スマホアプリは、ダウンロードから24時間以内に約75%のユーザーを失うことが判明

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僕たちはスマホに大量のアプリを入れていて、日常的に多くのアプリを使っている。だが、あなたは自分のスマホに入っているアプリのすべてを使っているだろうか。

アプリの無料セールなどで購入し、一度はダウンロードしてみたものの結局は使わずじまいで、スマホのホーム画面にずっと置きっ放しになっているアプリもあるのではないだろうか。僕も自分の「iPhone」を見てみたが、案の定、使っていないアプリがゴロゴロと残ってしまっている。

それもそのはず、ほとんどのスマホアプリはダウンロードから24時間以内で大部分のユーザーを失い、一度はダウンロードしたがその後使わなくなるユーザーがかなり多いことが判明した。

4人に3人は24時間以内にアプリを使わなくなることが判明

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モバイルマーケティング会社Appboyは2015年11月~2016年3月までの間、アプリに関する調査を行い報告書をまとめている。その報告書によると、アプリをダウンロードした後の24時間で、約75%のユーザーがそのアプリを利用しなくなり、残りの25%だけがアクティブユーザーとして残る傾向にあると伝えている。

アプリデベロッパーからすると、これだけでも十分に頭が痛い話になってしまっているわけだが、さらに厳しい数字が続く。なんと、ダウンロードから1週間もすればアプリのユーザーは約11%に低下、さらに90日後にはユーザー数は5%未満になってしまうとの結果が。

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ちなみに、これはiOSアプリであろうとAndroidアプリであろうと大して差はない。下の図を見ていただければ分かると思うのだが、Androidの方が若干ユーザー数は多いものの、その後どちらも同じようにユーザーが離れていき、最終的にはほぼ同じくらいにまで低下してしまっている。

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なぜAndroidの方が数値が高いのかというと、ARCによればAndroidユーザーはiPhoneユーザーよりも約29%アプリに費やす時間が多く、それだけアクティブユーザーが残りやすいのだとか。それでもほとんど差はないが。

ゲームアプリは若干マシだが、最終的には結果は変わらず

上の結果はアプリ全般に言えることだが、これをゲームアプリなどのメディア、エンターテインメントだけにしてみると結果は少し違うようだ。

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これらのアプリの場合は、ダウンロードしてから24時間後のユーザー数は40%と比較的割合が高い。7日後には20%以下になってしまうものの、ゲーム自体が魅力的で、面白い作品であればユーザーはゲームをプレイし続け、他のジャンルのアプリよりも長持ちするとのこと。ただ、やはりユーザー数は離れ続け、ダウンロードから15日~30日後には最初のユーザー数の10%以下に落ち込んでしまう。

多くのゲームアプリがリリースされては消え、その後また同じようなゲームが登場する理由は上記の結果が物語っているのかもしれない。

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今回の結果はアプリのデベロッパーからすれば非常に悩ましい問題で、アプリの開発プロジェクトに血と汗を捧げてきた意味がなくなってしまうこととほぼ同義。より多くのユーザーに、長くアプリを使ってもらうにはどうしたらいいのだろうか。

もちろんアプリ内の機能やコンテンツを充実させることや、そのアプリだけにしかない機能などを搭載していれば自ずと使うユーザーが増えていくかもしれない。ただ、これだけ多くのアプリが出ている以上、他にない強烈な機能を搭載するのは非常に難しいのも事実。

IDCによると、アプリのインストールの総量は今後4年間で増えることが期待されており、アプリをダウンロードしてもらえる可能性は今よりも高まるということだ。

ただ、だからと言ってクオリティの低いアプリを連発するのではなく、よりユニークで高機能なアプリを出さないことには、ユーザーには長くは使ってはもらえないだろう。

[ via ARC ]

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