Amazon、ニューヨークの第2本社ビル建設計画を断念

2月15日、Amazonは昨年11月から推進していたニューヨークへの第2本社ビル建設計画を断念したことを発表した。

昨年11月、Amazonは第2本社ビルをニューヨークとD.C.郊外アーリントンに建設することを発表した。どちらも交通の便が良いだけでなく、大都市に近いことから優秀な人材が集まりやすいため、Amazonにとって都合が良く、また大量の雇用と多額の税金を生み出すことから大規模な誘致合戦に勝者したふたつの地域も喜んでいるはずだった。

しかし、この二つの予定地のうち、ニューヨークの本社ビル建設を断念することになった。2月14日(現地時間)、Amazonはプレスリリースを公開している。

AmazonがNYへの第2本社ビル建設計画を断念

ニューヨークに第2本社ビルを建設することを断念せざるを得なかった理由は、地域住民や地元議員から反発の声が上がっていたからだ。同地へのAmazon本社ビル建設に反対する理由として、Amazonがこれまで労働組合に対して非積極的な態度であったことや、Amazonに対する多額の税制優遇に対してよく考えていないということ、そして本社ビルが建設されることで周辺の住宅市場が高騰、ただでさえ古いニューヨークのインフラに対してさらなる負荷が生じることへの懸念などが挙げられていた。

プレスリリースによると、世論調査ではニューヨーク市民の70%がAmazonの計画に賛成していたとのこと。しかし、Amazonが進出するにあたり地方政府、州政府などと良好な関係を築く必要がある一方で、ロングアイランドシティへの建設計画については州や議員の反対などがあったりと、良好な関係の構築に対して非協力的だったと説明している。

ちなみに、ニューヨークへの第2本社建設計画が頓挫したものの、新たに他地域に本社ビルを建設する計画はないという。昨年11月にニューヨークとともに建設が決まっていたアーリントン第二本社ビルと、テネシー州ナッシュビルの新オペレーションセンターについては今後も計画通り進捗させる予定であることを明らかにしている。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。