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ベルキン、「Qi2 2-in-1 ワイヤレス充電パッド」 など3種のQi2対応ワイヤレス充電器を1月17日から順次国内発売

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ベルキン株式会社は、ワイヤレス充電の新規格 「Qi2」 に対応した充電器シリーズ3製品の予約受付を1月17日から順次開始すると発表した。

発売するのは、「Belkin Qi2 2-in-1 ワイヤレス充電パッド」 「Belkin Qi2 3-in-1 ワイヤレス充電パッド」 「Belkin Qi2 折りたたみ式 充電スタンド」 の3製品。すでに海外で発表されていた製品だが、今回国内での発売が決定したかたち。Amazon.co.jpをはじめ、全国の家電量販店で取り扱われる。

このうち、「Belkin Qi2 2-in-1 ワイヤレス充電パッド」 は本日から予約受付を開始しており、最短お届け日は1月26日を予定している。価格は9,990円(税込)。Amazonでは発売を記念し、1月23日まで数量限定の5%オフクーポンを配布する。

Belkin Qi2 折りたたみ式 充電スタンド

「Belkin Qi2 3-in-1 ワイヤレス充電パッド」 「Belkin Qi2 折りたたみ式 充電スタンド」 の2製品については、どちらも2月以降の発売を予定している。

「Belkin Qi2 3-in-1 ワイヤレス充電パッド」 は2月末〜3月の出荷を予定しており、価格は14,400円。「Belkin Qi2 折りたたみ式 充電スタンド」 は2月中旬の出荷を予定しており、価格は7,770円 (価格はいずれも税込) 。

Belkin Qi2 2-in-1 ワイヤレス充電パッド

手前の製品が 「Belkin Qi2 2-in-1 ワイヤレス充電パッド」

「Belkin Qi2 2-in-1 ワイヤレス充電パッド」 は、iPhoneとAirPodsなど、2台のデバイスを同時にワイヤレス充電できる充電パッド。

左側の充電パッドはQi2に対応するほか、MagSafeとも互換性があり、iPhone 15シリーズなどの対応製品を15Wで高速ワイヤレス充電できる。右側はQi対応の充電パッドで、対応デバイスを5Wでワイヤレス充電可能だ。

本体にはUSB Type-Cポートが2ポートあり、背面が本体への給電ポートで、側面にあるもう1ポートではケーブルを使っての有線充電が利用できるほか、後日発売予定のApple Watch充電ドングルを接続すればApple Watchの充電にも対応し、最大3台のデバイスを同時充電できる。

カラーはブラックとホワイトの2色で、価格は9,990円(税込)。1月17日から予約受付が開始されており、最短お届け日は1月26日を予定している。

Belkin Qi2 3-in-1 ワイヤレス充電パッド

「Belkin Qi2 3-in-1 ワイヤレス充電パッド」 は、「Belkin Qi2 2-in-1 ワイヤレス充電パッド」 に取り外し可能なApple Watch充電ドングルを同梱したQi2対応のワイヤレス充電器。

側面にあるUSB Type-CポートにApple Watchの充電ドングルを接続することで、最大3台のデバイスを同時充電可能だ。

カラーはブラックとホワイトの2色で、価格は14,400円(税込)、出荷開始は2月末〜3月を予定している。

Belkin Qi2 折りたたみ式 充電スタンド

「Belkin Qi2 折りたたみ式 充電スタンド」 は、パッドモードとスタンドモードを切り替えられる、Qi2対応のワイヤレス充電スタンド。

本製品はQi2とMagSafeに対応し、iPhone 15シリーズなどの対応製品を15Wで高速ワイヤレス充電が可能だ。

スタンド時には、iPhoneを縦向き・横向きのどちらでも装着可能で、充電しながらのビデオ通話や動画視聴が可能。スタンド部分を折りたたむと、iPhoneを寝かせて充電できるパッドモードとして利用できる。

本体は折りたたんでコンパクトに持ち運べるため、旅行などのお供にも最適だ。

カラーはブラックとホワイトの2色で、価格は7,770円(税込)。出荷開始は2月中旬を予定している。

「Qi2」 とは

ベルキン株式会社デジタルマーケティングアシスタントマネージャーの朱政氏

今回新たに発売する新製品は、いずれも最新のワイヤレス充電規格 「Qi2」 に対応した製品となる。

「Qi2」 は一般的なスマートフォンでも採用されてきた規格 「Qi」 の後継で、Qi規格を策定するWPCが開発した次世代のワイヤレス充電規格だ。

「Qi2」 には、Extended Power Profile (EPP) とMagnetic Power Profile (MPP) のふたつがバリエーションとして用意されている。

どちらもAppleの 「iPhone 12」 以降のiPhoneで搭載されているMagSafeをベースに開発したものだが、前者はこれまでどおり磁石を用いたマグネティック吸着機能を保持せず、最大15Wの出力をサポートするもの。そして、後者はMagSafeと同様に、マグネティック吸着と最大15Wのワイヤレス充電に対応したのが特徴だ。

後者のMPPに関しては、マグネティック吸着機構によって、スマートフォンの背面はワイヤレス充電器にピッタリとくっつき、位置ズレを防ぐことで、ロスの少ない効率的なワイヤレス充電を可能とする。

また、位置ズレを防ぐことでバッテリーの発熱も少なくすることができることから、スマートフォンのバッテリー劣化を防ぐことにも繋がる。これまでは、iPhoneでのみ利用できていた充電の仕組みだが、今後はAndroid製品など広いデバイスで採用されることになっている。

なお、iPhoneのMagSafeは機能面を考えると依然としてQi2の上記互換と考えて良いが、Qi2はMagSafeをベースに開発された経緯もあり、Qi2と同等のワイヤレス充電が利用できる。iPhone 12以降のiPhoneについてもQi2に対応したワイヤレス充電器で、MagSafeと同じ最大15Wの充電が可能だ。

Belkinは、iPhone 12からMagSafeが搭載されるようになってからMagSafe対応ブランドとしてナンバーワンの販売台数を誇っており、今回もこうしたQi2対応製品をいち早く投入することで、業界シェアを多く獲得したい狙いがあるようだ。

なお、Qi規格を策定するWPCは将来的に現行(Qi2)の15Wよりも高い出力でワイヤレス充電をサポートする計画を持っているとされる。これが今後のMagSafeにどのように影響していくのかにも注目となる。

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©Belkin International, Inc.

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。