【5分でわかる】Apple Watch 全機種の性能・違い比較。Series 8|Ultra|SE、オススメはどれ?

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現地時間9月7日、Appleは新製品発表イベント 「Far out.」 を開催し、Apple Watchの新型モデル 「Apple Watch Ultra」 「Apple Watch Series 8」 「Apple Watch SE (第2世代)」 を発表。同日より予約受付を開始している。

これらの3モデルのうち、「Apple Watch Ultra」 はタフネス型ハイエンドモデル、「Apple Watch Series 8」 はスタンダードモデル、「Apple Watch SE (第2世代)」 はエントリーモデルという位置付けとなる。

当記事では、各モデルのスペックや仕様を比較してみた。各モデルの性能差がどれほどあるのか、自分の欲しいモデルに特定の機能が搭載されているかなど確認可能だ。これからApple Watchの購入を検討している方は、ぜひ参考にしていただきたい。

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現行販売モデル 「Series 8|Ultra|SE」 の各特徴

まずは、現在販売されているApple Watchシリーズの特徴をそれぞれ紹介していく。

  • Apple Watch SE (第2世代)
  • Apple Watch Series 8
  • Apple Watch Ultra

現在販売されているApple Watchは 「Apple Watch SE (第2世代)」 「Apple Watch Series 8」 「Apple Watch Ultra」 の3機種。このうち、「Apple Watch SE (第2世代)」 はエントリーモデル、「Apple Watch Series 8」 はスタンダードモデル、「Apple Watch Ultra」 はタフネス型ハイエンドモデルという位置付けとなる。

「Apple Watch SE (第2世代)」 は、2022年9月に発表・販売が開始されるエントリーモデル。搭載する機能を絞り、代わりに価格を抑えた。初代SEからデザインの変更はほぼなく、一部新機能が追加されたマイナーアップデートモデルとなっている。

「Apple Watch Series 8」 は、2022年9月に発表・販売が開始されるスタンダードモデル。先代の 「Apple Watch Series 7」 のデザインを踏襲し、内蔵プロセッサを最新にし、機能も拡張した。SEとデザインが似ているが、搭載されている機能に違いがあり、たとえば画面の常時点灯に対応するなど、上位モデルならではの機能が利用できる。

「Apple Watch Ultra」 は、主にアスリートに向けたタフネス型ハイエンドモデル。「Apple Watch Series 8」 に搭載された機能のすべてが利用でき、さらに耐久性能に優れるほか、同モデルのみ利用できる機能が搭載される。

基本的には安くApple Watchを購入したい場合は 「Apple Watch SE」 を、Apple Watchのスタンダードな機能を利用したい場合は 「Apple Watch Series 8」 を、耐久性能を持ったタフネス仕様のモデルが欲しい場合は 「Apple Watch Ultra」 を購入するのが良いだろう。

Apple公式サイトにおける販売価格は、「Apple Watch SE (第2世代)」 が37,800円~、「Apple Watch Series 8」 が59,800円~、「Apple Watch Ultra」 が124,800円~となっている (いずれも税込) 。

ケースサイズとバンド互換性

 

左からSeries 8/SE/Ultra

Apple Watchのケース(本体)の大きさは、各モデルごとに異なる。

「Apple Watch SE (第2世代)」 には、40mm/44mmの2種類がラインナップ。「Apple Watch Series 8」 は41mm/45mmの2種類、「Apple Watch Ultra」 は49mmのみのラインナップとなっている。ちなみにこの長さは、Apple Watchの縦幅を指したものになり、横幅はもう少し小さい数字となる。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE
サイズ 縦:49mm
横:44mm
厚さ:14.4mm
41mmモデル
縦:41mm

横:35mm

厚さ:10.7mm

45mmモデル

縦:45mm

横:38mm

厚さ:10.7mm

40mmモデル
縦:40mm

横:34mm

厚さ:10.7mm

44mmモデル
縦:44mm

横:38mm

厚さ:10.7mm

ケース重量 61.3g 41mmモデル
・アルミニウム:32.0g
・ステンレススチール:42.3g

45mmモデル
・アルミニウム:38.8g
・ステンレススチール:51.5g

40mmモデル
・GPS:26.4g
・GPS+Cellular:27.8g

44mmモデル
・GPS:32.9g
・GPS+Cellular:33.0g

個人差や好みの問題はあるものの、40mm〜42mmはどちらかというと女性や腕の細い男性向け、44mm〜49mmは男性向けなサイズ感となっている。

ちなみに筆者はこれまで40~45mmの大型ケースモデルを購入してきた。周囲からは 「大きいね」 とよく言われるものの、画面に表示される情報量が多いことから大型モデルを気に入って使っている。

当然ながら、重量は上位モデルになるにつれて重くなっていく。もっとも重いのがApple Watch Ultraの61.3gとなっている。数十グラム程度の差であるため、そこまで重要視する部分でもないかもしれないが、常に腕に着けて歩くデバイスであるので一応記載しておいた。

なお、バンドの互換性についてすこし触れておきたい。Apple Watchのバンドはケースサイズが異なっていても一部互換性があったりする。たとえば40mm用のApple Watchバンドは41mmモデルで使用することが可能。また、45mm用のバンドは、49mmの 「Apple Watch Ultra」 で使用できるなど。

互換性のあるバンド
38mm = 40mm = 41mm
42mm = 44mm = 45mm = 49mm
※ただし一部バンドは後方互換性がないものもあるため購入の際は各バンドの互換性を必ず確認を。

新たに購入する方はあまり深く考える必要はないかもしれないが、もし買い替え先で悩んでいるのなら、バンドの互換性があるモデルを購入するとこれまでに購入したバンドを使い回すことが可能だろう。

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ケースデザイン

「Apple Watch SE(第2世代)」 は、「Apple Watch Series 4」 をベースに開発された廉価モデル。角が丸くなった画面を搭載し、周囲のベゼルは狭いものの、上位モデルである 「Apple Watch Series 8」 「Apple Watch Ultra」 に比べるとベゼル幅はやや厚め。ケース素材はアルミニウムのみの展開。

「Apple Watch Series 8」 は、先代の 「Apple Watch Series 7」 の基本デザインを踏襲したモデル。丸みのある画面を搭載するが、「Apple Watch SE(第2世代)」 よりもややベゼルは薄く、画面いっぱいに文字盤などを表示できる。ケース素材はアルミニウムとステンレススチールの2種類がラインナップ。ステンレススチールは光沢感の高い素材で、高級感に溢れる人気のケースだ。

「Apple Watch Ultra」 は、まったく新しいデザインを採用したタフネスモデル。従来の 「Apple Watch Series 7」 のデザインとやや似ている部分もあるが、変更点としてケースサイズが49mmとなること、画面がラウンド(曲面)タイプからフラット(平面)タイプになることなどの変化があった。

さらに、見た目の変化として最も分かりやすいのが、Digital Crownとサイドボタンを覆うように本体側面が盛り上がっている上に、Digital Crownも大型化が図られており、手袋などを装着した状態でも回転させやすくなっている。

本体左に新たに搭載されたアクションボタンは、各種ショートカットボタンとしてユーザーが好きな機能をあてがい、いつでもワンプッシュで起動させることが可能だ。ケース素材はチタニウム、軽いが腐食や衝撃に強い合金だ。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE (第2世代)
ケース素材 ・チタニウム ・アルミニウム
・ステンレススチール
・アルミニウム

ちなみに耐久性という観点では、アルミニウムが最も弱く、次点でステンレススチール、最も強いのがチタニウムということになるだろう。

耐久性能|防水防塵性能

耐久性については、筐体素材の強度の関係で 「アルミニウム<ステンレススチール<チタニウム」 になることは前述したとおり。つまり最も耐久に優れるのは 「Apple Watch Ultra」 ということになる。

筐体素材の強度:アルミニウム<ステンレススチール<チタニウム

「Apple Watch Ultra」 にはそのほかにも、-20℃〜55℃の環境でも動作が可能な仕様になっており、雪山や砂漠など極所でも駆動するタフネスさを持ち合わせる。

「Apple Watch Ultra」 は耐水性能も高い。これまでのApple Watchが50m耐水だったのに対して、「Apple Watch Ultra」 は100m耐水まで対応しており、最大水深40mまでのスキューバダイビングに対応するとのこと。

防塵性能はIP6X相当となっており、ビーチや砂漠といった細かい粒子が吹き荒れる場所でも安心して使用することができる。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE (第2世代)
防水
(最大50メートル)

(最大50メートル)

(最大50メートル)
防塵 IP6X等級 IP6X等級

Apple Watchのディスプレイのカバーガラスは、アルミニウムモデルにはIon-Xガラス、ステンレススチールとチタニウムモデルにはサファイアクリスタルモデルが搭載されている。

どちらも強度はそれなりに高く傷はつきづらいものの、より強度に優れるのはサファイアクリスタルの方で、Ion-Xは金属棚やブロック塀など硬いものにぶつけた時に、欠けたり、傷が入ってしまうこともある。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE (第2世代)
ディスプレイ サファイアクリスタルディスプレイ

アルミニウム
Ion-Xガラスディスプレイ

ステンレススチール
サファイアクリスタルディスプレイ

Ion-Xガラスディスプレイ

長く使うものであるため、個人的にはサファイアクリスタルを搭載したステンレススチールあるはチタニウムを使用した製品を購入することをオススメしたい。サファイアクリスタルを搭載しているのは、Apple Watch Series 8のステンレススチールモデル、そしてチタニウムケースを使用するApple Watch Ultraのみだ。

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画面サイズ|画面性能

現行ラインナップの中で、もっとも画面サイズが大きいのが 「Apple Watch Ultra」 で、次が 「Apple Watch Series 8」の45mmモデル 、続いて 「Apple Watch SE (第2世代)」 の44mmモデル、「Apple Watch Series 8」 の41mmモデル、もっとも小さいのが 「Apple Watch SE (第2世代)」 の41mmモデルとなっている。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE (第2世代)
解像度 
410×502ピクセル 41mmモデル
352×430ピクセル

45mmモデル
396×484ピクセル

40mmモデル
324×394ピクセル

44mmモデル
368×448ピクセル

表示領域 1164平方ミリメートル 41mmモデル
904平方ミリメートル

45mmモデル
1143平方ミリメートル

40mmモデル
759平方ミリメートル

44mmモデル
977平方ミリメートル

画面サイズの違いは、ケースサイズではなく画面の表示領域を見れば一目瞭然。たとえばApple Watch Ultraが1164平方ミリメートルなのに対し、Apple Watch Series 8の45mmモデルが1143平方ミリメートル。Apple Watch Ultraの方がわずかに表示領域が広いことがわかる。

左からSeries 8/SE/Ultra

昨今のApple Watchシリーズは画面のベゼル(黒色の部分)がかなり狭くなっているが、それでもApple Watch SE (第2世代) とApple Watch Series 8の45mmモデルを比べると表示領域の違いが感じられる。

もし小さめのApple Watchが欲しいが、画面の表示量はできるだけ多くしたいというなら、Apple Watch SEの40mmモデルを選ぶよりもApple Watch Series 8の41mmモデルを選ぶことがオススメだ。

また、現行ラインナップでは 「Apple Watch Ultra」 と 「Apple Watch Series 8」 は画面の常時表示に対応している。Apple Watchを見ていないときも画面が完全に消えてしまわないため、わざわざ腕を上げずとも時刻などの情報を確認できる。アナログ時計のような使い方をすることを想定しているなら、これらのモデルを選ぶようにしよう。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE (第2世代)
常時点灯 ×
画面の明るさ 最大2000ニト 最大1000ニト 最大1000ニト

画面の明るさは、Apple Watch Series 8とApple Watch SE (第2世代) はどちらも最大1,000ニトだが、「Apple Watch Ultra」 は最大2,000ニトと2倍の明るさを実現している。

これまで最大輝度が1,000ニトのApple Watchを使ってきた筆者からすれば、ダイビングや天気の悪い山頂など過酷な環境で使用する訳でないなら、最大1,000ニトでも十分に画面を見ることはできる。もちろん明るい方が屋外では画面が見やすいものの、最大輝度に関してはそこまで深く考えなくても大丈夫だ。

Apple Watchのディスプレイを守るカバーガラスは、Apple Watch Series 8やApple Watch SE (第2世代) のアルミニウムケースモデルがIon-Xガラスを採用しているのに対し、Apple Watch Series 8のステンレススチールケースモデルや、チタニウムを採用したApple Watch Ultraにはサファイアクリスタルが採用されている。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE (第2世代)
カバーガラス サファイアクリスタルガラス サファイアクリスタルガラス Ion-Xガラス

どちらも強度はそれなりに高く傷はつきづらいものの、より強度に優れるのはサファイアクリスタルの方で、Ion-Xガラスは金属棚やブロック塀など硬いものにぶつけたときに欠けたり、傷が入ってしまうこともある。長く使うものであるため、個人的にはサファイアクリスタルを搭載したモデルを購入することをオススメしたい。

内蔵チップ

「Apple Watch SE (第2世代)」 「Apple Watch Series 8」 「Apple Watch Ultra」 に搭載されたSiP (プロセッサ) は、いずれも最新のS8チップ (デュアルコア構成) となっている。S8チップの性能は先代のS7チップと同等。S7チップはさらに先代のS6チップと同程度の性能であることから、「Apple Watch Series 6」 から処理性能自体は変わっていないことになる。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE (第2世代)
内蔵SiP S8 S8 S8

もちろん、今年の新型モデルを横一線で見たときは処理性能は同じとなるため、端末選びにおいて処理性能はあまり深く考える必要はないはずだ。

ちなみに、最近のApple WatchにはU1チップ(超広帯域)が搭載されていて、ユーザーが車や家などに近づいたことを感知し、ドアを解錠することも可能。ただし、これらの機能を利用するには対応機器が必要になり、まだ利用できる機会はほとんどないため、現状では必須なものとは言えないだろう。

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ヘルスケア機能

Apple Watchは、日々の健康管理のためのデバイスとして欠かせない存在となってきている。Apple Watchが計測できるのは心拍数や血中酸素濃度だけでなく、「Apple Watch Series 8」 から新たに皮膚温を計測できるようになるなど、更なる進化を遂げている。

各モデルが対応する機能は以下のとおり。

不規則な心拍の通知

Apple Watchは、不整脈に最も多い心房細動(AFib)の兆候を知らせる「不規則な心拍の通知」機能に対応する。対応するのは、「Apple Watch SE (第2世代)」 「Apple Watch Series 8」 「Apple Watch Ultra」 の3機種すべて。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE (第2世代)
不規則な心拍通知

同機能は、最低65分以上の時間をかけて5回の心拍リズムのチェックを行い、不規則な心拍リズムが検出されるとユーザーに通知。心房細動は、治療をせずに放置すると脳卒中につながるおそれがある。

心電図計測

「Apple Watch Series 8」および 「Apple Watch Ultra」には、電気心拍センサーが搭載されており、任意のタイミングで心電図を計測できる。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE (第2世代)
心電図計測 ×

心電図の計測は、Apple Watchに搭載されたDigital Crownの上に指を乗せて待機するだけ。30秒の計測後に結果が表示される。計測した心電図データはiPhoneのヘルスケアアプリに記録され、医師にデータとして提供することも可能だ。

血中酸素濃度測定機能

Apple Watchは装着者の血液中に溶け込んでいる酸素量を計測する 「血中酸素濃度」 機能に対応する。対応デバイスは、「Apple Watch Series 8」「Apple Watch Ultra」 だけ、「Apple Watch SE(第2世代)」 では利用できない。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE (第2世代)
血中酸素濃度測定 ×

あくまでフィットネスとウェルネスを目的とした機能として提供されているが、血中酸素濃度を測定できるパルスオキシメーターの補助機器として使用することも可能。測定値の値はやや計測ごとにズレがあることから医療用としては難しいが、自身の健康管理のため、あるいは運動後や就寝時に血中酸素濃度がどう変動しているのかをチェックするのには役立つだろう。

皮膚温センサー (排卵を推定する周期記録)

Apple Watchの新機能として発表された皮膚温センサー。手首の温度を5秒置きに計測することで、体調の変化や排卵の周期を記録できる。生理周期の予測のほか、妊活にも使用できるだろう。対応デバイスは 「Apple Watch Series 8」「Apple Watch Ultra」 のみ。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE (第2世代)
皮膚温センサー ×

転倒検出機能

転倒した際に、自動で救急に通報してくれる転倒検出機能。「Apple Watch SE (第2世代)」 「Apple Watch Series 8」 「Apple Watch Ultra」 の3機種すべてが対応する。突然の発作や脳卒中などで倒れたときはもちろん、足腰が弱い方が誤って転倒してしまったときなどに誰も助けられない状態を防ぐことができる。おじいちゃんやおばあちゃんにプレゼントすることで万が一を未然に防ぐことができるかもしれない。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE (第2世代)
転倒検出機能

衝突事故検出

Apple Watchの新機能として発表された 「衝突事故検出」 。内蔵された高重力加速度センサー(最大256G)、ハイダイナミックレンジジャイロスコープによって、自動車事故を検知することが可能。検知した際に10秒のカウントダウンがはじまり、自動的に緊急通報を行なってくれる。対応するのは、「Apple Watch SE (第2世代)」 「Apple Watch Series 8」 「Apple Watch Ultra」 の3機種すべて。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE (第2世代)
衝突事故検出

 


注意しなくてはいけないのは、エントリーモデルである 「Apple Watch SE(第2世代)」 のみ対応しない機能が一部あるということ。これらの機能を使いたい場合は上位モデルを購入する必要がある。

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バッテリー持ち|充電

Apple Watchのバッテリー持ちは徐々に改良されてきているが、最も長時間駆動できるのはタフネスさを売りとする 「Apple Watch Ultra」 。なんとシリーズ史上最長となる最大36時間、さらに今秋に提供される低電力機能を使用することで最大60時間までバッテリー駆動時間を伸ばすことができるようになるという。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE (第2世代)
バッテリー 最大36時間
最大18時間(LTE接続時)
最大18時間 最大18時間

一方の 「Apple Watch SE(第2世代)」 と 「Apple Watch Series 8」 については18時間の駆動に留まる。毎日充電する癖さえつけてしまえば決して面倒には感じなくなるが、とはいえ 「Apple Watch Ultra」 の最大36時間という数字を見たあとだとやや見劣りするのも事実だろう。というわけで、より長時間駆動できるバッテリーが欲しい方、毎日の充電が面倒という方は 「Apple Watch Ultra」 を購入するのが良さそうだ。

ちなみに 「Apple Watch Ultra」 と 「Apple Watch Series 8」 は高速充電に対応しており、短い時間でバッテリー残量を回復させられる。

Apple Watchは本体に充電端子は存在せず、ワイヤレスで充電する形式が採用されている。充電規格はQi規格などの一般的なワイヤレス充電規格ではなく、Apple Watch固有の規格となるため、付属するケーブルや専用の充電器を使用する必要がある。

通信方式

Apple WatchにはGPSモデルとGPS + Cellularモデルの2種類が用意されていて、GPS + Cellularモデルのみモバイル通信に対応し、iPhoneがなくてもApple Watch単体で通信できる。

Cellular通信をするには、各キャリアとの契約が必要。NTTドコモでは 「ワンナンバーサービス」 、au (KDDI) では 「ナンバーシェア」 、ソフトバンクでは「Apple Watchモバイル通信サービス」 という名称で展開されている。

Apple WatchはWi-Fi通信にも対応する。対応するWi-Fi規格はいずれのモデルも802.11b/g/nで、2.4GHz/5GHz帯の両方をサポートする。

iPhoneやワイヤレスイヤホンとの通信に利用するBluetoothは、Apple Watch Series 8とApple Watch SE(第2世代)が 「Bluetooth 5.0」 、Apple Watch Ultraのみ 「Bluetooth 5.3」 に対応する。

国際ローミング

また、今年の新型モデルでは国際ローミングがApple Watch単体で使用できるようになっている。「Apple Watch SE (第2世代)」 「Apple Watch Series 8」 「Apple Watch Ultra」 の3機種どれでも利用することが可能だ。Apple Watch向けの国際ローミングを提供する会社は世界中で30超、日本国内ではソフトバンクから提供予定となっている。

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Apple Watch Ultraのみの機能

Apple Watchシリーズの最上位モデルである 「Apple Watch Ultra」 には、同モデルにしか搭載されていない機能がいくつかある。

ショートカットとして機能するアクションボタン

もっとも特徴的なのが左側面に用意されたアクションボタン。ユーザーが自由に操作をカスタマイズすることができるボタンで、ワークアウトなどを登録しておけばワンプッシュで即座にワークアウトの切り替えが可能。複数の運動を切り替えながら行うトライアスロンの選手などにオススメだ。

高層ビルや森林に囲まれても正確なGPS

GPSは高精度2周波GPSを採用。都会の高層ビル群の中で開催されるマラソン大会などに参加しても、正確な位置情報を記録することができる。

強風でもクリアに音を届ける3マイク

通話に使用するマイクは、ビームフォーミングを備えた3アレイマイクが搭載。山岳地帯など風の強い場所で仲間と連絡を取るときにクリアな音声で通話可能だ。

大音量で救助を求めるサイレン機能

もし山登りなどの途中で怪我をして動けなくなってしまったときには、サイレン機能が役に立つ。独特な音響で最大180メートル先まで音を響かせることができ、同じく山登りに来ている人に救助を求めることができる。

水深40mまで耐えられる耐水性能

AppleがHuish Outdoorsと共同開発した 「Oceanic+」 アプリを 「Apple Watch Ultra」 で利用すれば、水深40メートルまでのスキューバダイビングに対応する。また、純正の 「水深」 アプリでは、時刻や現在の水深、水温、水中の時間、最大水深などを一目で確認可能だ。

カラーラインナップ

Apple Watch SE (第2世代)

Apple Watch Series 8(アルミニウム)

カラーラインナップは、Apple Watch SE (第2世代) のアルミニウムケースがミッドナイト・スターライト・シルバーの3色で、Apple Watch Series 8のアルミニウムケースがミッドナイト・スターライト・シルバー・(PRODUCT)REDの4色。

Apple Watch Series 8(ステンレススチールケース)

Apple Watch Series 8のステンレススチールケースはグラファイト(PVD)・シルバー・ゴールド(PVD)の3色で、Apple Watch Hermèsのステンレススチールケースはシルバー・スペースブラック(DLC)の2色から選択可能だ。

Apple Watch Ultraのカラーはナチュラルチタニウム1色となっている。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE (第2世代)
ラインナップ ナチュラルチタニウム

アルミニウム
・ミッドナイト
・スターライト
・シルバー
・(PRODUCT)RED


ステンレススチール

・グラファイト(PVD)
・シルバー
・ゴールド(PVD)

Hermès
ステンレススチール

・シルバー

・スペースブラック(DLC)

アルミニウム
・ミッドナイト
・スターライト

・シルバー
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価格

Apple Watchの各モデルの価格は以下のとおり。

  Apple Watch Ultra Apple Watch Series 8 Apple Watch SE (第2世代)
価格(税込) 124,800円 41mmモデル
アルミニウム(GPS):59,800円〜
アルミニウム(GPS+Cellular):74,800円〜
ステンレススチール:104,800円〜

45mmモデル
アルミニウム(GPS):64,800円〜
アルミニウム(GPS+Cellular):79,800円〜
ステンレススチール:112,800円〜

40mmモデル
アルミニウム(GPS):37,800円〜
アルミニウム(GPS+Cellular):45,800円〜

44mmモデル
アルミニウム(GPS):42,800円〜
アルミニウム(GPS+Cellular):50,800円〜

価格はApple Watch Ultraがもっとも高い124,800円、Apple Watch Series 8の45mmモデルが64,800円〜、41mmモデルが59,800円〜、Apple Watch SE(第2世代)は44mmモデルが42,800円〜、41mmモデルが37,800円〜となっている。

Apple Watch Ultraは1モデルのみの販売となっているが、その他のモデルはケースの素材のほか、組み合わせるバンドによって価格が変わるため、用意した予算と自分の希望にあった組み合わせを選んでいただきたい。好みのモデルとバンドを組み合わせて購入したいなら、Apple公式サイトの 「Apple Watch Studio」 が便利だ。

まとめ:Apple Watch Ultraはどんなユーザーのためのデバイス?

今回新たに発売する3つの新型Apple Watchは、近年稀に見るとてもわかりやすいラインナップになっている。

エントリーモデルの 「Apple Watch SE(第2世代)」 は、コストを抑えつつ最低限必要な機能を網羅した必要十分なモデル。スマートウォッチにあまりお金をかけたくないユーザーや、お子さんや両親の健康管理のために最適なモデルだろう。また、まだ一度も
Apple Watchをつけたことのないユーザーのデビュー機としても最適なはずだ。

「Apple Watch Series 8」 は、先代モデルにちょっと新機能を載せたマイナーアップデートモデル。すでに「Apple Watch Series 7」 を持っている人は買い換える必要はないが、「Apple Watch Series 6」 以前のモデルを持っている方であれば買い換えても良さそうなモデルかなと筆者は感じている。正統派Apple Watchを持ちたい方にオススメだ。

そして最も注目が集まるであろう 「Apple Watch Ultra」。まさかのタフネスモデル登場ということで大きな話題となっているが、実際にさまざま機能をチェックしていくと一般ユーザーには不要な機能も多いため、「Apple Watch Ultra」 の特定の機能に魅力を感じる方でなければ下位モデルを選択しても良いのではないかと思う。

しかし、発表されてから筆者のフォロワーさんのなかにはダイビングで使いたいやロッククライミングで使いたいといった声がチラホラ寄せられたことから確実にニーズはある印象で、これまでカバーしてこなかったタフネスジャンルをうまく開拓できるのではないかと期待もしているところ。

バッテリー持ちも最大36時間(低電力機能を使用で60時間!)と長時間駆動にも対応するため、日々のバッテリー充電の頻度を少なくしたい人はちょっと予算をプラスして 「Apple Watch Ultra」を導入してみてはどうだろうか。

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(画像:Apple)

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(当サイトで使用している画像は、いずれも正しい形での引用を行うか、各権利者に許諾を得て掲載しています。)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。