5分でわかるKindle全3モデルの違い。どのモデルが最適か徹底解説【2019年最新】

「電子書籍リーダー」 と言えば、Amazonの 「Kindle」 シリーズが人気だ。価格が安く、品質も高いため、初めての電子書籍リーダーにKindleデバイスを選ぶ人がとても多いと聞く。

しかし、ひとえにKindle端末といっても、実はKindleシリーズには 「Kindle」 「Kindle Papwerwhite」 「Kindle Oasis」 という3種類のデバイスが用意されており、どのモデルを買うべきなのか悩んでしまうかもしれない。

そこで同記事では、各種Kindleデバイスの特徴を解説するとともに、どのモデルを購入するべきなのかのアドバイスを行う。忙しい現代人のために、5分以内に結論が出せるように作ってみたので、ぜひ購入の際の参考にしていただきたい。

Kindleデバイスのラインナップは全部で3種類。各モデルの特徴を知ろう

まず、Kindleデバイスのラインナップについて知ろう。現在、Amazonでは3つのKindleデバイスが販売されている。

この中でも 「Kindle」 はエントリーモデルとして販売されており、価格も8,980円(税込)~と最も安い。

それに対して、中間モデルは 「Kindle Paperwhite」 で価格は13,980円~、最上位モデルは 「Kindle Oasis」 で29,800円(税込)。上位モデルになるにつれて多くの機能が追加される。 「Kindle Oasis」 は約3万円と他端末に比べてとても高価だが、様々な機能が搭載されているため、電子書籍の性能としては最高だ。

各端末の性能を比較すると以下のとおりだ。

  Kindle Kindle Paperwhite Kindle Oasis
ディスプレイ 6インチ 6インチ 7インチ
解像度 167ppi 300ppi 300ppi
容量 4GB 8GB / 32GB 8GB / 32GB
本体サイズ 113 × 160 × 8.7mm 116 × 167 × 8.18mm 141 × 159 × 3.4mm
重量 174g Wi-Fi:182g
Wi-Fi+4G:191g
188g
フロントライト LED 4個 LED 5個 LED 25個
フラットベゼル ×
防水機能 × IPX8等級 IPX8等級
色調調節ライト × ×
明るさ自動調節機能 × ×
人間工学的デザイン × ×
自動画面回転機能 × ×
ページ送りボタン × ×
ネットワーク接続 Wi-Fi Wi-Fi
Wi-Fi + 無料4G
Wi-Fi
Wi-Fi + 無料4G
価格(税込) 8,980円〜 13,980円〜 29,980円〜

コミックを読むならKindle PaperwhiteもしくはOasis

まずは内蔵のストレージ容量について。

Kindleは主に電子書籍をダウンロードして読むことになる。つまりストレージ容量が大きければ大きいほど、多くの電子書籍を保存しておくことが可能だ。

Kindle Kindle Paperwhite Kindle Oasis
4GB 8GB / 32GB 8GB / 32GB

Kindleのストレージ容量は4GBのみだが、Kindle PapwerwhiteKindle Oasisは最安モデルでも8GB、最大容量モデルの場合は32GBというラインナップだ。

1冊あたりの容量はコミックなら50MB程度 (1ページあたり約600KB)、書籍なら500KBから1MBくらい (1ページあたり約2KB) 。書籍の場合は主に文字データのためそこまでファイル容量は大きくないが、コミックは10冊で500MBに及ぶこともある。

書籍の場合は主に文字データのためそこまでファイル容量は大きくないが、コミックは10冊で500MBに及ぶこともある。

もしコミックを大量にダウンロードする場合、4GBのストレージ容量を持つKindleなら80冊程度しか保存できないが、8GB以上のストレージ容量があるKindle PaperwhiteやKindle Oasisは、少なくともこの2倍の冊数を保存可能だ。

コミックを読む機会があるのなら、個人的にはKindle PaperwhiteやKindle Oasisを購入することを検討してほしい。

画面の綺麗さはOasis。Paperwhiteも十分だが、Kindleだけは性能が大幅に劣る

文字を読む上で一番重要なのは、画面の質。KindleシリーズにはすべてE-inkという紙のような質感で描画できるスクリーンが搭載されており、本物の本を読んでいるかのように読書することが可能だ。

しかし、画面解像度に関してはKindleは167ppiなのに対して、Kindle PaperwhiteKindle Oasisは300ppiと倍近い解像度を持っている。

  Kindle Kindle Paperwhite Kindle Oasis
ディスプレイ 6インチ 6インチ 7インチ
解像度 167ppi 300ppi 300ppi

実際、Kindleでコミックや書籍を読んでみればその差は一目瞭然で、Kindleの場合は文字や絵がややギザギザした描画になっているのに対して、PeperwhiteやOasisはとても滑らか。

E-Inkスクリーンのおかげで直射日光の下でも快適に読書できる

よって、より高い読書体験ができるのは300ppiの高い解像度を持つ端末。解像度が低いと書籍によっては細かい文字が見づらくなる可能性もあるため、やはりKindle PaperwhiteもしくはKindle Oasisの購入がお勧めだ。

ちなみに、PeperwhiteとOasisは解像度自体は同じだが、フロントライトの個数によりOasisの方が画面が見やすくなっている。見やすさを最重要項目にしているならKindle Oasisの購入を検討するべきかもしれない。

キッチンやお風呂など水辺で使うならPeperwhiteもしくはOasis

そして、3つめの重要ポイントは 「防水性能」 。もしお風呂やキッチンなど水辺で使用する機会がある方は必ず防水性能のあるデバイスを選ぶべきだ。

防水性能を持っているのは、Kindle PaperwhiteKindle Oasisの2機種。この2機種は2メートルの水深に1時間沈めても動作するほどの高い性能になっているため、日常生活下で水没故障させる機会はほぼないはず。

これに対して、Kindleは残念ながら防水性能はなし。もし水をかけた日には故障して本を読めなくなってしまうだろう。

ちなみに、防水性能があるからといってお風呂に沈めたり、シャワーを当てながら使うことはあまり推奨しない。温水に浸けることはそのデバイスに悪影響を与えるだけでなく、水で濡れた画面はタッチ操作することができないため、基本は半身浴など水上で使うことが基本となる。

これは当たり前の話だが、以前に水中でスマートフォンを使用しようとした友人が身近にいたため、念の為触れておいた。

一旦まとめ。Kindleと他のKindleで悩むならKindle Paperwhiteを買おう

ここで一旦まとめ。冒頭でも話したとおり、電子書籍リーダー 「Kindle」 シリーズには3種類のデバイスが用意されていて、各デバイスごとに特徴が異なる。

その中でも最も重要視するべきは上記3つ。「ストレージ容量」 と 「画面解像度」 そして 「防水機能の有無」 だ。

この3つの機能を搭載し、なおかつコストパフォーマンスに優れているのはKindle Paperwhiteの32GBモデルコミックを大量に入れることができるため、連休などにまとめ買いしたコミックを一気に読むつもりなら、同モデルが最もオススメだ。

Kindleも決して悪い端末ではないのだが、やはり 「防水性能がないこと」 と 「画面解像度が低いこと」 を考えたら、上位モデルを選びたいところ。

KindleとKindle Oasisだと価格差は20,820円もあるが、KindleとKindle Paperwhiteの差はわずか5,000円。防水性能と高画面解像度が5,000円で手に入るなら、むしろ安いとも考えられる。

もしKindleかKindle Paperwhiteのどちらを購入するかを悩んでいるのなら、Kindle Paperwhiteを購入した方が幸せになれるはずだ。

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Kindle PaperwhiteとKindle Oasisの違いについて解説

さて、ここからはKindle PapertwhiteKindle Oasisの違いについて少し触れたいと思う。

まず両モデルの価格についてだが、Kindle Paperwhiteは13,980円(税込)~で販売されているのに対して、Kindle Oasisは29,800円(税込)~で販売されている。その価格差は、なんと15,800円もある。

果たして15,800円の違いはどこにあるのだろうか。各モデルの比較表を今一度確認してみよう。

  Kindle Paperwhite Kindle Oasis
ディスプレイ 6インチ 7インチ
解像度 300ppi 300ppi
容量 4GB 8GB / 32GB
本体サイズ 116 × 167 × 8.18mm 141 × 159 × 3.4mm
重量 Wi-Fi:182g
Wi-Fi+4G:191g
188g
フロントライト LED 5個 LED 25個
フラットベゼル
防水機能 IPX8等級 IPX8等級
色調調節ライト ×
明るさ自動調節機能 ×
人間工学的デザイン ×
自動画面回転機能 ×
ページ送りボタン ×
ネットワーク接続 Wi-Fi
Wi-Fi + 無料4G
Wi-Fi
Wi-Fi + 無料4G
価格(税込) 13,980円〜 29,980円〜

上記表を見れば分かるとおり、Kindle PapertwhiteKindle Oasisのスペックは案外似たものになっている。基本的な性能としてストレージ容量と防水性能、画面解像度は全く同じだ。

ただし、画面をより見やすくするためのバックライト(LED)の数がKindle Papwerwhiteは5個なのに、Kindle Oasisは25個も搭載されているなどの違いも。この明るさの違いは、読書体験に如実に差が出るだろう。

また、色調調節ライトや明るさ自動調節機能も搭載されているため、「より良い環境で読書ができるのはKindle Oasis」 で間違いないだろう。

他にも人間工学デザインや自動画面回転機能、ページ送りボタンが採用されているなど、使いやすさもこだわって作られているのがKindle Oasis 。長時間、同デバイスを使って読書することがあるなら、きっとKindle Oasisが楽はなず。

ただし、個人的にはKindle PaperwhiteKindle Oasisには15,800円もの違いはないように思える。なぜなら、筆者はKindle Paperwhiteでも十分に書籍が読みやすいと感じているからだ。

E-Inkディスプレイのおかげで明るい場所でも読みやすいだけでなく、IPX8の高い防水性能のおかげで、お風呂場で使うことも問題ない。また、iPadのように重量感のある端末ではないため読書には最適。普段から1~2時間程度の読書だったらKindle Paperwhiteでも十分だろう。

ただし、1日の大半を読書して過ごしたり、少しでも快適に読書をしたい方は少し高いお金を出してKindle Oasisを購入することで得られることもあるはず。

何を重要視するかは人によって異なると思うため、必ずしも筆者の意見と一致するとは限らないだろうが、もしプレミアムな電子書籍環境を手に入れたいのであれば、Kindle Oasisを購入してみてもいいのではないだろうか。

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おまけ:広告付きと広告なし。Wi-FiモデルとWi-Fi + 4Gモデルのどれを選ぶべきか

ちなみに、Kindleシリーズにはストレージ容量のオプションの他に、「広告が表示されるのか、されないのか」 、「Wi-Fiのみ」 か 「Wi-Fi+4G」 のどちらに対応するかというオプションが用意されている。

どの組み合わせがいいのかに関しては、筆者は正直ユーザー次第だと思っているが、もしアドバイスするなら広告なしモデルのWi-Fiモデルを購入するといいのではないだろうか。

人は広告が出るとやはりストレスを感じるもの。わずか2,000円多く払うだけで広告を排除することができるため、長く使うことを前提とするならば広告なしモデルを購入した方がお得だと思っている。

また、Wi-FiモデルとWi-Fi+4Gモデルについては外出先で読書するかどうかに影響するだろう。普段は自宅で、たまに外で使うという方であれば外出前に読みたい書籍をダウンロードしておけば、外出先で電子書籍をダウンロードする必要はないはずだ。

4G通信が必要な人は、年がら年中外に出ずっぱりの人。西へ東へ飛び回るビジネスマンの方であれば、もしかするとWi-Fi+4Gモデルが最適なのではないだろうか。ちなみに、Wi-FiモデルとWi-Fi+4Gモデルの差は5,000円もあるため、ここは慎重に検討しておこう。

まとめ:あなたに最適なモデルはどれか

ここまで各端末の特徴を紹介してきたが、改めてこれまでの解説をまとめると以下のような場合分けとなることを伝えておきたい。

  • Kindleを買うべき人 → 安い電子書籍リーダーが欲しい方
  • Kindle Paperwhiteを買うべき人 → 防水性能が欲しい方、綺麗な画面で読書したい方、高いコストパフォーマンスの電子書籍リーダーが欲しい方
  • Kindle Pawerwhiteを買うべき人 → プレミアムな読書体験をしたい方。長時間もしくは年の多くを読書に費やす方
  • コミックを読む機会の多い方 → PaperwhiteやOasisの32GBモデルがオススメ
  • 自宅外で使うことを想定している方 → Wi-Fi+4Gモデルがオススメ
  • 自宅で使う機会が多い方 → Wi-Fiモデルがオススメ

もしここまで読んでもどの端末がいいか決め兼ねるのであれば、今後長く使うことも想定して、Kindle Paperwhiteの32GBモデル (Wi-Fi/広告なしモデル) を筆者はオススメする。

ちなみに、AmazonではKindleデバイスを購入した方向けの限定特典が用意されている。まずはオーナーライブラリで1冊の電子書籍が無料になるというもの。こちらはAmazonプライム会員に加入している人がKindle端末を購入した場合、2万冊以上の電子書籍の中から毎月1冊が無料でプレゼントされる。

また、Prime Readingというプライム会員向けに一部の電子書籍を無料で配布するサービスも実施されている。もし、Kindleデバイスを購入してプライム会員になったら、上記のサービスを受けられることを覚えておこう。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。