2021年に発表されるApple新製品の情報・スペックまとめ。発売時期も予想してみた

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う影響により製品の発売スケジュールが変則的になったものの、iPhone 12シリーズやM1チップ搭載Mac、AriPods Maxなど、多くの新製品を発売したApple。

特にApple初のMac向け自社開発プロセッサ 「M1チップ (Apple Silicon)」 の登場により、MacBook Pro・MacBook Air・Mac miniの性能が大きく向上したことが大きな話題になった。Appleは今後2年間で、すべてのMacをApple Siliconに移行するとも以前に宣言しており、これから登場するであろう新型Macに注目が集まっている。

また、毎年恒例の新型iPhoneや新型Apple Watchの登場にも多くのユーザーが期待している。そこで当記事では、2021年に登場が予定されているApple製品について、各方面からの噂やリーク情報、登場時期についてまとめてみた。

さらに、過去にAppleが開催した発表会の内容・時期や2020年に発売した新製品についてもまとめている。これまでの復習をした上で、2021年に登場するApple新製品がどのようなラインナップになるのか、当記事を参考にぜひ想像してみていただきたい。

2021年に発売が予想されている新製品

まずは2021年の登場が予定されている新製品について、各製品の特徴や発売時期などをまとめてお伝えする。

iPhone 13シリーズ

発売予想時期 2021年9月
実際の発売日 20XX年XX月XX日(更新予定)

毎年新型モデルが投入されているiPhoneシリーズは、これまでのネーミングルールから 「iPhone 13」 となる可能性が濃厚。昨年は新型コロナウイルスの影響でiPhone 12シリーズの発売が10月に遅れてしまったが、今年は例年どおり9月の発売に戻ると予想されている。

iPhone 13シリーズはiPhone 12シリーズから基本設計やデザインなどは引き継ぎつつ、新プロセッサの搭載や一部機能が進化する程度のマイナーアップデートにとどまる可能性が高い。ラインナップは変わらず4モデルで、端末サイズも今のところ変わらない可能性が濃厚だ。

デザインの変化については、全モデルでノッチが小型化するという噂や、iPhone 13 Pro MaxのみLightningポートが廃止されて完全ワイヤレスモデルになるという噂もある。

カメラ周辺に関しては、カメラユニット全体は出っ張るものの、レンズカバーの出っ張りがなくなってスマートなデザインになると噂されている。またカメラユニット全体がサファイアガラスでカバーされるデザインになるとのことで、カメラユニット全体にキズがつきにくくなりそうだ。

バッテリー容量は、iPhone 12シリーズに比べて全体的に増加する予定。具体的にはiPhone 13 Pro Maxが4,352mAh、iPhone 13/13 Proが3,095mAh、iPhone 13 miniが2,406mAhになるとのこと。iPhone 12シリーズに比べると最大18%増加することになる。

iPhone 13 バッテリー容量 iPhone 12 バッテリー容量 現行モデル比
iPhone 13 Pro Max (A2653) 4,352mAh iPhone 12 Pro Max 3,687mAh +18%
iPhone 13 / 13 Pro (A2656) 3,095mAh iPhone 12 Pro/12 2,815mAh +10%
iPhone 13 mini (A2660) 2,406mAh iPhone 12 mini 2,227mAh +8%

このバッテリー容量の増加は、iPhone 13 Proシリーズの120Hzリフレッシュレート対応に備えたものである可能性が指摘されている。

ディスプレイは4モデルともOLED(有機ELディスプレイ)だが、Proモデルのみ低電力LTPOテクノロジーを採用。ディスプレイのバッテリー消費が軽減され、120Hzの高リフレッシュレート駆動に対応すると予想されている。

生体認証に関しては再びTouch IDが戻ってくる可能性がある。上位モデルには画面内蔵型Touch IDとFace IDが、下位モデルには電源ボタン内蔵型のTouch IDが搭載されるという。ただし画面内蔵型のTouch IDに関しては、現在搭載に向けてテストが行われているものの、最終的に搭載されるかどうかはまだ未知数であるとのこと。

カメラ性能に関しては大きなアップグレードはないとする情報もある一方、上位モデルの超広角レンズがオートフォーカス付きのf/1.8、6Pレンズになり、性能が大幅に向上する、もしくは全モデルにf/1.8の明るいレンズが採用されるという情報もあり、どの情報が正しいのかは現時点では不明。

また、現行ではProモデルにしか搭載されていなかったLiDARスキャナが全モデルに搭載されるという情報や、iPhone 12 Pro Maxのみに搭載されていたセンサーシフト光学式手ぶれ補正がiPhone 13 Pro/13 Pro Maxの広角レンズ・超広角レンズに搭載されるようになるという情報も伝えられている。

さらにiPhone 13シリーズは、5Gのミリ波に対応したモデルが日本、ヨーロッパ、オーストラリア、カナダでも販売されると著名アナリストのMing-Chi Kuo氏が伝えている。ミリ波に対応することで、Sub6のみに対応したモデルに比べて高速なモバイルデータ通信を利用しやすくなる。

現行のiPhone 12シリーズは米国で販売されているモデルのみがSub6・ミリ波ともに対応していて、その他の国で販売されているモデルはSub6だけの対応となっている。

新型iPad Pro

発売予想時期 2021年4月以降
実際の発売日 2021年5月21日

iPadシリーズの最上位モデル 「iPad Pro」 に新型モデルが登場する予定。12.9インチモデルの情報が多く伝わってきているが、Macお宝鑑定団Blog(羅針盤)DigiTimesからの情報によれば、11インチモデルと12.9インチモデルの2モデルが登場予定であるとのこと。

新型iPad Proは現行モデルからデザインはほぼ変わらないものの、側面にあるスピーカーの穴が従来の2/3に減少し、配置場所が変更される予定。背面カメラに関してはユニット全体の出っ張りは変わらないものの、レンズカバー部分の出っ張りがなくなりスマートなデザインになる可能性があるという。デザインに関してはCADレンダリングも流出している。

本体にはA14Xチップが搭載され、5G通信に対応する。また、12.9インチモデルのみミニLEDディスプレイが搭載されると噂されている。

ミニLEDディスプレイは、現行のLEDよりも小さな発光ダイオードをバックライトに使用する次世代ディスプレイ。ディスプレイの色域表現をより広くし、高いコントラストやダイナミックレンジの表現が可能になると言われている。さらに消費電力の向上や薄型化も期待できる。

次期iPad Proの登場時期は、12.9インチモデルに搭載されるミニLEDディスプレイの量産が2021年第2四半期(4〜6月)に開始されるという情報があることから、現時点では4月以降の発売が濃厚とみられる。

追記

2021年4月20日、新型iPad Proが正式に発表された。11インチモデルと12.9インチモデルの2種類が用意され、12.9インチモデルのみミニLEDディスプレイが採用、セルラーモデルが5G通信に対応している。詳細は以下の記事から。

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Apple Watch Series 7

発売予想時期 2021年9月
実際の発売日 20XX年XX月XX日(更新予定)

2021年に登場する次期Apple Watchは、大幅なデザイン変更が予定されているという。

具体的には、iPad ProやiPhone 12などのようにフラットデザインが新たに採用され、ディスプレイがさらに狭額縁化。ただし本体の厚み自体は少し増えることになるという。また、新カラーとしてAirPods MaxやiPad Airのようなグリーンモデルが追加されると著名リーカーは伝えている。

次期Apple Watchには、性能を引き上げる新プロセッサ、改善されたUWB (Ultra Wide Band:超広帯域無線通信) が搭載予定。また、Digital Crownかそのほかの部分に指紋認証機能 「Touch ID」 が搭載されるという噂もあり、もし搭載されればApple Watchのロック解除が便利になりそうだ。

AppleはApple Watchを健康促進のためのデバイスとして捉えていることもあり、毎年のように新しいヘルスケア機能を実装している。

Apple Watchには、以前から採血不要で血糖値が測定できる血糖モニタリング機能や体温センサーが搭載される可能性が指摘されているが、米メディアBloombergの記者Mark Gurman氏によると、これらの機能が搭載されるのは来年以降になる見通し。特に血糖値センサーについてはまだ研究段階にあるようで、搭載できるようになるまで数年を要するとのことだ。

Apple Siliconを搭載した14インチ・16インチMacBook Pro (上位モデル)

発売予想時期 2021年後半(7月〜12月)
実際の発売日 20XX年XX月XX日(更新予定)

昨年はApple Silicon (M1チップ) を搭載したMacBook Proが登場したことで話題になったが、このモデルは13インチMacBook Proシリーズの中でも下位モデル。今年はついに上位モデルがアップデートされることになるだろう。

Appleは現在、ハイエンドMac向けに最大20コアのCPUを搭載したApple Silicon (M1XもしくはM2チップ?) を開発中で、このチップを搭載した新型MacBook Pro(上位モデル)が今後登場するとみられている。

肝心のチップの名称についてだが、匿名情報筋からの情報では「M2」 チップではなく、M1チップを拡張した 「M1X」 になるという。同チップにより、Thunderboltポートが増加し、複数の外部ディスプレイがサポートされるようになるとのこと。

新型MacBook Proは14インチモデルと16インチモデルの2モデルが用意されていて、大幅なデザイン変更が予定されている。

具体的には本体のシャーシがより四角くなり、全体的に角ばったフラットデザインが採用されるという。iPad Proのようなフラットデザインの採用でベゼルが従来より狭くなり、ディスプレイ下に配置されていた 「MacBook Pro」 のロゴが廃止されることでiMac 24インチモデルを彷彿とされるデザインになる可能性が指摘されている。

ディスプレイはより明るくなり、コントラストも高められることが計画されている。16インチMacBook ProにはミニLEDディスプレイが搭載予定だ。

デザインのほかにも大きな変更点として、Touch Barの廃止やMagSafeの復活に加えて、SDカードスロット・HDMIポートの復活が伝えられている。

BloombergのMark Gurman氏によると、Touch Barの廃止に関してはまだ確定というわけではなく、非搭載のモデルをテストしている段階だという。もし廃止された場合は物理式のファンクションキーが搭載されることになる。

MagSafeに関しては従来のものよりも高速で充電できる仕様になるという。また、MagSafeは復活するものの、引き続きUSB-Cポートは複数ポート搭載される予定だ。

新型MacBook Proの発表時期については、著名リーカーJon Prosser氏がWWDC21で発表されると発言したことでユーザーの間で期待が高まっていたが、結局のところ発表されることはなかった。現時点では2021年後半に登場予定との情報が濃厚だ。

Apple Siliconを搭載した新型iMac

発売予想時期 2021年後半
実際の発売日 2021年5月21日

新型iMacに関しては、MacBook Pro(上位モデル)と同様に最大20コアのCPUを搭載したApple Siliconチップを搭載したモデルが、21.5インチモデルと27インチモデルを置き換える形で今年後半に登場予定

次期iMacはApple純正の外部ディスプレイ 「Pro Display XDR」 のような狭いベゼルが採用されていて、これまでiMacの下部にあった “あご” 部分が取り除かれるという。また、背面デザインが流線型から平らなデザインに変更されるとも言われている。

さらに、次期iMacはiPad Air(第4世代)のようにマルチカラー展開になる可能性もあるようだ。ただし、この情報を伝えたJon Prosser氏はあくまでもプロトタイプ時の情報であるとしており、現時点で確証は得られていないとのこと。

新型AirPods・AirPods Pro

発売予想時期 2021年後半〜2022年
実際の発売日 20XX年XX月XX日(更新予定)

Appleの完全ワイヤレスイヤホン 「AirPods」 「AirPods Pro」 に新型モデルが登場する予定だ。

AirPods Proに関してはデザインが大幅刷新され、W2チップが新たに搭載されるとのこと。2つの異なる部品が確認されていることから、2モデル展開になるという情報もあるが、AirPodsがAirPods Proに似たデザインになる関係で2種類の似た部品が発見されたと考える説もある。

また、Bloombergの著名記者Mark Gurman氏によると、次期AirPods Proにはフィットネストラッキングを可能にする新たなモーションセンサーが搭載される予定であるとのこと。

AirPodsに関しては、イヤホン本体のデザインはAirPods Proに似たものになるが、充電ケースはAirPods Proよりも横幅が少し小さくなるという。ノイズキャンセリング機能を搭載せず、H1チップが採用されるとの噂だ。

さらに長時間装着したときにも不快感を最小限に抑えるよう、耳穴の中と外との圧力を均等にする調整機能が備わっているとのこと。価格は150〜199ドル(日本円では1.6万円〜2万円強)との情報がある。

また、ブラックカラーの充電ケースのフタがリークされたことにより、次期AirPodsにブラックモデルが存在するのではないかという情報も。この画像を公開したDuanRui氏は過去にも信頼できる情報を多数提供してきていることから、この情報が本物である可能性は十分にありそうだ。

AirPods(第3世代)の発売時期については、著名アナリストMing-Chi Kuo氏が量産が2021年第3四半期(7月〜9月)に開始される予定であるとレポートで伝えていたことから、この情報が正しければ2021年後半以降になると予想される。また、Bloombergの著名記者Mark Gurman氏も2021年後半に登場すると伝えている。

AirPods Pro(第2世代)の発売時期については、Mark Gurman氏は2022年に発売する計画であると伝えている。

ちなみに、AppleはApple Musicでロスレスオーディオの提供を開始したが、現時点でAirPodsやAirPods Proではロスレスオーディオを利用できないことから、Appleが新しいコーデックを開発しているという噂も。新コーデックの採用により、次期AirPodsやAirPods Proではロスレスオーディオが楽しめるようになるかもしれない。

iPhone SE Plus

発売予想時期 2022年4月?
実際の発売日 20XX年XX月XX日(更新予定)

廉価版iPhoneの 「iPhone SE」 シリーズの最新モデルとして、「iPhone SE Plus」 が登場予定との噂。

ベゼルレスデザインが採用され、iPad Air(第4世代)のように電源ボタンにTouch IDが内蔵。Face IDを搭載しないことからノッチも小型化されるとのこと。画面サイズは5.5インチ〜6.1インチになるとの噂。もしかするとiPhone XRやiPhone 11シリーズが、iPhone SE Plusとして販売されることになるのかもしれない。

発売時期に関しては、当初は2021年4月が濃厚とされていたものの、リーク情報などの少なさから2022年以降になるのではないかとも噂されている。

iPad mini(第6世代)

発売予想時期 2021年後半(11〜12月が濃厚?)
実際の発売日 20XX年XX月XX日(更新予定)

約2年ぶりに、iPadシリーズの小型モデル 「iPad mini」 がアップデートされる可能性がある。

次期iPad miniは、当初の情報ではホームボタンは引き続き搭載しつつ、ベゼルが若干狭くなるだけのデザイン変更にとどまるとみられていたが、最近の情報ではiPad Air(第4世代)のようなベゼルレス化が濃厚とされている。

このベゼルレス化に伴い、ホームボタンが廃止される予定。廃止された場合、生体認証としてはFace IDか電源ボタン搭載型のTouch IDのどちらかが採用されるとみられるが、iPad miniは端末価格の安さも売りにしていることから、電源ボタン搭載型のTouch IDが採用される可能性が高そうだ。

本体サイズは206.3 × 137.8 × 6.1 mmと現行モデルとほとんど変わらないものの、画面周囲のベゼル幅が狭くなることで画面サイズが大きくなる見通し。画面サイズは8.4インチもしくは8.5インチと従来より少し大きくなる予定だ。また、充電ポートはLightningからUSB-Cポートに変更になるという。

プロセッサには、iPhone 12シリーズやiPad Air (第4世代) と同じ 「A14 Bionic」 チップが搭載。セルラーモデルは5G通信に対応し、カラーラインナップはシルバー・ブラック・ゴールドの3色展開になるという。

新型iPad miniの発売は、現時点では2021年後半 (7月〜12月) になる可能性が濃厚とされている。ただし、Appleは2021年末に発売予定の 「iPad(第9世代)」 と同時の発売を計画しているとのことから、11月〜12月に発売されることになるかもしれない。

また、著名リーカーのJon Prosser氏は、次期iPad miniの登場に合わせて、現行モデルより小型の新しいApple Pencilが登場する可能性もあると伝えている。

iPad(第9世代)

発売予想時期 2021年11月〜12月
実際の発売日 20XX年XX月XX日(更新予定)

iPadシリーズの中で廉価モデルとしての立ち位置で販売されている 「iPad」 の最新モデル 「iPad(第9世代)」 が2021年に登場するという情報がある。

iPad(第9世代)はiPad Air(第3世代)をベースに開発されているが、仕様は微妙に異なるとみられている。画面サイズは10.2インチで、フルラミネーションディスプレイ・反射防止コーティング・P3・True Toneテクノロジーが採用予定、筐体は薄型・軽量化が図られ、A13 Bionicプロセッサとホームボタン内蔵型Touch ID、Lightningポートが搭載されるという。ストレージ容量は64GBで、価格は299ドル(日本円で約3万円)と予想されている。

発売時期に関しては、当初は2021年春頃の発表が予想されていたが、Bloombergの著名記者Mark Gurman氏によると、早くて2021年末(11月〜12月)になる予定。新型iPad miniと同時に発売を予定しているとのこと。

新型Apple TV

発売予想時期 2021年4月?
実際の発売日 2021年5月21日

ゲーミングに焦点をあてた新型Apple TVの登場が噂されている。一部メディアは 「発売が近い」 と報じていることから、早ければ今春に登場する可能性がある。

新型Apple TVは新プロセッサの搭載により性能が向上するほか、新コントローラーの採用により操作性が向上するとみられている。

一部情報では『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』に匹敵するクオリティのタイトルが登場するとの情報もあり、AppleはApple TVをゲームコンソール化することを検討しているのかもしれない。ちなみにリモコンが大幅変更されるという情報もある。

追記

2021年4月20日、新しいSiri Remoteを備え、処理性能が向上した新型Apple TV 4K(2021)が発表された。詳細は以下の記事から。

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AirTag

発売予想時期 2021年3月
実際の発売日 2021年4月30日

2020年の段階で 「いつ発売してもおかしくない」 とたびたび登場が噂されていたものの、結局のところ発売を迎えることがなかった紛失防止タグ 「AirTag」 。

すでにOS内から製品イメージなどが見つかっていることから、発売はほぼ確実視されているものの、何度も発売延期が報じられている同製品。しかし、著名アナリストMing-Chi Kuo氏によればいよいよ2021年に登場する予定であるとのことだ。

今年1月には、AirTagをペアリングしたときに表示されるアニメーション映像も見つかっている。

AirTagは音を鳴らしてアイテムの位置を見つけることができるほか、iPhoneのARカメラを使った目視によるアイテムの位置を探す機能も用意されると言われている。

また、紛失したとしてもAirTagの通信範囲に出入りすると自動でiPhoneに通知が届くなどの仕組みも用意されているとのこと。コイン電池によって駆動する仕組みになっていて、バッテリーが切れたらユーザーの手で適宜交換できるとの噂。

AirTagの発表時期については今のところほとんど情報がないが、4月に新製品発表イベントの開催が予想されていることから、そのタイミングでの発表となる可能性がありそうだ。

追記

2021年4月20日、Apple初の紛失防止タグ 「AirTag」 が正式に発表された。Bluetooth経由でiPhoneとペアリングし、場所を特定できる。防水・防塵性能はIP67程度で、ユーザーの手でバッテリー交換も可能。詳細は以下の記事から。

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Apple Glass (ARメガネ・ARヘッドセット)

発売予想時期 2021年〜2022年
実際の発売日 20XX年XX月XX日(更新予定)

数年前から、Appleが独自のARメガネもしくはARヘッドセットを開発中であるという情報が伝えられているが、いよいよ2021年もしくは2022年にApple初のARデバイスが登場することになりそうだ。

著名アナリストのMing-Chi Kuo氏は、Appleが2021年にARデバイスを発売するとの予想をレポートで伝えている。同氏はデバイスの詳細について触れてはいないものの、ARメガネなのか、それともARヘッドセットなのか、もしくはその両方なのかは現時点では不明だ。

Bloombergの著名記者Mark Gurman氏によれば、「Apple Glass」 と呼ばれるARメガネが2022〜23年に発売予定。さらにARとVRが組み合わせられたヘッドセットが2021年に発表され、2022年に発売する予定だという。

AppleのARメガネとARヘッドセット、両方の詳細について現時点でわかっていることは少ないが、iOSの中からARヘッドセットのものと思わしき情報が発見されるなど、いくつか証拠が見つかっている。

また、著名リーカーJon Prosser氏は 「(ARグラスの)プロトタイプをこの目で見た」 と話しているほか、台湾メディアDigiTimesは現在の開発状況が第2フェーズにあり、今後数ヶ月以内に第3フェーズに移行すると伝えていることから、ARデバイスの開発が進んでいる様子が窺える。

Jon Prosser氏によれば、Apple Glassには通常モデルと限定モデルの2種類が存在するという。

通常モデルのApple GlassはRay-Ban(レイバン)のWAYFARER、もしくはAppleのCEOティム・クック氏がかけているメガネにも似ているという。特別仕様の限定モデルはスティーブ・ジョブズの名を冠した 「Steve Jobs Heritage Edition」 。ジョブズ氏が生前つけていた丸メガネ形状になる可能性がある。

メガネのツルの部分にはLiDARスキャナが搭載されているとのこと。そのほかのカメラについては、プライバシー配慮のため現在は搭載されていないという。充電はワイヤレス充電によって行い、プラスチックのスタンドが用意されており、そこにApple Glassを裏返すように置いて充電するのだとか。

Apple Car

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発売予想時期 不明
実際の発売日 20XX年XX月XX日(更新予定)

台湾メディアによれば、Appleの自動運転車 「Apple Car」 が2021年9月に発表される可能性があるという。Appleは同製品の発売に向けて、カリフォルニアで試験走行を行なっていると報じられている。

しかし、この情報に対しては多くのメディアが懐疑的だ。また、Appleの未発表製品に関して高い予測精度を誇る著名アナリストMing-Chi Kuo氏が2023年~2025年以降の発売を予測していることに加えて、Bloombergの著名記者Mark Gurman氏も発売は5年以上先になる見通しであると伝えていることから、今年Apple Carが披露される可能性は低そうだ。

過去の発表会の日程から発表時期を予想

2021年に発表される大まかな製品について把握できたところで、過去の発表会などのスケジュールと現時点での情報を踏まえて各製品の発表時期を表にまとめてみた。

一部製品に関しては 「2021年前半」 などリーカーからかなり広い範囲の発売時期を指定されているものもあるため、随時新たな情報をもとに更新していく予定だ。

毎年Appleが新製品を発表するタイミングから2021年の新製品を予想
Appleが新製品を
発表する時期
発表形式 発表される可能性がある製品
3月 イベントなし
4月 発表会 iPad Pro (発売済)
AirTag (発売済)
Apple TV 4K (発売済)
iMac (下位モデル) (発売済)
6月 発表会
( WWDC21 6/7-6/11 )
9月 発表会 iPhone 13シリーズ
Apple Watch Series 7
2021年後半 AirPods
iPad mini
無印iPad
MacBook Pro (14/16インチ)
2022年 AirPods Pro
iPhone SE Plus
完全不明 Apple Glass
Apple Car

これまでの傾向から、Appleが製品を発表するのは3月・5月・6月・7月・9月・10月・11月・12月が多く、中でも発表会を開催して大々的に発表するのは3月・6月・9月・10月・11月が多くなっている。

この傾向を踏まえた上で、リーカーなどからの情報を表に当てはめていくと上記のようになった。

現時点で上記の日程で発表される可能性が最も高そうなのは、iPhone 13シリーズとApple Watch Series 7、MacBook Proの上位モデル。AirPods/AirPods ProやiPad mini、無印iPadなどは比較的発売時期の範囲が広く指定されているため、表に記載した発売時期よりも後ろ倒しになる可能性があることには注意していただきたい。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。