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【フォトレポート】「Apple 京都」 オープン初日レポート 「和」を取り入れた新デザインが採用された京都初のApple Store

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8月25日、Appleは京都最大の繁華街のひとつ、四条烏丸に新しい直営店「Apple 京都」をオープンさせた。

同店舗は、関西では「Apple 心斎橋」に続く2店舗目のApple Store。京都に限定すると、初めての直営店舗になる。

Appleの発表によると、同ストアは京都ならではの意匠と素材から着想を得た、「和」を意識したデザインになっているとのこと。筆者は、この新しいApple Storeを一目見るために東京から駆けつけた。

今回、オープニングイベントに参加することができたので、「Apple 京都」オープン初日の様子や店内の詳細を写真とともに紹介したいと思う。また、オープン記念品として入店時に配布されるグッズも頂いたので、そちらも当記事で紹介したい。

関西2店舗目、国内9店舗目となるApple Storeが京都に誕生

「Apple 京都」のオープン当日、朝方は曇に覆われた曇天だったが、オープン1時間前から徐々に晴れ間が広がり、オープンの10時にはほぼ雲がない快晴に。まるで、「Apple 京都」のオープンを祝っているかのようだった。

ただし、天気が良くなるにつれて気温も上がった。朝は28度程度でやや暑いくらいのものだったが、陽が当たると体感温度がグッと上がり、ジットリと汗が滲むほどに。並んでいる人にとっては苦行とも言える環境だったのではないだろうか。

「Apple 京都」は、オープニング記念の特別なグッズが貰えるという事もあり、今年4月にオープンした「Apple 新宿」と同様に朝早くから人が並んでいた。朝5時の段階ですでに100~200人近くが列をなしていたとみられ、その後も順調に列が伸び続けて、最終的には京都タカシマヤあたりまで1,300~1,500人ほどが並んだとみられる。

ちなみに、先頭に並んでいた方は前日17時から並んでいたとのこと。開店まで、ザックリ約17時間。きっと強靭な体力と精神力の持ち主であることに違いない。

開店までのカウントダウン前、店舗スタッフの方々がダッシュで、四条通沿道に並ぶ方々とハイタッチを開始。太陽光線と暑さにやられていた人たちも、スタッフたちの溢れる笑顔とハイテンションによって、一気に元気が戻る。

そして、午前10時数分前。カウントダウンとともに「Apple 京都」は誕生した。店舗スタッフの方達と待機列にいた方々は大盛り上がり。入店時は、店舗スタッフによる恒例のウェルカムハイタッチが行われた。

今回は待機列の比較的前に並ぶことができたため、オープン後の数分後すぐに入店することができた。ハイタッチを終えると、オープン記念グッズを無事もらうことができた。

こちらがもらったグッズ。Tシャツとピンズ、そしてステッカーの3点セットになっており、すべて「Apple 京都」のロゴがはいった箱に入れられていた。

TシャツのサイズはM、身長約170cmの男性でピッタリだが小柄な女性だとやや大きめ。これは「Apple 新宿」のオープンの時に配られたものとほぼ同じ仕様のようだ。ピンズやステッカーもすべて「Apple 京都」のロゴ仕様になっている。とてもかわいらしい。

「和」を取り入れた新デザインが採用

「Apple 京都」は、タウンスクエア型と呼ばれる最新スタイルが採用されている。全面がガラス張りになっており、街と建物が一体化したような作りになっていて、とても開放感な空間になっていた。

ちなみに、このタウンスクエアスタイルは、今年4月にオープンした「Apple 新宿」にも採用されたものと同じだ。

ビルの外装には”こだわり”があるようだ。まるで障子のような縦長のマス目が特徴、京都らしい「和」をイメージしたデザインになっている。京都の街によく似合う。

店内に入ると、商品を展示するための机が並べられており、iPhoneやApple Watch、MacやiPadなど、主力製品がズラリと並べられていた。

店内の構造にも関係があったのかもしれないが、お客さんが一番多くいたのは、iPadやMacのエリア。特に、新型MacBook Proが今年7月に投入されたばかりということもあり、「MacBook Pro 2018」を眺めていた方が多かったような気がする。

ちなみに、「Apple 新宿」の場合は実際の使用感に近づける工夫として、iPhoneに盗難防止用コードが装着されていなかったが、「Apple 京都」の場合はしっかりと装着されていた。

店舗の奥に進んでいくと、大迫力な巨大ビデオボードが目に映る。この巨大ビデオボードは6Kの高解像度画面の出力ができるという。普段は美しいプロモーション映像やインフォメーション映像が流れることになっているが、毎日のように開催されるセッション「Today at Apple」にも使用されるとのこと。実際、入店からわずか1時間ほどで最初の「Today at Apple」が開催されていた。

Apple 京都の第一回目「Today at Apple」の様子

オープン直後は「Apple 京都」専用に作られた特別なロゴが表示されていた。個別のApple Store用に専用ロゴが与えられたのは「Apple 新宿」に続いて2店舗目となっている。

この巨大なビデオボードの前には、イスが数十脚用意されており、座りながら映像を見ることができる。このエリアをAppleは「フォーラム」と呼んでおり、「Today at Apple」の際のイスとして使うこともできるほか、疲れた足を休ませることもできる。また、Apple的には友達や家族の待ち合わせのための憩いの場として使ってもいいというのだ。

ちなみに、イスは大小2種類が用意されており、そのうち大きな椅子の中にはボールが隠されている。それを見つけた目敏い(めざとい)お子さんが、早速ボールに乗ってくつろぐ姿も目撃できた。

ビデオボードの脇には、Apple Watchのバンドやワイヤレスヘッドホンなど各種アクセサリ製品が複数展示されていた。AirPodsや各種イヤホンの試着も可能で、実際に装着してどのような音質なのか、タッチ&トライできるようになっている。また、Apple Watchのバンドは手にとって感触を確かめることもできるので、Apple Watchのバンドの実際の使用感を試してみたい方はぜひApple京都に来店を。

iPhone用のケースも多数用意されている。壁に装着されたiPhoneケースは実際に手で触ることができる。また、展示されているケースを外して自分のiPhoneに装着し、着け心地をチェックすることもできる。

好きなケースを見つけることができたら、あとはケースを購入しよう。iPhoneケースが装着されている壁は実は引き出しになっているので、ケースごと引っ張ると、中にケースの在庫があるはずだ。これを手にとって、店頭スタッフに言うと購入することができる。

ここまでは、「Apple 新宿」とほぼ同じスタイル・デザインになっているわけだが、ここからは「Apple 京都」ならではの特徴について触れて行きたい。

まずは階段。「Apple 京都」には各種ワークショップを開催したり、ジーニアスバーとして使うことのできる2階フロアが用意されているが、この2階に上がるための階段には、Appleの本社にあるスティーブ・ジョブズシアター内の階段に使用されたものと同じ材質が使用されている。しかも、階段だけでなく手すりも同様。

手すりの手触りはとても気持ちよく、ずっと触っていたくなるほど。階段は全部で29段あるがエスカレーターはないため、階段を使いたくない場合はエレベータの利用をお勧めする。ただせっかく「Apple 京都」に行ったのであれば、ぜひこの特別仕様の階段を登ってみていただきたいところだ。

2階フロアの壁面は漆喰。そして、窓は本物ではないが障子をモチーフにしたデザインに。うまく「和」と「洋」が調和したものとなっており、「ここは本当にApple Store?」と錯覚するような、これまでにない作りになっている。

フロアには多数の机と椅子が配置されており、多目的で使用することが可能だ。オープン初日から多数のお客さんが相談に訪れているようだった。

「Apple 新宿」オープン初日に配られた限定Tシャツを着ている人も

ちなみに、2階にもApple製品が多数展示されている。ただし、1階と展示方法がやや異なり、iPadやMacなどを一箇所に並べて展示するスペースになっている。これは、Appleのエコシステム、つまりApple製品で統一することで作業をシームレスに行うことができるという魅力をアピールするためであるとのことだ。

「Apple 新宿」で初めて導入されたタッチセンサーで動く電源タップ内蔵テーブルも。また、ジーニアスバー用に特別な長机も用意されている。これは、日本ではApple 京都にしか存在しないとのこと。うーん、プレミアム。

そのほか、多数のアクセサリや関連商品が並べられており、Apple製品と連携させることで様々なことができることをアピールしている。最近、ヘルスケアに力を入れているAppleだが、体組成計やスマート縄跳びなども展示されていた。

ちなみに、「Apple 京都」には一般ユーザーが行くことのできない「秘密の部屋」があるという。この部屋は3階にあり、主に法人との商談に使用されるのだとか。もし、あなたがAppleと商談するような会社に属しているのであれば、普段は行くことのできない「秘密の部屋」に入る機会もあるかも?

ちなみに、今回の取材時にAppleの店頭スタッフの方に話を伺わせていただいたところ、「Apple 京都」のオープンに向けた様々な事情を聞くことができた。「Apple 京都」は数年前からオープンに向けて動いていたという。完成までの間に様々な構想が練られ、徐々に形になっていったとのことだ。

一部のスタッフは大阪の「Apple 心斎橋」から移動したものの、それでは当然ながら人員が足りるわけがないため、スタッフも新たに採用して人員を確保、トレーニングを重ねたとのこと。

今回のオープンのためのヘルプとして、東京の店舗から一時的に異動してきた方も。中には「Apple 表参道」から来ているスタッフの方もいた。ちなみにオープン初日に関しては、スタッフは100名以上いたようだ。

以上が、「Apple 京都」の全貌だ。店内は非常に明るく、商品がとてもハッキリと見えるため、製品の魅力が伝わりやすくなっている。また、店舗の設計は複階数が用意されている以外に全てフラットになっているため、車椅子の方でも安心して利用することが可能。「Apple 京都」は誰でも使える、街と一体化した良い店舗になっている気がしている。

日本人だけでなく、海外の人にも人気のある観光地・京都。もし旅行などで訪れた際には、おそらく一度は立ち寄るであろう四条烏丸にできた新しいApple Store「Apple 京都」、機会があったらぜひ一度訪れてみてはどうだろうか。

Apple 京都
住所・電話番号 営業時間
〒600-8006
京都府京都市下京区
四条通高倉東入立売中之町83-1
京都ゼロゲート 1F

TEL:075-757-8700

月曜日〜日曜日
10:00 a.m. 〜 9:00 p.m.

「Apple 京都」の住所や営業時間は上記の通り。最寄駅は地下鉄烏丸線「四条駅」もしくは阪急京都線「烏丸駅」。場所はこちら(Googleマップ)から確認を。

ちなみに、Appleは今後数年かけて、日本国内のApple Storeをリニューアルする予定だ。すでに「Apple 渋谷」はリニューアル作業に入っており、当初の予定通りであれば年内にリニューアルが終了する予定だ。また、「Apple 新宿」「Apple 京都」の他にも年内にはもう1つの新店舗が作られる予定となっており、これがリニューアル後の「Apple 渋谷」である可能性が指摘されているが、果たしてどうなるのだろうか。

ちなみに、Apple京都の地下通路。もしApple京都を訪れるつもりなら、ぜひこの地下通路を通って行ってみてはどうだろうか。

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Apple、Appleのロゴ、Apple Pay、Apple Watch、FaceTime、GarageBand、HomePod、iMovie、iPad、iPhone、iPhoto、iSight、iTunes、Retinaは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※App Store、AppleCare、iCloudは、Apple Inc.のサービスマークです。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。