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Beats Studio Pro、Apple公式サイトで販売開始。店頭販売も本日8月10日から開始

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Apple傘下オーディオブランドのBeats by Dr. Dreは、新型オーバーイヤーヘッドホン 「Beats Studio Pro」 をApple公式サイトで販売開始した。

当初案内されていた販売開始時刻を過ぎてから販売開始時刻の訂正が行われるなどの混乱もあったものの、現在はApple公式サイトで無事注文できるようになっている。

価格は49,800円(税込)。 Apple Storeおよび各正規販売店においても、本日8月10日(木)より販売が開始される予定だ。

「Beats Studio Pro」 Apple公式サイトで販売開始

「Beats Studio Pro」 は、アクティブノイズキャンセリング (ANC) 機能に対応した、Beatsの新型オーバーイヤー型ワイヤレスヘッドホン。2017年に発売した 「Beats Studio3 Wireless」 の実質的後継モデルとして登場する。

デザインは、英国のデザイナーであるサミュエル・ロス氏が “プリンシパルデザインコンサルタント” として手がける。これまでの 「Beats Studio」 シリーズのレガシーを残しながら、さらなる高級感を高めるなどデザインのブラッシュアップを図っている。

デザイン面の最大の特徴と言えるのが、新たに導入されたイヤーパッド 「UltraPlush」 。低反発フォーム素材をシームレスなレザー素材で包むことにより、長時間装着しても快適な着け心地と優れた耐久性を実現した。

内蔵ドライバーは、新開発の40mm径ドライバー。二層構造のポリマー振動板、高性能通気アレイ、マグネットの強度の向上によって、大音量でもほぼ歪みのないピュアなサウンドを生み出す。

Beatsによると、これは先代モデルと比較して最大80%向上しているとのこと。統合されたデジタルプロセッサがアウトプットの周波数特性を最適化。パワフルで優れたバランスのサウンドプロファイルにより、どんな音でも細部まで聞き取ることができるとする。

さらに、本製品にはジャイロスコープと加速度センサーで構成されるIMU (慣性計測装置) を搭載しており、(Appleプラットフォームにおいて) 空間オーディオとダイナミックヘッドトラッキングに対応。また、内蔵の高品質DAC (デジタル/アナログコンバータ) を介したUSBオーディオもサポートし、高音質オーディオ再生に対応する。

リスニングモードは、アダプティブ型のアクティブノイズキャンセリング (ANC) モードと、外部音取り込みモードの2種類が用意されている。

イヤーカップ部分に搭載された多機能ボタンで、これらのリスニングモードを切り替えができるほか、EQモードの切り替えやバッテリー残量の確認、デバイスのペアリング、ヘッドフォンの電源のオン/オフが可能。

また、「b」 ボタンは音楽の再生コントロールや着信時のコントロールにも対応するほか、「b」 ボタンの上下には、音量を調節できるボタンも搭載される。

本製品に搭載されたマイク品質は大きく向上しており、よりクリアな音声を相手に届けることが可能に。音声認識できるマイクを搭載し、周囲のノイズを取り除くことで音声を際立たせることが可能。先代モデルと比較すると最大27%音質が向上している。

チップセットは、「Beats独自のプラットフォーム(第2世代)」 とされる、Beatsが独自に開発したものが搭載されている。Appleのオーディオデバイスには 「H1」 「H2」 といったチップが搭載されているが、これはAppleのエコシステムに最適化されたものになっている。

一方の 「Beats Studio Pro」 に搭載されたチップセットは、AppleデバイスだけでなくAndroidデバイスでも同等の操作・機能が利用できるようにした、より互換性を高めたものになる。

音楽は無線と有線の両方で楽しむことができる。Bluetoothのバージョンはv5.3。搭載インターフェースはUSB-Cと3.5mm入力。USB-Cオーディオにも対応しており、USB-Cケーブルを介した有線再生が可能だ。

3.5mm入力時はANCと外部音取込みモードが使用できる。一方で、USB-Cオーディオ時は利用不可だが、ただUSB-Cオーディオが有効になっている場合、EQを最適化した3つのサウンドプロファイルを利用できる。

  • Beats Signatureプロファイル:あらゆるジャンルの音楽をバランスよくチューニングする。
  • エンターテイメントプロファイル:周波数カーブの特定部分を強化することで、ダイナミックな映画、ゲーム体験をもたらす。
  • 会話プロファイルは、声の周波数特性を調整するので電話をかけたり、ポッドキャストを聴いたりするのに最適。

バッテリー駆動時間は最大40時間。ANC/外部音取り込みモードをオンにした状態では最大24時間の駆動が可能。急速充電 「Fast Fuel」 に対応しており、10分間で最大4時間の再生が可能だ。

キャリングケースも刷新された。ケースには半剛性の頑丈に織り込んだ生地を使用し、クリップやカラビナ用の輪が外側に縫い付けられたことで、より安全に、そして持ち運びやすくなった。ケース内側には、ポケットが2個用意され、同梱するUSB-Cケーブルや3.5mmケーブルなどの小物を収納することが可能。

ペアリングに関しては、Appleデバイスの場合はワンタッチペアリングが利用できるほか、iCloudアカウントに登録されているすべてのデバイスと瞬時にペアリングする 「iCloudペアリング」 、iPhoneが手元にない場合にApple Watchに自動で音声を受け渡す 「iPhone/Watchペアリング」 に対応する。

Androidデバイスの場合は、Google Fast Pairを介してワンタップでペアリングできるほか、Gmailアカウントに登録しているすべてのAndroidデバイスおよびChromeデバイスに自動でペアリングする 「エコシステムペアリング」 に対応する。

また、Appleデバイスでは 「Hey Siri」 が利用できるほか、「探す」 アプリによる追跡が利用できる。Appleデバイスの場合は、ソフトウェアアップデートは自動で実行される。

Androidデバイスでは、Googleの 「デバイスを探す」 機能での追跡が可能で、そのほかにもBeatsアプリをダウンロードすることで、再生モードと再生時間のウィジェットが利用できたり、操作をカスタマイズしたり、ワイヤレスアップデートが利用可能だ。

カラーラインナップは、ブラック、ネイビー、サンドストーン、ディープブラウンの4色展開。

価格は49,800円(税込)。8月10日(木)午前1時からApple公式サイトで販売が開始されている。Apple Storeおよび各正規販売店でも、本日より販売が開始される予定だ。

(画像:Apple)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。