App Storeの市場規模、世界の映画市場を凌駕ーー著名分析家Horace Dediu氏が予測

Appleが提供している「App Store」は、2008年7月にサービスが開始されてから、毎年のように成長を続けているが、その成長は陰りを見せることなく、今後も順調に成長する見通しだ。

Horace Dedui氏の分析によると、世界で公開された映画の興行収入を凌ぐ領域に到達するとのこと。

早くて2018年中に、App Storeの市場規模は世界映画市場を超える

App Storeの市場規模は、2015年の段階で、米国で年間に公開された映画の興行収入(約100億ドル)を追い越した。もし、2016年や2017年と同じように今後も成長を継続した場合、App Storeの市場規模が世界の映画興行収入に追いつくのは時間の問題だ。

そう指摘するのは、Appleを細かく分析するWebサイト「Asymco.com」の運営者Horace Dedui氏。彼の分析によると、App Storeの収入と世界の映画の興行収入をグラフ化した時に、それぞれのラインのクロスオーバーポイント(交点)が近づいてきており、早くて今年中にも交差し、App Storeは映画市場を凌駕すると彼は分析する。

今月5日にAppleは、直近のホリデーシーズンで「App Store」がいくら稼いだかを発表した。発表によると、今回のホリデーシーズン(7日間)で、App Storeは8億9000万ドルを稼いだことが判明。さらに、元日だけで3億ドルの売上を達成している。

2017年にAppleがアプリ開発者に対して支払った金額は266億ドル。2016年は200億ドルだったことから、その成長率は約33%、非常に高い成長を続けていることがお分かりいただけると思う。

Appleは、開発者に対して支払った金額を明らかにすることで、App Storeの市場が拡大していること、また開発者がApp Storeでアプリを開発するメリットを説明している。つまり、どうしても開発者の利益を強調しがちだが、当の本人であるAppleは2017年に「App Store」で570億ドル(約6兆3,000億円)以上の売上を得ることができているようだ。

ただし、App Storeの経済規模はこれだけで説明することはできない。Dediu氏は、アプリの購入以外にも大企業の無料アプリによる経済活動まで含めると、App Storeは非常に大きな産業に成長していると指摘する。

Dediu氏の分析によると、App Storeがもたらす経済効果は推定1,800億ドル(約19兆9,000億円)。さらに、これにハードウェアの販売を入れると、現在のiOS全体の経済効果は約4,800億ドル(約53兆3,000億円)に達するとのこと。

現在のApp Storeの成長率から計算すると、2019年には5,000億ドルを超えるとも予想されている。日本円にすると約55兆5000億円と、あまりの金額の大きさに想像することも難しい。

App Storeは今後も順調に成長し続けるだろう。iPhoneが売れ続ける限り、Appleの安泰は今後も続きそうだ。

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[ via 9to5Mac ]

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。