Facebook、オープンソースで利用出来るVR撮影用カメラ「Surround 360」を発表

本日、Facebookは「F8」カンファレンスで「Instant Articles」機能を全パブリッシャーに開放した。その他にも多くの新機能や新しい試みが発表されている。

その中でも360度動画、VR技術に関してFacebookも力を入れていることが本日明らかになった。Facebookは同カンファレンスで360度カメラ「Surround 360」を発表した。

17台のカメラが搭載されたプロ仕様360度カメラ

今回発表された「Surround 360」は、Facebookが開発した360度カメラ。UFOのような外観をした特殊なカメラだが、このカメラで撮影してFacebookにアップロードした場合、Facebook社のストリーミング技術「ダイナミックストリーミングシステム」で高画質のVR動画を楽しめるようになる。

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Facebookは「Surround 360」をプロ仕様と謳っていて、最高で片目で8Kの動画を制作することができる。内臓する外向きカメラは全17台、全てが同期された状態で撮影ができ、そのうち側面のカメラ14台では、2,048×2,048(60fps)の高解像度に対応した立体視ができるVR動画を作成することができる。

今回の「Surround 360」の発表と同時に、Facebookは同カメラシステムのオープンソース化を発表しており、今年の夏にGithubに公開されることになっている。Facebookはこの「Surround 360」を販売するわけではなく、パーツはオンライン上で購入すれば3万ドル(約330万前後)で手に入れることができるようだ。

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最近、各社のVRへの関心は非常に高い。ソニーは先日、「PlayStation VR」を発表し、家庭用ゲームでVR技術の導入を行おうとしている。他にも「Oculus Rift」や「HTC Vive」などのVRヘッドセットも発表されており、VR技術市場は拡大の兆しを見せている。

今回360度カメラを発表したFacebookだが、同社の目標は、360度動画とVRコンテンツを世間に普及させること。現に今回の発表から、FacebookなどのSNSでも今後はVR動画などのコンテンツが普及してくるだろう。一家に一台VRヘッドセットが必要な時代は割と近いのかもしれない。

[ via TechCrunch ]

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