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【フォトレポート】Apple 福岡、移転リニューアル ワンフロアの広々とした店内と竹林が特徴

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14年という長い期間、福岡市民に親しまれてきた 「Apple 福岡天神」 が移転&リニューアル。名前も 「Apple 福岡」 として心機一転、福岡最大の繁華街に再誕した。

今回、筆者は 「Apple 福岡」 のリニューアルオープンセレモニーに参加したので、そのレポート記事をお届けしたいと思う。 「Apple 福岡」 には他店舗にはないユニークなこだわりポイントもあるため、ぜひチェックしていただきたい。

天神地区内で移転したApple 福岡

今回誕生した 「Apple 福岡」 の話をする前に、まずは前身の 「Apple 福岡天神」 について少々話しておきたい。

「Apple 福岡天神 (昔はApple Store 福岡天神)」 は2005年12月に福岡市天神地区に誕生した国内5店舗目のApple Storeだ。他のApple Storeが複数階層に分かれていたのに対して、「Apple 福岡天神」 はワンフロアのみ。ただしワンフロアのみといっても店内はかなり広く作られており、フロアに対する店舗面積は最大を誇っていた。

しかし、これまでのApple 福岡天神はテナントビル 「天神ルーチェ」 に入居する形で営業していたこともあり、完全独自の店舗デザインを採用するには限界があった。そこで、Appleは 「Apple 福岡天神」 から北に100メートルほど離れた位置に、新店舗 「Apple 福岡」 を誕生させることに。

Apple 福岡のオープン前日の様子

Apple 福岡の見どころを紹介

ここからは 「Apple 福岡」 の店舗デザインやリニューアルオープンの様子について紹介していく。

「Apple 福岡」 は、Appleが掲げる街と店舗が融合する “タウンスクエア構想” に基づき、ゼロからリデザインされたApple Storeだ。店舗前面には大きなガラスが使用されており、街との隔たりが少ないのが特徴。

デザイン的には米テキサス州にある 「Apple Southlake Town Square」 などが近く、左右の壁面には人工大理石に砂を吹き付けた素材を使用。木製のひさしも特徴的で、夜は木の下からライトアップすることで独特の表情を見せる。

本店舗のフロア構成は、「Apple 福岡天神」 と同じワンフロア。ひとつの階層で、iPhoneやiPad、Macなどすべての製品を手にとって確かめることができるだけでなく、Appleのスキルアップ講座 「Today at Apple」 への参加や修理依頼なども行える。

「Apple 福岡」 の最大の見どころは2ヶ所。まずは店舗面積が大きいということ。「Apple 福岡」 の店舗面積は非テナント型形態の店舗としては国内2番目の大きさ。

テナント型も含めると 「Apple 丸の内」 などもっと大きな店舗もあるが、「Apple 福岡」 も大きさは十分。実際に店舗に入ってみると天井が高いこともあってか、とても広く感じられた。ちなみに天井にはホワイトオークが使用されていて、これは 「Apple 丸の内」 と同じだ。

第2の見どころは、世界初の障子スクリーンとそのうしろにある竹林。

障子スクリーンはApple Storeに差し込む日光の量を調節する機能を持ったスクリーンで、日中はこの障子スクリーンを通した柔らかい光が店内を明るく照らす。

そして、日が沈み日光が届かなくなった頃にはスクリーン内部に設置された照明を点灯させることで店内を明るく保つことが可能だ。ちなみに障子スクリーンを採用したApple Storeは、「Apple 福岡」 が世界で初めて。

店舗左奥と右奥にはふたつの竹林が存在する。この竹は九州で取れたものを使用しており、専門の業者が定期的にメンテナンスを行うらしい。

竹林をゆっくり見られるように革製のベンチが用意されており、緑を眺めながらショッピングや観光で疲れた足を休めることができる。この “休憩所” の壁面にはAppleお得意の鏡面仕上げのステンレススチールが使用されていて、狭さを感じさせないよう工夫されている。

この鏡面ステンレススチールは、同エリア天井にも使用されているがこの天井は一枚のステンレススチールボードで作られており、これ以上大きなものを作ることができる会社は現時点ではないとのこと。ということは実質、世界最大のステンレススチールボードということになる。

この竹林と障子スクリーンで、「Apple 福岡」 の奥はまるでモダンな和室のよう。障子の隙間から竹林を望めるApple Storeとして、天神地区の新しい観光名所となりそうだ。

「Apple 福岡」 には、最近のApple Storeではお馴染みとなった6Kの大型ビデオウォールと、自由に誰でも座れる椅子がたくさん配置されたフォーラムが存在する。

ここではAppleが開催する無料講座 「Today at Apple」 が開催される予定で、オープン初日も早速講義が行われていた。

このビデオウォールは最新型のもので、従来よりもより滑らかで高精細な描写ができるディスプレイになっている。国内では  「Apple 表参道」 が初めて採用しており、「Apple 福岡」 は国内導入2店舗目。ちなみにサイズ的にはApple 表参道のビデオウォールと同程度、あるいはそれよりもう少し大きいものであると予想される。

ややマニアックな話にはなるが、空調設備についてもなかなか面白いシステムが導入されていた。Apple 福岡の空調システムは基本的に床に埋め込まれているようだ。

Apple 福岡は他ストアに比べても日差しがよく入る店舗になっていて、特に夏場や西日が入る夕方時は店内が暑くなることが考えられる。しかも天井も高いため、快適な温度の空気を正しく循環させるためには天井付近ではなく、人間が行き交う地面付近が最適だとのこと。

具体的には各展示机の下や壁面沿いに設置されており、9月末にして30度を超える夏日となったオープン当日は足元から涼しい風がゴーゴーと吹いていた。

ノベルティはトートバッグとステッカー、ピンバッジ

上記は今回オープニングセレモニーで配布されたノベルティ。今月新規店舗としてオープンした 「Apple 丸の内」 と同じく、店舗ロゴが入ったトートバッグとステッカー、ピンバッジの3種類になっていた。東京や京都に作られた新店舗は昼前くらいに在庫がなくなっていたようだが、「Apple 福岡」 は午後を過ぎてもいくらか在庫が余っているようだった。

広々としたApple 福岡、ぜひお立ち寄りを。

Apple 福岡」 は 「Apple 福岡天神」 から姿・場所・名前を変え、九州最大規模の繁華街 「天神地区」 の中心地に再誕した。

10言語に対応する総勢100以上のスタッフチームを擁し、九州に住む方だけでなく九州を訪れる観光客をおもてなしする 「Apple 福岡」 。ぜひ福岡にお立ち寄りの際は同ストアを訪れてみてはどうだろうか。

Apple 福岡
住所・電話番号 営業時間
〒810-0001
福岡市中央区天神2-5-19

TEL:092-778-0200

月曜日〜日曜日
10:00 a.m. 〜 9:00 p.m.

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※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※App Store、AppleCare、iCloudは、Apple Inc.のサービスマークです。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。