Apple Payに40の金融機関が新たに加盟!
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9to5Macによると、ここ数日でApple Payに40の金融機関が新たに加盟し、サービスが拡充されるとのことだ。
世界的にもモバイル端末での決済への対応が迫られているのが現状だ(追加される40の金融機関)。
Apple Payは昨年10月にアメリカで開始。今年6月からイギリス国内での提供に加え、秋にはカナダでもサービスが開始される模様。来年には中国での展開が予想されている。
日本での対応は未だに未定になっているが、国内での導入が遅れている理由としては、すでに「おサイフケータイ」やFeliCaやSuicaなどの電子機器での決済方法がある程度確立されていることと、金融関連の法律が欧米諸国と違うことが挙げられている。
今後もいつ導入されるかは分からない状況だ。
記事タイトル的には「対応する金融機関が増えました!」と素直に喜びたいところだが、Apple Payの現実はそんなに順調ではない。
マイナビでの8月のニュースだが、米国でApple Pay利用率が減少しているとのことだ。
iPhone 6の普及率が一定水準に達した今年3月と6月の2つのデータで比較すると、「実際にApple Payを買い物に利用したか」という問いに対して、3月では39.3%だったのに対し、6月では23%に減少。
理由としてはまず、iPhone 6ユーザーでもiPhoneの最新機能に興味がある「アーリーアダプター」が積極的にApple Payを利用したのに対して、アーリーアダプター以外のユーザーが相対的に増えた結果であること。
2つ目の理由は、
ユーザーがすでに「飽きて」しまい、次から使わなくなってしまうこと。本来であればタップ&ペイで気軽に決済が行えるはずなのに、むしろ元の支払いスタイルに戻ってしまっているということは、モバイル端末で支払うことにあまりメリットを見出せず、リピーターを掴んでいないことの証だといえる。(マイナビニュースより引用)
なるほど。
もともと、お金を払うというのは日常の動作。消費者も従来の決済方法で不自由しないように各々で工夫していたはず。ApplePayがそれを確実に上回る方法でなければ、人々は支払い方法の乗り換えをしない。
さらに、マイナビニュースでは「セキュリティへの懸念」と「ユーザーの囲い込み不足」を指摘している。それなりに、ユーザーと店側にメリットのある決済方式でないとユーザーは定着、あるいは増えないということ。
日本では電子決済での買い物は割と浸透しているように思える。僕も電車を待つときなどにSuicaで飲み物を買ったりするくらいだ。
だが、もし日本で導入されたとしてもApple Payだけで買い物を済ませるかというと、もしかしたらその答えは「NO」かもしれない。
ちなみに本日26:00にリリースされるiOS9では「Passbook」が「Wallet」に置き換わっているのでアップデートする人はチェックしてみよう!
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東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。
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