当メディアはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

【レビュー】データ復旧ソフト 「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac」 、新バージョンでT2チップ搭載Macが復元可能に(PR)

▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから!

Macを使っていて大事なデータを間違ってゴミ箱から消去してしまったり、外付けメディアをフォーマットしてしまったとき、頼りになるのがデータ復旧ソフトだ。

データ復旧ソフトを使えば、間違って消してしまったデータを復元できる可能性がある。どんなシチュエーションでも完全に復元できるというわけではないが、早い段階で消したことに気づけた場合、復元できる確率はかなり高くなる。

しかし、2018年以降に発売したMacにT2セキュリティチップが内蔵されたことでMacのストレージのセキュリティが向上し、多くのデータ復旧ソフトで削除データの復元が不可能に。Mac用データ復旧ソフト 「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac」 もその影響を受けたソフトのひとつだったが、この度、アップデートによりT2チップ搭載Macのデータ復元にも対応した。

今回、同ソフトの開発元であるEaseUSからオファーをいただき、最新バージョンの12.2を用いてT2チップ搭載Macのデータ復元を試すことができた。「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac」 の購入を検討している方はぜひ参考にしていただきたい。

「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac」 とは

「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac」 は、間違ってゴミ箱から消去してしまったデータや、OSエラー・HDDの破損などでなくなってしまったデータなどを復元することができるMac用ソフト。

データの復元はHDDやSSD、Fusion DriveなどMacに内蔵されているストレージはいずれも対応していて、そのほかにもSDカードやUSBメモリといった様々なストレージデバイスに対応。

復元できるファイル形式も多岐にわたり、一般的な画像・動画・音声ファイルや各種ドキュメント形式のほか、Outlook、Outlook Expressなどのローカルメール (PST, DBX, EMLXなど) やZIP/RAR/SIT/ISOなどの圧縮ファイル、exeファイルの復元もサポートしている。

実際にT2チップ搭載Macでファイルを復元してみた

「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac」 は、6月に配信されたバージョン12.0.5でT2チップに初めて対応しており、データの復元ができるようになっている。今回は最新のバージョン12.2を用いて、実際にゴミ箱から削除したデータを復元してみた。

データを復元するには、まずは右下の 「スキャン」 ボタンをクリックして、「クイックスキャン」 を行う。

ボタンをクリックすると 「拡張機能がブロックされました」 という通知ウィンドウが開くため、「システム環境設定」 から 「セキュリティとプライバシー」 を開き、一般タブの下に表示されている 「許可」 ボタンをクリックする。あとは自動でスキャンが始まるはずだ。

「クイックスキャン」 が完了すると、さらに 「ディープスキャン」 を行うことになる。ディープスキャンはクイックスキャン終了後に自動で行われる仕組みになっているため、特にユーザー側で操作する必要はない。

本ソフトを使って初めてMacの内蔵ストレージをスキャンする場合、ストレージ容量にもよるが、ファイルの検出にはかなり時間がかかることが予想される。ファイルを消してしまったことに気づいたらできるだけすぐにスキャンを始めることをオススメする。

ディープスキャンが終了すると、おそらく大量のファイルが検出されることになるため、復元したいファイルを見つけるのは至難の技。そこで復元したいファイルの属性(画像・動画・オーディオなど)を絞ることで目標のファイルを特定しやすくすることができる。サイズや作成日、変更日、プレビューなども確認しつつ、消してしまったデータを特定しよう。

データを特定できたら、あとは右下の 「今すぐ復元」 ボタンをクリックして復元完了だ。

実際にT2チップを搭載した 「MacBook Air(2020)」 で消してしまったファイルを復元してみたところ、いくつかのファイルは見事に復元することができた。画像ファイルなどで画質の劣化がないかもチェックしてみたが、きちんと正常な状態で復元されていることが確認できた。

ただし、すべてのファイルを復元することはできず、テスト用として削除した画像の一部はスキャンを行っても発見することができなかった。ソフトの性質上仕方がないことだが、必ずしも目的のファイルを復元できるという訳ではない点には注意していただきたい。

まとめ

データ復旧ソフト 「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac」 は、新バージョンによりT2チップを搭載したMacでもデータ復元ができるようになった。筆者の 「MacBook Air(2020)」 でもファイルの復元に成功したことから、T2チップ搭載Macを使っている方でも安心して本ソフトを使っていただければと思う。

データの復元率は100%ではないものの、どうしても諦めきれない大事なデータを間違って消してしまったのであれば、本ソフトを試してみる価値は大いにあるのではないだろうか。ぜひご検討いただきたい。

「EaseUS Data Recovery Wizard for Mac」 は、1ヶ月間ライセンス、1年間ライセンス、永久ライセンスの3種類が提供されており、価格は順に10,990円、14,990円、20,990円となっている。無料のお試し版も提供されているため、活用していただければと思う。無料版のダウンロード・製品版の購入は公式サイトからどうぞ。

▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから!

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。