当メディアはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

「Adobe Lightroom Classic」 Apple Silicon搭載Macにネイティブ対応。iPad版 「Adobe Photoshop」 ではカスタムブラシが利用可能に

▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから!

6月8日、アドビは 「Adobe Creative Cloud」 製品に関する6月の最新アップデートを発表。「Adobe Lightroom Classic」 がApple Silicon搭載Macに対応したほか、iPad版 「Adobe Photoshop」 でカスタムブラシが利用できるようになるなど複数のアップデートが発表されている。

Lightroom ClassicがApple Siliconにネイティブ対応

写真編集ソフト 「Adobe Lightroom Classic」 がApple Siliconにネイティブ対応。M1チップを搭載したMacBook ProやMacBook Air、Mac mini、24インチiMacでの動作が最適化され、これまでよりも快適に編集できるようになった。

アドビが実施したベンチマークテストによると、M1チップ搭載Macでは、同じ構成のIntelプロセッサモデルに比べて平均80%以上も動作が高速化。また、新たにAdobe Lightroom Classicで利用できるようになったスーパー解像機能 (詳細は後述) では3倍以上、写真の一括編集は4倍以上高速化されていることが確認できたとのこと。

Lightroom/Lightroom Classicでスーパー解像度が利用可能に

2021年3月に 「Adobe Camera Raw」 で導入された 「スーパー解像度」 が 「Adobe Lightroom」 「Lightroom Classic」 にも搭載。人工知能によって写真の解像度を4倍に高め、実物に近い仕上がりを実現する。

同機能を使うことで、たとえば10MPの写真を40MPに変換したり、低解像度のカメラで撮影した古い写真を大きくプリントするためにサイズアップできる。

Lightroomでカスタム切り抜き機能が利用可能に

「Adobe Lightroom」 で、トリミングの際の縦横比を数値で指定できるように。

従来までは決まったアスペクト比でトリミングするか、手作業で縦横比を調整してトリミングするしか選択肢がなかったが、今回から縦横比を数値で指定できるようになり、よりトリミングが便利にできるようになった。

iPad版 「Photoshop」 でカスタムブラシをサポート

カスタムブラシを含め、デスクトップ版 「Photoshop」 で提供されている全てのブラシがiPad版 「Photoshop」 でも利用可能に。ブラシパネルの 「+」 アイコンをタップすることで、数百種類のブラシから好きなブラシを検索してダウンロードできる。


そのほか、6月の最新アップデート情報ではさまざまなソフトの新機能について案内されている。詳細についてはアドビの公式ブログを確認していただきたい。

ちなみに、Adobe IllustratorとAdobe InDesignについて、海外向けにはApple Silicon搭載Macへの対応が正式に発表されているが、アドビによると日本語にはまだ対応していないとのこと。対応が決まり次第、別途案内があるとのことだ。

▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから!

Adobe、Adobe Acrobat Reader、Adobe Flash Player、Adobe Illustrator、Adobe Photoshop、Adobe Reader X、Adobe Reader XI、Adobe Signは、Adobe Inc. (アドビ社) の米国およびその他の国・地域における商標または登録商標です。

(当サイトで使用している画像は、いずれも正しい形での引用を行うか、各権利者に許諾を得て掲載しています。)

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。