当メディアはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Apple、インドでのiPhone 6s / 6s Plusの販売が苦戦

▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから!

siri

日本でiPhone 6s / 6s Plusが発売してから約3週間ほど経つが、他ではまだ発売していない地域や発売間もない地域もたくさんある。

インドでは10月16日に発売開始になったわけだが、どうやら販売のペースがあまり好調ではないようだ。

インドでは最近ようやく正規のApple Storeがオープン

インド国内の事情もあり、なかなかインド進出ができていなかったAppleだが、今月ようやく正規のApple StoreがオープンしたことでiPhoneなどのApple製品の販売増が期待されていた。

インド国内でApple製品を販売する店舗

だが、新型iPhoneが導入されたにも関わらず、販売ペースはさほど高くない。それどころか、昨年のインド国内でのiPhone 6の販売数5万5,000台よりも5,000台減り、5万台程度の販売にとどまる見込みであるとのこと。

原因は高い値段設定

インドでのiPhone 6s / 6s Plusの販売台数の苦戦には高い値段設定が原因と見られている。各国での価格を表にまとめたので見ていただきたい。

  Apple iPhone
6s 16GB
Apple iPhone
6s 64GB
Apple iPhone
6s Plus
16GB
Apple iPhone
6s Plus
64GB
Apple iPhone
6s Plus
128GB
US $649 $749 $749 $849 $949
UK $828 $951 $951 $1074 $1213
China $833 $959 $959 $1085 $1228
Italy $883 $1008 $1008 $1131 $1256
France $849 $974 $974 $1099 $1224
Canada $695 $796 $796 $897 $997
Australia $791 $900 $900 $1010 $1120
Japan $722 $822 $822 $922 $1022
India $958 $1112 $1112 $1267 $1420
Norway $915 $1051 $1051 $1188 $1324
Switzerland $789 $914 $914 $1039 $1163
UAE $708 $817 $817 $925 $1034
Mexico $859 $993 $993 $1127 $1261
Russia $929 $1075 $1075 $1223 $1368
Taiwan $758 $881 $881 $1005 $1129

[ via My Drivers、元の表はこちら ]

インドだけ異様に高い値段設定になっているのが分かるだろうか。
iPhone 6s(64GB)が958ドル、iPhone 6s Plus (64GB)が1267ドルと他国に比べると一回り高く、日本の値段設定と比べても1.3倍以上という高さだ。

日本ほどの物価でも高いと感じてしまう値段なのにもかかわらず、インドの物価事情でこの値段は都心部に住む富裕層ですら敬遠しそうな値段設定である。

これらの事情を考慮すると売れ行きが不調なのも納得出来る。だが、それと同時に5万台売れているインドのスマートフォン事情もすごいとも言える。

ただインドだけ高価格に設定されていることに批判の声も上がっていることもあり、次回も同じように高価格で販売できるかは疑問である。

また中国や韓国などの他地域での販売は例年同様好調とのこと。

[ via EMS One / CNET / My Drivers ]

▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから!

Apple、Appleのロゴ、Apple Pay、Apple Watch、FaceTime、GarageBand、HomePod、iMovie、iPad、iPhone、iPhoto、iSight、iTunes、Retinaは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※App Store、AppleCare、iCloudは、Apple Inc.のサービスマークです。

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。