルである「iPhone X Plus」は、画面サイズが6.5インチと、「iPhone X」に比べて0.7インチ分大きくなる予定。

それに合わせて画面解像度も「iPhone X」よりも大きくなる模様。関係者からの情報によると「iPhone X Plus」の解像度は1242 x 2688になるようだ。

もし「iPhone X Plus」の画面が上記の解像度になったなら、画面の細かさを示すppi(pixel-per-inch)は約456前後になることが予想される。現行の「iPhone X」のppiは458であるため、画面サイズが大きくなったとしても画面はほぼ同じ性能になる可能性が高い。

また、Bloombergの報告によると、次期iPhone(主にiPhone X Plus?)にはデュアルSIMが搭載される可能性があるという。これについては、昨年11月にMing-Chi Kuo氏も触れており、複数のSIMカードを挿入することができるようになる可能性がある。

ただし、これには問題がある。それは端末内に2枚のSIMカードを搭載するためのスロットを設ける必要があるということ。

現行のiPhoneに関しては、デュアルSIMを搭載するスペースを確保するのは難しく、また全てのユーザーが2枚のSIMカードを挿入するわけではないため、AppleはデュアルSIMの導入をためらってきた経緯がある。

そのため、AppleはデュアルSIMの導入については最終決定に至っておらず、代わりにeSIMの普及を待つという選択肢も視野に入れているようだ。ただし、eSIMに関しては各キャリアからの抵抗もあり、普及はなかなか思うようには進んでいないのが現状。iPhoneにeSIMを導入できるようになるのはまだまだ先になる可能性が高い。

eSIMが採用された「Apple Watch Series 3」

ちなみに、Bloombergは次期「iPhone X」と「iPhone X Plus」の他に、6.1インチの液晶モデルに関しても情報を提供している。

これまで6.1インチモデルは、筐体がアルミニウムで作られる可能性が指摘されていたが、Bloombergによると筐体はガラスで作られる可能性があるという。

その理由は、ワイヤレス充電に対応するため。アルミニウム素材ではワイヤレス充電の電波を通すことができず、ガラス素材であればそれが可能だからだ。現在「iPhone X」と並行して販売されている「iPhone 8 / 8 Plus」の背面がガラス製であるのと同じ理由になる。これに関しては、昨年12月にNikkei Asian Reviewが報じた内容と全く反対の予想になる。どちらが本当かどうかは現段階では断言することができない。

以上が、2018年にAppleが発売する新型iPhoneに関する情報。これまで噂されていたことがほとんどで新情報はさほど多くないものの、やはりAppleが3機種用意しているというのは間違いない模様。

ただし、新カラーモデル「ゴールド」の登場など気になる情報もチラホラ。もし本当にゴールドモデルが登場するなら、どのような色合いになるのか、とても気になるところ。

新型iPhoneに関しては、発売までまだ半年以上あることから今後も情報がアップデートされる可能性大。今年、新型モデルを購入予定の方は、最新情報を定期的にチェックする必要があるだろう。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。