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「Echo Show 15」 いよいよ今月7日に発売。家庭の生活を支えるハブになる壁掛けスマートディスプレイ

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いよいよ今月7日(木)から、Amazonの壁掛け型スマートディスプレイ 「Echo Show 15」 が発売する。

本製品は、スマートスピーカー/ディスプレイの 「Amazon Echo」 シリーズの最新モデル。これまでの製品はいずれもデスクなどに据え置いて使用するタイプだったが、今回の 「Echo Show 15」 は壁掛けタイプの製品。

15.6インチの大画面で、日常生活における重要なインフォメーションを表示してくれる掲示板のような製品だ。

本製品の発売を前に、アマゾンジャパンはメディア向け製品説明会を開催。Alexaデバイス担当バイスプレジデントのネディム・フレスコ (Nedim Fresco) 氏が 「Echo Show 15」 に関する詳細を紹介した。

Echo Show 15の詳細な仕様が明らかに

「Echo Show 15」 についておさらいしておきたい。Echo Show 15は、Amazonがこれまで販売してきたスマートディスプレイのなかでも、最も大きな15.6インチ(フルHD)の画面を搭載したスマートディスプレイ。ただし、スマートディスプレイでもその製品性質はこれまでのEcho Showとはすこし異なる。

まずは壁掛けを基本とした製品であるということ。専用スタンドを使用することで、縦置きと横置きでも使用できるが、複数のアプリケーションを画面に常駐させてダッシュボード的に使用したり、家族で共有で使えるため、家族のスケジュールを記録するファミリーカレンダーを置き換える存在としてEcho Show 15はピッタリだ。

「Echo Show 15」 のホーム画面には、カレンダーやリマインダー、付箋、やることリスト、買い物リストなど、いくつかのアプリケーションを複数並べて表示させられる。ホーム画面は好きなようにカスタマイズできるので、自分に必要な情報のみを選んで表示することが可能だ。

上記アプリケーションのほか、ニュースやPrime Video、Netflixの動画を流すことも可能。しかも、ピクチャー・イン・ピクチャーにも対応しているため、音楽を聴きながら、あるいは映像を見ながら料理のレシピを確認したり。ウィジェット機能を使えば、スマートホーム製品の操作もタップひとつでできてしまう。

また、「Echo Show 15」 は自分だけでなく、家族全員で共有して使うことができる。ビジュアルID機能という個々のユーザーの顔を認識する機能が搭載されており、内蔵の500万画素カメラに映った人のカレンダーやメモ、最近再生した音楽など、パーソナルな情報を画面に表示できる。単に壁掛けカレンダーというだけでなく、コンシェルジュ的な側面も持ち合わせた製品というわけだ。

ちなみに、ビジュアルIDは各ユーザーのプライバシーに配慮するため、ユーザーの顔を認識するために使用した画像の処理はデバイス上で行われ、ビジュアルIDのデータはいつでも削除することが可能だという。

これらの機能は、Amazon AZ2 Neural Edgeプロセッサーにて実行されている。AZ2はクアッドコアのスケーラブルなアーキテクチャで、前世代に比べて22倍のTOPS (1秒間に数兆回の演算) が可能。AZ1と同様、デバイス上で音声認識の処理が可能で、コンピュータビジョン (CV) のワークロードも並行して処理することができるという。

Alexaデバイス担当バイスプレジデントのネディム・フレスコ氏によれば、「Echo Show 15」 の15.6インチの画面サイズは一般的な家に合うサイズ感を目指したとのこと。いくつか候補があったそうだが、実際に使い勝手や価格などを考慮した結果、このサイズに落ち着いたという。

また画面のUIについては、従来のEcho Showシリーズとはすこし異なるとのこと。これは当然ながらEcho Show 5/10などと画面サイズが異なるためであるが、家族とメモや伝言板を共有するなど、壁掛ならではの利用シーンがあるためでもある。

内蔵する2基のスピーカーについては、Amazon Musicのロスレスオーディオの再生に対応する。リビングのハブとなるデバイスなだけに、高音質で音楽を再生させられるのは重要なポイントとなる。なお、複数のデバイスで音楽を再生する機能にも対応しており、自宅にあるAlexa対応デバイス全部で同時に音楽をシンクロ再生させることも可能だ。ちなみに、スピーカーの搭載位置は、壁掛けや立てかけなどどんな置き方をしてもクリアに音楽が聴こえるように配置・調整されているとのことだ。

同じスマートディスプレイであるのに、その役割はこれまでのEchoシリーズとはやや異なる今回のEcho Show 15。家族の予定を取りまとめる新たなコンシェルジュとして便利そうだ。

発売はいよいよ4月7日(木)に迫ってきている。国内販売価格は29,980円(税込)。すでに予約受付が開始されている。なお、Echo Show 15には取り付け専用アクセサリーが用意されており、付属の壁掛け金具のほか、別売りのEcho Show 15 専用壁美人壁掛け金具で壁に取り付けることができる。 Echo Show 15 専用壁美人壁掛け金具は大きな穴を開けずに壁掛けをすることができるとのこと。価格は3,480円(税込)。

ちなみに、Echo Show 15で利用できるビジュアルID機能は今後Echo Show 15 だけでなく、Echo Show 10 ならびに Echo Show 8でも利用できるようになるとのことだ。

(画像:Amazon)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

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