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Apple、各キャリアへの販売補助金を拠出しiPhone XRの実質販売価格を引き下げへ iPhone Xの生産再開の報道も

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ここ最近、Appleは最新iPhoneの販売不振が囁かれているが、その状況を打破するために、特定機種の値下げと製品ラインナップの見直しを行うようだ。

The Wall Street Journalによると、Appleは日本のキャリアにおいて、 「iPhone XR」 の販売価格を下げるために販売補助金を出すことを決めたという。これによって、来週(11月25日の週)から各キャリアで販売される「iPhone XR」 の実質販売価格が下がり、今よりも安く購入できるようになる可能性があると伝えている。すでにNTTドコモが 「iPhone XR」 を11月26日より端末購入サポートの対象とすることを決めているため、この報道は真実で、AppleがiPhoneの販売に対してテコ入れを加えた可能性が極めて高い。

キャリア版iPhone XRが値下がりか

iPhone XRは、今年Appleが発表した新型iPhoneのうちの1機種で、最も安いエントリーモデル。有機ELディスプレイを搭載した上位モデルのiPhone XS/XS Maxとは異なり、液晶ディスプレイを搭載し、ベゼルがやや太め。カメラ性能がやや劣るなど、差別化が計られている分、価格が抑えめであることが最大の特徴だ。

カラーラインナップが豊富で一部のユーザーには人気の端末となっているものの、やはり市場全体で見ると販売は好調ではない様子。

iPhone販売の不振を受けて、Appleは最新モデルの減産を各組み立て会社に伝えており、それが影響して鴻海などではリストラや自主退職が相次いでいると伝えられている。

また、The Wall Street Journalによると、「iPhone X」 の生産を再開する動きもあるようだ。すでにAppleは各サプライヤーに対してiPhone Xの生産再開を伝えており、iPhone XSシリーズよりも少し安価な価格で販売することで、iPhone XS/XS Maxの減産の穴を埋めつつ、販売不振から脱却することを計画しているのかもしれない。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。