新旧iMacの性能・違いを比較。Intel搭載モデルから24インチiMacへの買い替えはあり?
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Appleは現地時間10月30日、新製品発表イベント 「Scary fast.」 でM3チップを搭載した新型 「24インチiMac」 を発表した。
24インチiMacは2021年にM1チップ搭載モデルが登場してからしばらく新型モデルが登場しておらず、M2チップをスキップしてM3チップ搭載モデルが登場した。
現時点で販売されているAppleのディスプレイ一体型Macは24インチiMacのみだが、まだIntelプロセッサ時代の27インチiMacや21.5インチiMacを使っていて、いよいよ買い替えを検討している人もいるかもしれない。
- iMac 21.5インチ(非Retina, 2017)
- iMac 27インチ(5K, 2020)
- iMac 24インチ(4.5K, M3)
果たして、各モデルの性能差は一体どのくらいあるのだろうか。当記事では、最後まで販売されていたIntelプロセッサ搭載iMacである27インチモデルと21.5インチモデル (非Retina) を、今回発表された新型24インチiMacと比較してみた。
デザイン・サイズ
まずは本体デザインについて。
今回発表された新型24インチiMacは、これまで約10年間つづいてきたお馴染みのデザインに終止符を打ち、ポップな印象をうける次世代デザインへと変貌した。

左:27インチiMac/右:24インチiMac
左:24インチiMac / 右:従来モデル
iMacといえば丸みを帯びたアルミニウムボディに太い顎とベゼルが特徴的だったが、M1チップ内蔵のiMacは従来と同じく画面とスタンドで構成されてはいるものの、カクカクかつ薄くペラペラ。
本体の厚みは11.5ミリで、保護ケースを装着したiPhone程度の厚みとなり、以前のようなドドンとそびえる存在感はかなりなくなった。
“顎” の部分は引き続き存在するものの、画面周囲のベゼルは狭くなり、スタンドも以前に比べてスッキリな印象に。
左:24インチiMac/右:従来モデル
背面にはAppleのロゴマーク。従来デザインに比べてかなり大きくなった印象だが、残念ながら鏡面仕上げでは無くなってしまった。
iMac 21.5インチ (非Retina, 2017) |
iMac 27インチ (5K, 2020) |
iMac 24インチ (4.5K, M3) |
|
---|---|---|---|
高さ | 45.0cm | 51.6cm | 46.1cm |
幅 | 52.8cm | 65.0cm | 54.7cm |
奥行き | 17.5cm | 20.3cm | 14.7cm |
重量 | 5.44g | 8.92g | 2ポート:4.43g 4ポート:4.48g |
本体サイズは幅54.7 × 高さ46.1 × 奥行14.7cm。従来製品と比較すると、iMac 27インチ(5K, 2020)が幅65.0 × 高さ51.6 × 奥行20.3cm、iMac 21.5インチ(非Retina, 2017)が幅52.8 × 高さ45.0 × 奥行17.5cm。画面サイズが24インチであることを考慮したら、見た目どおりコンパクトになった印象だ。
本体重量は4.46kg〜。iMac 27インチ(5K, 2020)が8.92kg、iMac 21.5インチ(非Retina, 2017)が5.66kgだったため、かなり軽くなったことがお分かりいただけるだろう。
電源ケーブルの接続場所は背面下部。スタンドに空いた穴から電源ケーブルを通す仕様は以前と変わらずだが、通すケーブルは編み込みで耐久性の強いものに変更されている。
電源ケーブルはMagSafe風のマグネット式で装着する。マグネット式の電源ケーブルはそれなりに強い力をかけないと抜けない仕様で、簡単に抜けることはないので安心していただきたい。
iMac 21.5インチ (非Retina, 2017) |
iMac 27インチ (5K, 2020) |
iMac 24インチ (4.5K, M3, 2ポート) |
iMac 24インチ (4.5K, M3, 4ポート) |
|
---|---|---|---|---|
搭載ポート | ・Thunderbolt 3 (USB-C) ×2 ・USB-A ×4 ・ギガビットEthernet ・SDXCカードスロット |
・Thunderbolt 3 (USB-C) ×2 ・USB-A ×4 ・ギガビットEthernetまたは10Gb Ethernet ・SDXCカードスロット(UHS-II) |
・Thunderbolt/USB 4ポート ×2 ・ギガビットEthernet(オプション) |
・Thunderbolt/USB 4ポート ×2 ・USB 3ポート ×2 ・ギガビットEthernet |
背面に搭載されるUSB-Cポートは、内蔵されるGPUコアの数によって異なる。8コアGPUモデルにはThunderbolt/USB 4ポートが2つのみ搭載され、10コアGPUモデルには2つのThunderbolt/USB 4ポートと2つのUSB 3ポートが搭載される。
ちなみにイーサネットポート(LANポート)が無くなっていることに気がついた人もいるかもしれないが、24インチiMacはLANポートが搭載されていないモデルと、電源アダプタに用意されているモデルの2種類が存在する。
M3チップのGPUコアが8コアのモデルはLANポートレスで、10コアモデルは電源アダプタにLANポートが搭載されたものが同梱される。
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Magic KeyboardとTouch ID
24インチiMacは、本体カラーに合ったMagic KeyboardとMagic Mouse、Magic Trackpadが用意されるように。
それぞれの仕様はほとんど変わりないものの、Magic Keyboardについては現行モデルよりも丸みを帯びたほか、Spotlight、おやすみモード、絵文字、ディクテーション(聞き取り)ボタンが新たに搭載される。
さらに10コアGPUモデル(4ポート搭載モデル)に付属するMagic Keyboardには右上にTouch IDが搭載され、指を置くことで画面のロック解除などが可能に。iMacユーザーにとって待望の変更点とも言えるだろう。
ちなみにこのTouch ID搭載Magic Keyboardは購入時のオプションでもゲットすることができるため、10コアGPUモデルの購入は決して必須ではない。
画面
iMacの各モデルのディスプレイ仕様は、以下の表のとおり。
iMac 21.5インチ (非Retina, 2017) |
iMac 27インチ (5K, 2020) |
iMac 24インチ (4.5K, M3) |
|
---|---|---|---|
画面 | ・21.5インチ(非Retina) ・1,920×1,280ピクセル ・最大輝度320ニト ・標準色(sRGB) |
・27インチ(5K) ・(オプション:Nano-textureガラス) ・5,120×2,880ピクセル ・最大輝度500ニト ・広色域(P3) ・True Toneテクノロジー |
・24インチ(4.5K) ・4,480×2,520ピクセル ・最大輝度500ニト ・広色域(P3) ・True Toneテクノロジー |
画面の大きさ順に並べると、27インチiMac(5K, 2020)、24インチiMac(4.5K, M3)、21.5インチiMac(非Retina)の順になる。
解像度は画面サイズが大きくなればなるほど高くなっていく。5Kモデルが5,120 × 2,880ピクセル、4.5Kモデルが4,480 × 2,520ピクセル、非Retinaモデルが1,920 × 1,280ピクセルだ。
5Kモデルと4.5Kモデルでは解像度の数値が異なるものの、そもそもの画面の大きさが異なることから、画面の緻密さではほとんど違いは感じられなかった。元々筆者は27インチiMacを使っていて、24インチiMacに移行してからは画面の小ささが気になっていたが、1年以上使い続けたところあまり違和感は感じなくなり、問題なく作業できている。
今後、AppleがiMacの大型モデルを登場させるとの噂もあるが、現時点での情報では登場は2024年以降になりそうだ。
iMac 21.5インチ (非Retina, 2017) |
iMac 27インチ (5K Retina, 2020) |
iMac 24インチ (4.5K Retina, M3, 2023) |
|
---|---|---|---|
画面 | ・21.5インチ(非Retina) ・1,920×1,280ピクセル ・最大輝度320ニト ・標準色(sRGB) |
・27インチ(5K) ・(オプション:Nano-textureガラス) ・5,120×2,880ピクセル ・最大輝度500ニト ・広色域(P3) ・True Toneテクノロジー |
・24インチ(4.5K) ・4,480×2,520ピクセル ・最大輝度500ニト ・広色域(P3) ・True Toneテクノロジー |
画面の質は、iMac 27インチ(5K, 2020)モデルとiMac 24インチ(4.5K, M1)モデルはどちらも同じくらいの高性能を実現している。最大輝度は500ニトで、広色域(P3)とTrue Toneテクノロジーに対応する。
True Toneテクノロジーとは
周辺の光に合わせてディスプレイの色や明度を調節することで、画像などをより自然な色味で映し出す機能。
また、非Retinaモデルは画面の質も低く、24インチiMac (4.5K, M3) の画面性能には遠く及ばない。画面の性能は作業のしやすさに直結するため、現時点で21.5インチ非Retinaモデルを使っているなら、そろそろ24インチiMacへの乗り換えを検討してみてはどうだろうか。
プロセッサ
24インチiMacには、最新のMacBook Proにも搭載されるM3チップが内蔵されている。
M3チップは4つの高性能コアと4つの高効率コアで構成された8コアCPU。Appleによると、M1チップを搭載した24インチiMacに比べてパフォーマンスは最大2倍高速になっており、Intelプロセッサ搭載の21.5インチiMacからは最大4倍、27インチiMacからは最大2.5倍高速になっているとのこと。
まだ実機には触ることができていない状態だが、24インチiMacはM1チップ搭載モデルの時点でIntelプロセッサ搭載モデルよりも処理性能が高く、大きな話題になったことから、M3チップ搭載モデルもかなり高性能に仕上がっているものと思われる。
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グラフィック
CPU性能は十分そうということはお分かりいただけたと思うが、おそらく多くのユーザーが気になっているのがグラフィック能力ではないだろうか。
24インチiMacには8コアもしくは10コアGPUが内蔵されたM3チップを搭載することができる。
まだ発売前ということで詳細なベンチマークは出ていないものの、参考として24インチiMacのM1チップ搭載モデルで写真編集や動画編集作業をすると、4K以上の高い解像度の映像をガッツリと編集する際には力不足を感じることがある。
M3チップの10コアGPUモデルを選ぶことでもっと快適に使える可能性はあるが、あくまでM3チップはM3/M3 Pro/M3 MaxのM3ファミリーの中ではエントリーモデルの立ち位置のチップ。
より高いグラフィック性能を求めるならM3 Pro以上のチップを搭載できる上位モデルの登場を待つか、もしくはチップ自体は最新のM3シリーズではなくなるものの、M2 Proチップ搭載のMac mini (16コアGPU) や、M2 Max/M2 Ultraチップ搭載のMac Studio (30〜60コアGPU) を選ぶのもアリだ。
メモリ
iMacの各モデルのメモリ容量は以下の表のとおり。
iMac 21.5インチ (非Retina, 2017) |
iMac 27インチ (5K, 2020) |
iMac 24インチ (4.5K, M3) |
|
---|---|---|---|
メモリ | ・8GB ・16GB |
・8GB ・16GB ・32GB ・64GB ・128GB |
・8GB ・16GB ・24GB |
メモリ自力交換 | × | ◯ | × |
21.5インチ(非Retina)モデルは8GB/16GB、27インチ(5K, 2020)モデルは8GB/16GB/32GB/64GB/128GBを選ぶことができたが、24インチiMacは8GB/16GB/24GBが選択可能だ。
メモリはよく机の広さに例えられる。メモリの容量が多くなることで作業スペースが広くなり作業効率が高まるが、これはPCにおいても同じことが言える。
複数のアプリを開きっぱなしにする機会の多いMacの場合は、iPhoneやiPadと違ってメモリの消費量が多くなりがちなため、メモリ容量はなるべく多いものを搭載するべきだろう。
iMac 24インチ(4.5K, M3)モデルには、21.5インチモデルや27インチモデルとは違って 「ユニファイドメモリアーキテクチャ (UMA)」 が導入されている。
このUMAの導入により、メモリのパフォーマンスが大幅に向上していて、メモリの転送速度が向上しただけでなくメモリ消費量自体も抑えられている。
実際、M1チップを搭載した24インチiMacでは一般的な作業をするなら8GBでも十分だった。ただし、購入後のメモリ増設が自力ではできないため、もし心配ならオプションで16GBもしくは24GBに容量を増やしておけば、大抵の作業はこなすことができるだろう。
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内蔵ストレージ
24インチiMacは、256GBのSSDが標準搭載されている。もし256GBで足りなさそうなら、CTOオプションで最大2TBまで容量を増やすことができる。
iMac 21.5インチ (非Retina, 2017) |
iMac 27インチ (5K, 2020) |
iMac 24インチ (4.5K, M1) |
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---|---|---|---|
ストレージ | ・256GB SSD ・1TB Fusion Drive |
・256GB SSD ・512GB SSD ・1TB SSD ・2TB SSD ・4TB SSD ・8TB SSD |
・256GB SSD ・512GB SSD ・1TB SSD ・2TB SSD |
筆者はクラウドストレージを多用することから、基本的にiMacのストレージ容量は普段は256GBで十分なのだが、忙しさにかまけてデスクトップに取材先で撮影した写真データ (RAWファイル) などを放置してしまうと、あっという間にストレージが埋まってしまう。
256GB→512GBの増量には28,000円(税込)のオプション金額がかかってくる。512GBもあれば安心はできるだろうが、約3万円と高額な金額を予算に上乗せする必要があるため、増量するかしないかはしっかりと検討を。
オーディオ性能
iMacから直接音を流して音楽や映画を楽しむのであれば、スピーカーの性能は重要な要素のひとつだろう。
21.5インチモデル、27インチモデル、24インチモデルのうち、もっとも優れたスピーカーを持っているのは24インチモデル。
iMac 21.5インチ (非Retina, 2017) |
iMac 27インチ (5K, 2020) |
iMac 24インチ (4.5K, M3) |
|
---|---|---|---|
オーディオ | ・ステレオスピーカー ・マイクロフォン ・3.5mmオーディオジャック |
・ステレオスピーカー ・スタジオ品質の3マイクアレイ ・3.5mmオーディオジャック |
・フォースキャンセリングウーファーを備えた原音に忠実な6スピーカーシステム ・ワイドなステレオサウンド ・空間オーディオ対応 ・高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つスタジオ品質の3マイクアレイ ・3.5mmオーディオジャック |
フォースキャンセリングウーファーを備えた原音に忠実な6スピーカーシステムや、ワイドなステレオサウンド、ドルビーアトモスでのビデオ再生時に空間オーディオに対応するなど、他2モデルに搭載されている通常のステレオスピーカーよりも高品質な音を楽しむことができる。
また、マイクについても24インチモデルはもっとも高性能。高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つスタジオ品質の3マイクアレイにより、Web会議などで雑音の少ないクリアな音声を相手に届けることが可能だ。
ネットワーク
iMacが対応するネットワークは以下のとおり。ポイントは最新のWi-Fi規格である 「Wi-Fi 6E」 に対応するかどうか。
iMac 21.5インチ (非Retina, 2017) |
iMac 27インチ (5K, 2020) |
iMac 24インチ (4.5K, M1) |
|
---|---|---|---|
ネットワーク | ・802.11ac Wi-Fi ・Bluetooth 4.2 |
・802.11ac Wi-Fi ・Bluetooth 5.0 |
・802.11ax Wi-Fi 6E ・Bluetooth 5.3 |
上記表を見ればお分かりいただけると思うのだが、Wi-Fi 6Eに対応するiMacはiMac 24インチのみ。そのほかは前世代のWi-Fi 5の対応となる。
Wi-Fi 6EはWi-Fi 5に比べて通信速度が速く、動画配信サービスやオンラインゲームが快適に楽しめるほか、同時接続数が多くなっても安定した通信が利用できる。そのため、IoT家電などWi-Fiに接続する機器が多くなっても回線が混雑しにくくなるというメリットがある。
恩恵を得るには対応ルーターが必要だが、Wi-Fi 6Eとまで行かなくても、Wi-Fi 6対応ルーターでもWi-Fi 5より高速通信が可能なため、Wi-Fi 6/6E対応ルーターをお持ちなら買い替えによってより快適に利用できるようになるかもしれない。
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カラーラインナップ
24インチiMacは合計7色展開となっている。8コアGPUモデルはブルー・グリーン・ピンク・シルバーの4色展開。10コアGPUモデルはブルー・グリーン・ピンク・シルバー・イエロー・オレンジ・パープルの7色展開だ。
Intelプロセッサ搭載iMacはシルバーのみの展開だったことから、明るくポップなカラーで生まれ変わったiMacを初めて見た人は驚くかもしれない。iMacを置く作業部屋の雰囲気にもっとも合ったカラーを選べば日々の作業がもっと楽しくなるはず。
価格
iMacのそれぞれのモデルの価格は以下のとおり。
iMac 21.5インチ (非Retina, 2017) |
iMac 27インチ (5K, 2020) |
iMac 24インチ (4.5K, M3) |
|
---|---|---|---|
価格(税込) | 132,800円〜 (販売終了) |
3.1GHzモデル:214,280円〜 3.3GHzモデル:238,480円〜 3.8GHzモデル:274,780円〜 (販売終了) |
2ポートモデル:198,800円〜 4ポートモデル:234,800円〜 |
24インチiMacのM1チップ搭載モデルは約16万円〜で購入できたのだが、昨今の円安の影響で、M3モデルは最安モデルでも約20万円〜という価格帯になってしまった。
もちろん性能は向上していると思うのだが、果たして性能に見合った価格帯なのかどうかの判断は難しいところ。Apple製品のように高額な海外製品はもう少し円安が落ち着いてから購入したいところだが、Adobeなどのソフトはアップデートで様々なことができるようになっている反面、求められるスペックも高くなってきており、そろそろIntelプロセッサ搭載モデルでは性能不足を感じることも多くなってきているのではないだろうか。
もし新品にこだわらないなら、整備済製品を購入するのもアリだ。1世代前のモデルにはなるが、24インチiMacのM1チップ搭載モデルなら、もう少し安く購入できるはず。
まとめ:24インチiMacは今買うべき?
ここまで比較してきたが、Intelプロセッサ搭載iMacを使っている人から見て、24インチiMacは魅力的な製品に映っただろうか。
24インチiMacの魅力は、Apple Silicon (M1)によって処理性能が大幅に向上したこと。写真・動画編集もギリギリ可能で、プロレベルとはいかなくとも一般的な作業あるいはもうちょっとステップアップした作業をするくらいであれば、おそらく十分満足できる性能なのではないだろうか。
本体サイズもコンパクトになり、日本の狭い住宅環境においても活躍してくれるデバイスだと言えるだろう。メインPCとして使うのもオススメだ。
ただし、円安の影響による高額化が多くのユーザーの購入を踏み止まらせる原因になっているのは事実。今のところまだまだ円安は続きそうだが、Intelプロセッサモデルを使っていて処理性能に限界を感じている人はそろそろ買い替えたいところだろう。
少し高い買い物にはなるが、このタイミングでM3搭載モデルを購入して快適な作業環境を手に入れるのもアリ、円安が収まってくれることを祈りつつ、来年登場すると噂の大型iMacを待つのもアリだろう。現在の自分の作業環境をもう一度振り返ってみて、もっともベストな選択肢を選んでいただきたい。
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・24インチiMac
・Mac Studio
・Mac Pro
▼ Macアクセサリ
・Magic Keyboard
・Magic Trackpad
・Magic Mouse
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