当メディアはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Android 12がリリース。Google Pixelへの配信は今後数週間以内に開始予定

現地時間10月4日、Googleは 「Android 12」 をリリース。まずはAOSP (Android Open Source Project) への配信となり、Google Pixelなどスマートフォンへの配信は今後数週間以内を予定している。

「Android 12」 一般ユーザー向けに正式リリース

Android 12は、今年5月に開催された開発者会議 「Google I/O 2021」 で正式発表された次期Android OS。新しいデザイン言語 「Material You」 を採用し、これまでの 「Material Design」 をさらに一歩進めた、先駆的かつユニークなデザインが特徴だ。

具体的にどのあたりが大きく変わったとのかというと、それぞれのユーザーに合ったUIが自動で提供される、セミバリアブルなものになった点。ユーザーが設定した壁紙に合うカラーを、OSが自動で作成し、UIに反映するシステムが導入されている。抽出する色はメインカラーと補色の2色。これらのカラーは通知やロック画面だけでなく、音量調節バーやウィジェット、各アプリに至るまでOS全体に幅広く適用される。

また、「Android 12」 は、コアシステムサービスに必要なCPUの処理時間を22%短縮し、ビックコアの使用を15%減らしたことでOSの動作速度を高速化。さらに電力効率も上がり、バッテリー駆動時間も改善されているとのこと。

さらに通知とクイック設定も、より見やすくなるよう変更されている。Google Payや家電操作用コントロール用ショートカットが実装された。もちろん、自分好みにカスタマイズすることはこれまで通り可能。

そのほか、画面を下スライドすることによって、画面上部の操作がしやすくなる片手モードに対応したほか、全画面スクリーンショットなどいくつかの新機能が追加されている。

Android 12が利用できる機種は、GoogleのスマートフォンではPixel 3/3 XL、Pixel 3/3a XL、Pixel 4/4 XL、Pixel 4a、Pixel 4a 5G、Pixel 5 、Pixel 5a 5G、今後発売予定のPixel 6シリーズなど。さらにSamsung Galaxy、OnePlus、Oppo、Realme、Tecno、Vivo、Xiaomiなどのデバイスも対応予定だ。

Pixelスマートフォンでは今後数週間以内に利用できるようになり、それ以外のスマートフォンに関しては2021年後半に利用できるようになるとのことだ。

モバイルバージョンを終了