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DJI、世界初の3眼カメラ搭載ドローン 「Mavic 3 Pro」 発表。1TB SSD内蔵、Apple ProResコーデックをサポート

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DJIは4月25日、3眼カメラシステムを搭載したフラグシップドローン 「Mavic 3 Pro」 を発表。同日より、DJI公式オンラインストアおよび各認定ストアにて予約販売を開始した。

発売は5月9日(火)を予定。価格はDJI RC付属モデルが261,800円、DJI Mavic 3 Pro Fly Moreコンボ(DJI RC付属)が352,000円、DJI Mavic 3 Pro Fly Moreコンボ(DJI RC Pro付属)が471,900円、DJI Mavic 3 Pro Cine Premiumコンボが563,420円 (いずれも税込) 。

  • DJI Mavic 3 Pro (DJI RC付属):261,800円
  • DJI Mavic 3 Pro Fly Moreコンボ (DJI RC付属):352,000円
  • DJI Mavic 3 Pro Fly Moreコンボ (DJI RC Pro付属):471,900円
  • DJI Mavic 3 Pro Cine Premiumコンボ:563,420円

なお、今回のDJI Mavic 3 Pro をはじめ、Mavic 3 Classic や Mavic 3 はDJI Goggles 2/DJI RC Motion 2 に対応する。

追記 (2023/04/26)

記事公開当初、Mavic 3 Proの機体単体での販売価格について記載しておりましたが、急遽販売がキャンセルされたと広報から連絡があったため、該当部分の記載を削除させていただきました。

3眼カメラシステム搭載ドローン 「Mavic 3 Pro」 が発表

「Mavic 3 Pro」 は、Hasselbladカメラおよび2種類の望遠カメラを搭載した新型ドローン。全方向障害物検知や最大15kmのHD映像伝送 (日本国内は8km) にも対応するなどフラグシップモデルとなっている。ちなみに、3眼カメラを搭載したドローンは 「Mavic 3 Pro」 が世界初。

3眼カメラは、それぞれ焦点距離 (24mm/70mm/166mm) の異なるものが搭載されている。

ひとつは4/3型CMOS Hasselbladカメラ。焦点距離は24mmで、最大12.8ストップのネイティブダイナミックレンジに対応。写真撮影は12-bit RAW、動画は最大5.1K/50fpsでの撮影、DCI 4K/120fpsのスローモーション撮影に対応する。

10-bit D-Log Mカラーモードに対応したことで最大10億色もの色を記録できるようになったほか、D-Log Mモードによりカラーグレーディングがしやすくなり、画質や鮮明度を下げることなく効率的なポストプロダクション工程が可能に。

さらに、ハッセルブラッドナチュラルカラーソリューション(HNCS)によって、撮影後の編集やカラープリセットの設定不要で、人間の目で知覚した色合いで撮影できる。

2つ目のカメラは、1/1.3インチ CMOSセンサーを搭載した中望遠カメラ (焦点距離70mm) 。48MP/12MPでの写真や4K/60fpsでの動画が撮影可能。光学3倍ズームに対応し、被写体を際立たせた奥行き感のある映像を制作できる。D-Log Mにも新たに対応する。

3つは、焦点距離166mmの望遠カメラ。Mavic 3の望遠カメラから解像度/絞り(F4.4からF3.4)/動画フレームレートの点で性能が向上し、光学7倍ズームでの4K/60fps動画撮影や12MPでの写真撮影が可能だ。また、最大28倍のハイブリッドズームにも対応しており、たとえば野生動物などと安全な距離を保った状態で、被写体を脅かすことなく撮影できる。

さらに上の画質での撮影を求めるユーザー向けに、Mavic 3 Pro Cineでは更なるオプションに対応。これら3つのカメラは、いずれもApple ProRes 422 HQ/422/422 LTコーデックでの撮影をサポートする。内蔵ストレージは1TB SSD。

内蔵バッテリーによる飛行時間は最長43分。加えて、全方向障害物検知とAPAS 5.0が搭載されている。8つの広角ビジョンセンサーによる視覚情報計算エンジンとのシームレスな連携により全方位の障害物を検知し、障害物を避けながら飛行ルートを計画できるため、安心して飛行することが可能だ。

なお、「DJI O3+」 伝送システムによって、最大15km (日本では最大8km) 離れた位置からでも、1080p/60fpsの画質でライブ映像を確認できる。そのほか、ウェイポイント飛行やクルーズ制御、アドバンストRTHといった自動飛行機能に対応する。

  • ウェイポイント飛行:事前設定したウェイポイントをもとに自動で飛行ルートを計画し、おなじルートを正確に繰り返し飛行できる。
  • クルーズ制御:操作スティックを倒し続ける必要はなく、任意の方向に簡単に飛行できる機能。離れた場所からのマニュアル操作での飛行でも、よりスムーズなカメラワークを行える。
  • アドバンストRTH:安全性と効率性を考慮し、ホームポイントに戻る飛行ルートを自動決定、RTH中の経路上にある障害物を迂回して簡単に帰還できる。

さらに、以下の撮影機能にも対応しており、安定した飛行のなかダイナミックな写真・映像の撮影が可能。

  • フォーカストラック:Mavic 3 ProのHasselbladカメラと中望遠カメラは、ActiveTrack5.0、スポットライト、POI (ポイント オブ インタレスト) の3種類のモードで構成されたフォーカストラックに対応。様々な方向に飛行しながら安定したトラッキング撮影が可能。
  • マスターショット:シネマティックな動画を自動生成。タッチ操作で手軽に開始することができ、自動で撮影/編集/音楽を追加できる。
  • クイックショット:ドローニーロケット/サークル/ヘリックスといったクイックショット機能を用い、様々なカメラワークで撮影できる。
  • パノラマ撮影:複数の写真をスティッチして100MPのパノラマ写真が撮影可能。

なお、「Mavic 3 Pro」 はRAW映像の転送操作がこれまで以上に簡単になっている。10Gbps対応ケーブルを用いた有線による高速データ転送に加えて、高速クイック転送を使用することで、Wi-Fi 6を介し最大80MB/sで写真・動画データをドローンからモバイル端末に直接ダウンロードできる。

「Mavic 3 Pro」 の発売は2023年5月9日(火)を予定。価格はDJI RC付属モデルが261,800円、DJI Mavic 3 Pro Fly Moreコンボ (DJI RC付属) が352,000円、DJI Mavic 3 Pro Fly Moreコンボ (DJI RC Pro付属) が471,900円、DJI Mavic 3 Pro Cine Premiumコンボが563,420円 (いずれも税込) 。

(画像提供:DJI JAPAN)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

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