Apple、2台のiPhoneによるAR対戦機能を「iOS 12」で実装か

日本時間6月5日、Appleは開発者向けイベント「WWDC 2018」を開催し、初日の基調講演では「iOS 12」などの次期OSや新製品の発表を行う予定だ。

「iOS 12」や「macOS 10.14」などの次期OSに関しては、新機能の追加がさほど多くないマイナーアップデートになる可能性が濃厚とされているが、Reutersによると「iOS 12」には2台のiPhoneでARゲームの対戦ができるようになる機能が実装されるようだ。

2台のiPhoneを直接通信させることにより、AR対戦を可能に

「iOS 12」で実装されるAR対戦機能に関しては、2台のiPhoneを使って対戦することだけは判明しているものの、どのような仕組みになっているのか、2人以上の対戦は可能なのかなどの詳細についてはまだ不明となっている。

また、AppleはARでの対戦機能を実装するにあたって、ユーザーの個人情報の取り扱いに慎重になっているという。

というのも、ARゲームは現実の風景を使ったものになるため、どうしても周囲の風景が写り込んでしまいがちだ。例えば「ポケモンGO」では、ポケモン捕獲時にあたかも現実の風景にポケモンがいるような写真が撮影できるが、その写真をSNSなどに投稿する際に個人や場所を特定できるものが写り込んでいた場合、個人情報が流出してしまうことになりかねない。

ましてや、AR対戦となると、対戦相手に今自分がいる空間情報を安易に晒してしまうことになる。Appleはこの点を考慮し、Googleがすでに採用しているユーザーの周囲の情報をスキャンしてクラウドに送信する方式ではなく、iPhone同士の直接通信によって実現する予定であると複数の関係者は語っているようだ。

このAR対戦機能についてはBloombergも同様の情報を伝えており、実装される可能性は高いと言えるかもしれない。

ちなみにReutersによると、この件についてAppleは例のごとくコメントを拒否している。

注目の「WWDC 2018」基調講演は、日本時間6月5日の午前2時から開始される。ライブ配信も予定されているので、気になる方はぜひ視聴していただければと思う。詳細はこちらから

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。