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[2024] 5分でわかる 「Echo」 の違い。Echo Dot/Echo Pop/Echo Studioを性能比較

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Amazonが販売する 「Amazon Echo」 には、大きく分けて 「Echo」 と 「Echo Show」 シリーズの2つのラインナップが用意されている。

「Echo」 は画面を搭載していないシンプルなスマートスピーカー、「Echo Show」 は画面を搭載するスマートディスプレイ製品となっている。

左:Echo Dot (第5世代)/Echo Dot with clock (第5世代)

今回は、このうちの 「Echo」 シリーズについて。それぞれのデバイスごとに性能が異なるため、いざ買おうと思っても各モデルの違いに困惑してしまうかもしれない。

そこで当記事では、これから 「Echo」 シリーズの購入を考えechoている方のために、すべての 「Echo」 製品について要点をまとめて比較してみた。各モデルでどのような違いがあるのか、ぜひ確認していただきたい。

スピーカー性能

Echoシリーズのうち、もっとも音質に優れるのがEcho Studioだ。ウーファーとツイーター、ミッドレンジスピーカーの搭載により高音質を実現しているほか、Dolby Atmosによる空間オーディオやAmazon Music UnlimitedのUltra HD (超高音質) にも対応しており、没入感あふれるサウンドを楽しむことができる。

Echo Studioほどの性能は求めないものの、音質にもそれなりにこだわりたいならEcho (第4世代) がオススメだ。Dolby AtmosとAmazon Music UnlimitedのUltra HDには対応しないものの、ウーファーとツイーターが搭載されていることから、深みのある低音やクリアな高音によるリッチなサウンドが楽しめる。

製品名 Echo Dot
(第3世代)
Echo Pop Echo Dot
(第5世代)
Echo
(第4世代)
Echo Studio
スピーカーサイズ 1.6インチ 1.95インチ 1.73インチ

ウーファー
3.0インチ

ツイーター
0.8インチ

ウーファー
5.25インチ

ミッドレンジスピーカー
2.0インチ

ツイーター
1.0インチ

空間オーディオ
Ultra HD※
Dolby Dolby Audio Dolby Atmos

左:Echo Dot (第5世代)/Echo Dot with clock (第5世代)

Echo Dot (第3世代/第5世代) は音質よりもコンパクトさを重視した製品となっており、いずれも音質はEcho (第4世代) よりも劣る。また、Echo Popに関してはまだ情報が少ないものの、ウーファーなどが搭載されていないことから、おそらくEcho (第4世代) よりも音質は劣るものと思われる。

Echo Pop

3モデルの中での音質の良さは、本体価格からEcho Dot (第3世代) < Echo Pop < Echo Dot (第5世代) になっているものと予想される。この点については、Echo Popの音質についてもう少し情報が集まり次第、記載を変更する予定だ。

コネクティビティ&通信

Amazon Echoシリーズの接続方法について、簡単に比較してみよう。

まずEchoはいずれもWi-Fiに接続して使用するデバイスとなっている。セットアップにはWi-Fiを使用することになるため、自宅にWi-Fi環境があるのは実質マスト。

規格は、Echo Dot (第3世代)のみWi-Fi 4 (IEEE 802.11n)に対応し、そのほかのデバイスはいずれもWi-Fi 5 (802.11ac) に対応する。現行最新のWi-Fi 6やWi-Fi 6E (802.11ax)には対応しない。

製品名 Echo Dot
(第3世代)
Echo Pop Echo Dot
(第5世代)
Echo
(第4世代)
Echo Studio
Wi-Fi Wi-Fi 4 Wi-Fi 5 Wi-Fi 5 Wi-Fi 5 Wi-Fi 5
ライン入出力 3.5mm
(出力のみ)
3.5mm
(入出力兼用、アプリで切り替え)
3.5mm/mini-OPTICAL
(入力のみ)

Wi-Fi 5は、最大で理論上3.5Gbpsのデータ転送速度をサポートする。これはWi-Fi 4の最大速度である600Mbpsを大幅に上回るものだ。また、5GHzの帯域幅を利用できるなどのメリットがあるが、Echoデバイスで大量のデータを転送する機会はほとんどないため、Wi-Fiの規格はあまり気にする必要はなさそうだ。

ラインの入出力は、Echo Dot(第3世代)が 3.5mmステレオミニジャック(出力のみ)、Echo (第4世代) およびEcho Studioには入出力に対応した3.5mmステレオミニジャックが搭載されている。

また、Echo Studioは光デジタル端子 (mini-OPTICALコネクタ) にもなっているため、より高い音質でテレビの音声等を流すことも可能だ。

スマートホームとの連携

現行のEchoシリーズは、Alexa経由で指示することでハンズフリーでスマートホーム家電を動作させることができる。

また、上位モデルのEcho (第4世代) とEcho Studioは、Zigbeeスマートホームハブを内蔵していることから、Alexaに 「デバイスを探して」 とお願いすることで、対応家電のセットアップを始めることが可能だ。

製品名 Echo Dot
(第3世代)
Echo Pop Echo Dot
(第5世代)
Echo
(第4世代)
Echo Studio
スマートホーム家電
Zigbeeスマートホームハブ
Matter

スマートホームの統一規格であるMatterには、現行のEchoシリーズ全モデルが対応済み。同規格に対応したスマートホーム機器を簡単に接続可能だ。同規格対応デバイスはAndroidスマートフォンまたはAmazonフラストレーションフリーセットアップでセットアップ可能で、iOSデバイスからのセットアップには現時点では対応していない。

センサー

Echo Dot (第5世代) およびEcho (第4世代) には、温度センサーおよび超音波モーション検知機能が搭載されている。

製品名 Echo Dot
(第3世代)
Echo Pop Echo Dot
(第5世代)
Echo
(第4世代)
Echo Studio
温度センサー
モーション検知

まず前者の温度センサーについては、室温を計測できる機能。Alexaに聞いたり、Alexaアプリから確認することで部屋の温度を確認できる。また、温度をトリガーにした定型アクションを作ることで、一定の温度以上になったらエアコンや扇風機を動作させるといった設定も作れる。

超音波モーション検知機能は、モーション検知を利用して部屋に人がいるかどうかを判定できる機能。超音波を発し、端末のマイクを使用して端末の近くの動きを検知する。

部屋を歩き回るなどの大きな動きを検知するように設計されており、たとえば部屋に入ってきたときに自動で照明をつけたり、逆に誰もいないときに自動で照明を消すといった定型アクションを作ることも可能。超音波は人には聞こえず、認識もされないため実生活で不便を被ることはない。

こういったセンサーを活用した定型アクションを組みたい場合は、Echo Dot (第5世代) もしくはEcho (第4世代) を購入するべきだろう。

カラー

カラーラインナップは、「Echo Dot (第3世代)」 がチャコールのみ、「Echo Pop」がチャコール/グレーシャーホワイト/ラベンダー/ティールグリーンの4色展開。

「Echo Dot (第5世代)」 はチャコール/グレーシャーホワイト/ディープシーブルーの3色、 「Echo Dot with clock (第5世代)」 はグレーシャーホワイト/クラウドブルーの2色。、「Echo (第4世代)」 はチャコール/グレーシャーホワイト/トワイライトブルーの3色、「Echo Studio」 はチャコール/グレーシャーホワイトの2色となっている。

Echo Dot (第3世代)

  • チャコール
Echo Pop

  • チャコール
  • グレーシャーホワイト
  • ラベンダー
  • ティールグリーン
Echo Dot (第5世代)

  • チャコール
  • グレーシャーホワイト
  • ディープシーブルー
Echo Dot with clock (第5世代)

  • グレーシャーホワイト
  • クラウドブルー
Echo (第4世代)

  • チャコール
  • グレーシャーホワイト
  • トワイライトブルー
Echo Studio

  • チャコール
  • グレーシャーホワイト

価格

最後に、各モデルの価格を比較してみよう。

製品名 Echo Dot
(第3世代)
Echo Pop Echo Dot
(第5世代)
Echo
(第4世代)
Echo Studio
価格(税込) 4,980円 5,980円 7,480円 11,980円 29,980円

「Echo Dot (第3世代)」 が4,980円、「Echo Pop」が5,980円。

「Echo Dot (第5世代)」 は7,480円、「Echo (第4世代)」 は11,980円、「Echo Studio」 は29,980円。なお、「Echo Dot (第5世代)」 には時計機能が付属した 「Echo Dot with clock」 が用意されており、こちらは8,480円で購入可能だ。

全モデル比較表

製品名 Echo Dot
(第3世代)
Echo Pop Echo Dot
(第5世代)
Echo
(第4世代)
Echo Studio
99mm 99mm 100mm 144mm 175mm
高さ 43mm 91mm 89mm 133mm 206mm
奥行 99mm 99mm 100mm 144mm 175mm
重量 300g 196g 304g 940g 3.5kg
スピーカーサイズ 1.6インチ 1.95インチ 1.73インチ

ウーファー
3.0インチ

ツイーター
0.8インチ

ウーファー
5.25インチ

ミッドレンジスピーカー
2.0インチ

ツイーター
1.0インチ

空間オーディオ
Ultra HD※
Dolby Dolby Audio Dolby Atmos
ライン入出力 3.5mm
(出力のみ)
3.5mm
(入出力兼用、アプリで切り替え)
3.5mm/mini-OPTICAL
(入力のみ)
Wi-Fi Wi-Fi 4 Wi-Fi 5 Wi-Fi 5 Wi-Fi 5 Wi-Fi 5
スマートホーム家電
Zigbeeスマートホームハブ
Matter
モーション検知
温度センサー
価格(税込) 4,980円 5,980円 7,480円 11,980円 29,980円

※ Amazon Music UnlimitedのUltra HDオーディオ

(画像:Amazon)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。