CIO BT-TM700 レビュー | ニンテンドースイッチでワイヤレスイヤホンが使えるようにするBluetoothトランスミッター

Nintendo Switchなどのゲーム機は残念ながらワイヤレスイヤホンに接続することはできない。どんなに良いイヤホンを持ってても、ゲーム音声は有線環境で聴く必要がある。

しかし、サードパーティのアクセサリを使うことでこの問題を解消できる。例えば、Bluetoothトランスミッター。ゲーム音声を電波で飛ばすことができれば、ワイヤレスイヤホンを使ってゲームをプレイできるようになる。

当記事ではそれを実現する製品 「CIO BT-TM700」 を紹介したい。本製品はNintendo Switchに直接繋ぐことで携帯モードでもワイヤレスイヤホンが使える上に、PS4など他のゲーム機でも流用できる。ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンを使ってゲームをプレイしたい方にオススメだ。(提供:CIO株式会社)

製品デザインと仕様

こちらが今回紹介する 「CIO BT-TM700」 。本製品はUSB-C接続が可能なBluetoothトランスミッターで、Nintendo Switch底面のUSB-Cコネクタに接続することでゲーム音声を無線で飛ばすことが可能だ。

トランスミッター自体の大きさはとてもコンパクト。500円玉よりも一回りほど大きいくらいなので持ち運びも簡単。Nintendo Switchを持ち歩くためのポーチにいれると、いざ使いたいときにすぐ使えて便利かも。

トランスミッターの構造・デザインはとてもシンプルで、上部にゲーム機と接続するためのコネクタ、トランスミッター中央にペアリングボタン、そして底面にはUSB-Cポートが搭載されている。

このUSB-CポートはNintendo Switchのパススルー充電に使用する。Nintendo SwitchのUSB-Cポートは充電用途も兼ねているので各種アクセサリを接続すると本来は充電できなくなってしまうが、パススルー充電に対応している本製品ならNintendo Switchに電力を供給しながら音声をワイヤレスで飛ばすことが可能だ。

伝送距離 約10m
周波数範囲 2.402GHz 〜 2.480GHz
Bluetooth Ver 5.0
対応プロトコル aptX LL, apt X, A2DP, AVRCP, AFH, HFP, HSP
USB PD 2.0
入力電圧 5V / 9V / 12V / 15V
入力電流 3.1A
出力電圧 5V / 9V / 12V / 15V
出力電流 3A
サイズ 43 × 45 × 10mm
重量 10g
対応機種 Nintendo Switch / PlayStation 4
PC (Windows 8以降 / macOS Mojave)

Nintendo Switchとワイヤレスイヤホンを繋ぐ

製品デザインがとてもシンプルな 「CIO BT-TM700」 だが、ペアリング方法も至って簡単だ。

ペアリングボタンを2秒押すことで本製品はペアリングモードに移行する。あとはワイヤレスイヤホン側をペアリングモードにすることで自動的に接続が完了する仕組み。

一般的なワイヤレスイヤホン・ヘッドホンであれば大抵がペアリングすることが可能。AirPodsやPowerbeats Proなど、Apple製品との親和性が高い製品に関しては先にiPhoneなどに自動接続してしまったりするため、本製品との相性は必ずしも良いわけではないが、それでも 「BT-TM700」 に再びペアリングを要求することで簡単に再度繋ぐことができることから、AirPodsなどでも十分に利用できると言える。

筆者は試しに様々なイヤホンと繋いでみたが、いま所有している製品のほとんどは接続することができた。

ちなみに本製品は2つのワイヤレスイヤホンと同時にペアリングできる。この機能を使う機会はそう多いわけではないものの、例えばふたりでマルチプレイタイトルを遊ぶときなどに役立つだろう (※本製品はaptX LLとapt-X、SBCの3種類のコーデックに対応していて、ふたつのイヤホンには必ず同じコーデックの音声が流れる仕様になっている) 。

同梱されるUSB-A to Cアダプタ

また、本製品はUSB-CだけでなくUSB-A接続もサポートする。同梱のUSB-A to Cアダプタを利用することで、Nintendo SwitchのドックやPS4に搭載されているUSB-Aポートから音声をワイヤレス出力できる

Nintendo Switchで言えばディスプレイやテレビにゲーム画面を出力しているときでもワイヤレスイヤホン・ヘッドホンでゲームを遊ぶことが可能だ。

ゲームプレイに支障はない?音質は?

実際に本製品を使ってゲームプレイしてみたときの感想について。Bluetoothトランスミッターなど無線送信するデバイスは音声のラグがつきものだが、本製品の場合はほとんど音声の遅延が少なかった。

もちろんワイヤレスである以上遅延はゼロではないものの、そのラグは0.5秒もないように感じた。このあたりはあくまで体感的なものでしかないものの、Nintendo Switchには0.1秒レベルの遅延を気にするようなタイトルはかなり少ないため、本製品の遅延レベルであればおそらく十分実用的と言えるのではないだろうか。

また、音質についても十分快適だった。「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」 など美しい環境音が奏でられるタイトルでも世界観に没入しながら楽しくプレイできた。音質については心配する必要はないだろう。

まとめ

CIO BT-TM700」 は、Nintendo Switchなど家庭用ゲームハードでワイヤレスイヤホン・ヘッドホンを楽しみたい人にピッタリのBluetoothトランスミッターだ。

もちろん、本製品に不満がないわけではない。個人的にイマイチと感じたのは本製品をNintendo Switchに装着するとテーブルモードでプレイできず、屋外でプレイする場合は必ず携帯モードに限られるという点。携帯モードを多用する場合は、やはり有線がイチバンと言えるだろう。

しかし、筆者のようにテーブルモードをほとんど利用しないユーザーにとっては本製品はきっと活躍の場があるはずだ。音質・遅延など無線機器にありがちな問題がないため、ワイヤレスイヤホンで無線化ができればいままで以上に快適にNintendo Switchが遊べるようになるだろう。

また、本製品があればPS4などワイヤレスイヤホン・ヘッドホンを正式にサポートしていないデバイスも便利にできるはずだ。もしそういったニーズがあるなら、ぜひ 「CIO BT-TM700」 をチェックしてみていただきたい。

※Amazonでは出品者名が 「合同会社テックガジェット」 となっている出品者が正式な販売元となっている。それ以外の出品者は不正出品者のため、購入時には注意を。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。