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現地時間3月27日、ディズニーの映像配信サービス ｢Disney+｣ は、同サービスのロゴを従来の青から緑に変更すると発表した。

この変更は、｢Disney+｣ と ｢Hulu｣ のバンドルサービス提供の開始に合わせたもの。｢Hulu｣ のイメージカラーである緑色を ｢Disney+｣ のロゴに反映させたもののようだ。この新しいロゴは、米国内でスマートフォンやタブレット向けに配信されている ｢Disney+｣ アプリで導入される予定。

日本国内で提供されている ｢Disney+｣ については、まだ青色のものが使用されているが、今後変更されるかはわかっていない。

Hulu on Disney+ Launches Today in the U.S. for Disney Bundle Subscribers | Disney Plus Press

この新ロゴの導入にあわせて、米国では ｢Disney+｣ ｢Hulu｣ の新しいバンドルプランを提供する。これまで ｢Disney+｣ ｢Hulu｣ の両方を契約するユーザーは ｢Disney+｣ ｢Hulu｣ それぞれのアプリを使用する必要があったが、この新しいプランを契約することで、｢Disney+｣ アプリから両サービスのコンテンツを視聴できるようになる。

この ｢ワンアプリ｣ 体験は、約1年間にわたって開発が進められ、昨年12月上旬からはベータ版 ｢Hulu on Disney+｣ として提供がはじまっていた。そしてこのたび遂に ｢Disney+｣ と ｢Hulu｣ の統合が果たされたかたち。ちなみに、引き続き ｢Disney+｣ と ｢Hulu｣ それぞれ単独で契約することも可能で、各アプリもこれまでどおり提供される予定だという。

つまり、｢統合｣ というよりも、あくまで ｢バンドルサービス｣ の提供がはじまるというのが厳密な表現かもしれない。｢Disney+｣ ｢Hulu｣ そして ｢ESPN+｣ は今後もスタンドアローンのサービスであり続ける予定のようだ。｢ESPN+｣ は、ディズニーとフォックスコーポレーション、ワーナーブラザーズが共同で所有するスポーツストリーミングメガアプリ。2024年には ｢Disney+｣ で ｢ESPN+｣ のコンテンツが提供される予定になっている。

｢Disney+｣ と ｢Hulu｣ のバンドルサービスは、広告ありの ｢Duo｣ が月額9.99ドル、広告なしの ｢Duo Premium｣ が月額19.99ドル。米国のユーザーのみが利用できる。ちなみに、｢Disney+｣ だけの料金は広告ありで月額7.99ドル、広告なしで月額13.99ドルもしくは年額139.99ドルだ。

なお、日本における ｢Disney+｣ では、1080p解像度の ｢ディズニープラス スタンダード｣ が月額990円／年額9,900円(税込)、 4K解像度の ｢ディズニープラス プレミアム｣ が月額1,320円／年額13,200円(税込)で提供されている。

さらに、日本国内ではすでに ｢Disney+｣ と ｢Hulu｣ のセットプランが提供されていたが、今年4月17日(水)以降から2種類のプランに分かれることが発表されている。

提供されるプランは、｢Hulu | Disney+スタンダード セットプラン｣ と ｢Hulu | Disney+プレミアム セットプラン｣ の2種類。

前者の ｢Hulu | Disney+スタンダード セットプラン｣ は、｢Disney+｣ を1080p解像度で5.1chサラウンドが利用でき、最大2台のデバイスまで同時接続可。｢Hulu｣ は4Kで視聴できる。月額1,490円(税込)。

そして、後者の ｢Hulu | Disney+プレミアム セットプラン｣ は、｢Disney+｣ を4K解像度でドルビーアトモスが利用でき、最大4台のデバイスまで同時接続可。｢Hulu｣ は同じく4Kで視聴できる。月額1,740円(税込)。

このふたつの料金プランは4月17日より提供され、既存ユーザーについては2024年4月17日以降の最初の請求日より、自動的に上位の ｢Hulu | Disney+プレミアム セットプラン｣ に上げられ、値上げとなるため注意が必要だ。

(画像：Disney／HJホールディングス)

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