AirPods Maxの異常なバッテリー減少が報告。1晩でバッテリー残量0%になることも

昨年12月に発売したApple初のオーバーイヤー型ワイヤレスヘッドホン 「AirPods Max」 に、バッテリー残量が異常に早く減ってしまう現象が起きることがあると複数のユーザーが報告している。

この問題に遭遇したユーザーたちからの報告によると、AirPods Maxを使用していないにもかかわらず、一晩置いておくだけでバッテリー残量が1%あるいは0%まで減ってしまうことがあるという。

AirPods Maxのバッテリー残量が異常に早く減る現象が発生中

AirPods Maxは、バッテリーの消費を抑えるための低電力モード、もしくは超低電力モードなる機能が用意されている。たとえばAirPods Maxをキャリングケースに収納すると低電力モードに入り、18時間経過で超低電力モードに移行する。

また、キャリングケースに収納しなかった場合においても、5分放置で低電力モードに移行。72時間経過でBluetoothや探す機能をオフにした “さらなる低電力モード” に移行する。

この仕組みによって、”本来であれば” ユーザーはAirPods Maxのバッテリー残量をあまり気にすることなく利用できるようになっている。しかし、たまにこれらの機能がうまく動作せず、どんどんバッテリー残量がなくなってしまい、朝になるとバッテリー残量がほとんどない状態になってしまうことがある。

すべてのユーザーが同問題に遭遇しているわけではないものの、遭遇する割合はそれなりに高いようだ。ちなみに筆者も同問題に遭遇することが多く、昨日の朝もバッテリー残量が1%になってしまっていた。

AppleTipsによれば、この現象は12月18日に配信されたファームウェアアップデートを適用してから発生するようになったという。この問題を報告するユーザーも同日付を境に発生するようになっていることから、その可能性はとても高そうだ。

ちなみにApple TVなど、Apple以外のデバイスと接続する機会が多い場合にバッテリー残量がよく減ると報告されているが、実際のところはそういったデバイスと接続していない状態でもバッテリー残量が大幅に減少することもある。特定の条件でこの現象が発生するということはないだろう。

このバッテリードレインを解決する根本的な方法は現時点では存在しないようだが、一度AirPods Maxを工場出荷状態に戻し、接続先を自動で切り替える機能を有効化させないことで、改善されることがあるのだとか。つまり、接続するデバイスを1台に限定し、使用するということだ。

AirPods Maxを工場出荷状態に戻す方法は、まずはAirPods MaxのLEDインジケーターがオレンジ色に点滅するまで約15秒間、Digital Crownとノイズコントロールボタンを押し続ける。オレンジ色に点滅したら、今度はLEDインジケーターが白に変わるまでDigital Crownとノイズコントロールボタンの両方を押し続けることで工場出荷状態に戻すことが可能だ。

自動切り替え機能をオフにする方法は、AirPods MaxとiPhoneを接続したあと、Bluetoothの設定からAirPods Maxを選び、「このiPhoneに接続」 の項目を選択。ここで「このiPhoneを前回接続していた場合」 という項目があるので、そちらを選ぼう。これでとりあえずバッテリーの異常減少は抑えられる可能性がある。

この問題はおそらく近く公開されると思われるファームウェアアップデートで修正されるものと予想されるので、根本的な解決はいまはファームウェアアップデートの配信を待つほかないだろう。もし異常なバッテリー減少に悩まされているようなら、上記方法を一度試してみていただきたい。

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[ via 9to5Mac ]

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

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