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Appleの新型ディスプレイ計画は凍結か。Ross Young氏が自らの予想を撤回

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以前、AppleがミニLED方式の27インチディスプレイを2022年に発売するとの噂があったが、2023年になった現在も噂の新型ディスプレイは発売していない。果たして、この噂はどうなってしまったのか。

DSCC (Display Supply Chain Consultants) CEOを務めるRoss Young氏は現地時間10日、有料課金者のみが閲覧できるツイート内において、その計画は放棄されたと伝えている。米Apple系メディアMacRumorsが報じた。

Apple、新型ディスプレイの開発を何らかの理由で放棄か

MacRumorsによると、Ross Young氏は、「昨年Appleがモニター用のディスプレイパネルをいくつかの出荷したことはわかっているが、Appleは何らかの理由で新型ディスプレイの開発を終了した」 と発言しているという。また、今後Appleが新たなディスプレイを発売するかどうかについても不明との認識を明らかにしているとのことだ。

Ross Young氏は昨年5月の段階で、Appleが27インチのミニLEDディスプレイを10月に発売するとの予想を伝えており、120Hzの可変リフレッシュレートに対応しPro Motionテクノロジーに対応した高機能ディスプレイになるとしていた。

Ross Young氏は、Appleの未発表製品に搭載されるディスプレイについて、サプライチェーンから入手した独占情報を伝える人物として有名。これまで複数の未発表製品に関する情報を提供しており、その的中率はそれなりに高いことで知られる。

おなじように、Appleが新たなディスプレイを開発していると伝えているのは米Bloombergの著名記者Mark Gurman氏。同氏は、AppleがAppleシリコンを搭載した複数の新型ディスプレイを開発していると報じているが、近いうちにこの予想を転換するタイミングがあるのかもしれない。

Appleのディスプレイの現行ラインナップは、Pro Display XDRと、Studio Displayの2機種。

Pro Display XDRは、プロフェッショナルなクリエイター向けの高精細ディスプレイ。画面サイズは32インチで、解像度は6,016 x 3,384ピクセルの6K。主に映像制作、グラフィックデザイン、写真編集、カラーグレーディング、VFX、CG制作などの分野で使用されることを想定した製品だ。業界標準の色空間をサポートし、最大1,600ニトの輝度、100万:1のコントラスト比を備えており、高精細で正確な色再現が可能、ユーザーは作品の細部まで緻密に確認することができる。

Thunderbolt 3を利用することで、1本のケーブルでデータ、ビデオ、オーディオおよび電力を伝送できる。作業スペースをすっきりと保ち、生産性を向上させることができる。

一方のStudio Displayは、ミドルクラスのユーザーからプロフェッショナルなクリエイターを支援する高精細ディスプレイ。画面サイズは27インチ、解像度は5,120×2,880ピクセルの5K。最大輝度は600ニト。広色域 (P3) やTrue Toneテクノロジーに対応する。詳細はレビューをご覧いただきたい。

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(画像:Apple)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

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