AirPodsに適応型オーディオ機能が今秋実装へ。ミュート機能なども追加実装予定
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現地時間6月5日、Appleは開発者向けイベント 「WWDC23」 の基調講演を実施。次期OSや新製品と同時に、AirPodsシリーズに対して新機能を今秋追加すると発表した。
AirPodsシリーズに複数の新機能が追加
AirPodsシリーズに追加される機能は、「適応型オーディオ機能 (Adaptive Audio)」 「会話感知」 「パーソナライズされた音量」 の3点に加えて、「自動切り替え機能」 「ミュート機能」 を足した合計5点。
▼ AirPodsシリーズに追加される機能
- 適応型オーディオ機能
- 会話感知
- パーソナライズされた音量
- 自動切り替え機能
- ミュート機能
適応型オーディオ機能は、機械学習機能を用い、ユーザーの周囲の状況にもとづいて外部音取り込みモードとアクティブノイズキャンセリングを動的に組み合わせた新しいリスニングモード。対応デバイスはAirPods Pro(第2世代)。
会話検知は、ユーザーが話しはじめたら、ノイズキャンセリングやイヤホンから流れる音量を抑えることで会話する相手の声を聞こえやすくする機能。対応デバイスはAirPods Pro(第2世代)。
さらに、「パーソナライズされた音量」 は、周囲の環境やユーザーの好みを把握し、都度自動調整してくれる音量機能。
「自動切り替え機能」 は、AirPodsの接続先をAppleデバイス間で素早く切り替えるというもの。Apple製デバイスとの接続時間が大幅に高速化し、より信頼性が高くなることで、たとえばiPhone上のお気に入りのポッドキャストからMac上での仕事の電話への切り替えがよりシームレスになるという。
最後の 「ミュート機能」 は、AirPodsの軸部分あるいはAirPods MaxのDigital Crownを押すことで、通話時において自分の声をミュート/ミュート解除できるというもの。対応デバイスはAirPods Pro(第1/第2世代)とAirPods (第3世代)、AirPods Max。
なお、AirPodsシリーズ向けファームウェアの最新ベータ版は、本日より開発者向けに提供が開始される。正式リリースは今秋を予定している。
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(画像:Apple)
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