Fire HD 8 / Fire HD 8 Plus / Fire HD 8キッズモデルのスペック・機能・価格の違いを解説

5月13日、Amazonは 「Fire HD 8」 シリーズの新型モデル3機種 「Fire HD 8」 「Fire HD 8 Plus」 「Fire HD 8 キッズモデル」 をオンラインで発表した。

コストパフォーマンスに優れたFire HD 8の新型モデルが登場したことで、同モデルの購入を検討している人もきっと多いはず。そこで当記事では、Fire HD 8の3機種のスペックや機能を比較してみた。ぜひ購入の際の参考にしていただきたい。

スペック比較表

製品名 Fire HD 8
キッズモデル
Fire HD 8 Fire HD 8 Plus
画面 8インチ HD
1280 x 800 (189ppi)
プロセッサ クアッドコア2.0GHz
2GB RAM
クアッドコア2.0GHz
3GB RAM
オーディオ Dolby Atmos
デュアルステレオスピーカー マイク
Alexa ハンズフリーモード対応
※大人用プロファイルで使用可
ハンズフリーモード対応
ストレージ 32GB 32GB / 64GB
外部ポート USB-C (2.0)
microSD 1TBまで対応
カメラ フロントカメラ+リアカメラ(どちらも2MP)
720pHDビデオレコーディング
Wi-Fi デュアルバンド a/b/g/n/ac
バッテリー持ち 最大12時間
ワイヤレス充電 非対応 対応
ゲームモード 非搭載 搭載
筐体サイズ 233 x 184 x 26mm 202 x 137 x 9.7mm
重量 550g 355g
保証期間 2年間 90日間
カラー ピンク/ブルー/パープル ブラック/ブルー/ホワイト スレート
税込価格 14,980円 32GB:9,980円
64GB:11,980円
32GB:11,980円
64GB:13,980円

スペック・機能を詳しく比較

上記表をご覧になればお分かりいただけるように、Fire HD 8」 「Fire HD 8 Plus」 「Fire HD 8 キッズモデル」 には大きな違いがほとんどない。

もう少し詳しくみていこう。

違い①プロセッサ・RAM容量

まずは内蔵プロセッサだが、いずれのモデルも同じクアッドコア(クロック周波数2.0GHz)が搭載されているため、基本的な処理能力は3機種とも同じだ。

ただし、RAM容量についてはFire HD 8 Plusのみ3GBのRAM容量が搭載されていて、Fire HD 8 / Fire HD 8 キッズモデルに比べて50%多い。

製品名 Fire HD 8
キッズモデル
Fire HD 8 Fire HD 8 Plus
プロセッサ クアッドコア2.0GHz
2GB RAM
クアッドコア2.0GHz
3GB RAM

メモリは一般的に作業机の広さで例えられる。メモリ容量が大きくなるほどマシーンが同時にできる作業量が増える。つまり、より快適に動作するのはFire HD 8 Plusということになるだろう。

違い②有線・ワイヤレス充電機能

Fire HD 8シリーズはこれまでMicro USB端子が搭載されていたが、今回の新型モデルからついにUSB-Cポートが採用されるようになった。USB-Cポートの採用はFire HD 10に続く形。

充電は約5時間でフル充電が可能だが、Fire HD 8 Plusのみ最大9Wの高速充電が利用でき、約4時間で充電することができる。その差は1時間。大した違いではないかもしれないが、使う頻度が高いのであればやはり充電の時間は短いほうがいい。ということで、素早く充電したいかたは是非Fire HD 8 Plusを購入したいところ。

さらにPlusモデルのみに限定されるが、Fire HD 8 Plusはシリーズで初めてワイヤレス充電に対応した。ワイヤレス充電規格 「Qi」 をサポートする充電器であればケーブルを接続せずとも充電ができるように。

製品名 Fire HD 8
キッズモデル
Fire HD 8 Fire HD 8 Plus
ワイヤレス充電 非対応 対応

Fire HD 8は充電中は自動的にShowモード (スマートディスプレイ 「Amazon Echo Show」 のように動作するモード) になるため、ワイヤレス充電スタンドに乗せるとスマートディスプレイ代わりに使うことも可能だ。ちなみにAmazonは別売りでワイヤレス充電スタンドも販売している。価格は4,600円(税込)だ。

違い③ゲームモードの有無

Fire HD 8Fire HD 8 Plusには、新たに 「ゲームモード」 が搭載されている。このモードは通知などを非表示にすることで、ゲームや動画などに集中しやすくするFire HD 8の新機能だ。

製品名 Fire HD 8
キッズモデル
Fire HD 8 Fire HD 8 Plus
ゲームモード 非搭載 搭載

同機能は、現時点では 「Fire 7」 や 「Fire HD 10」 など他のFireタブレットには搭載されておらず、今回登場したFire HD 8 / 8 Plusのみの機能となっている。ゲームをプレイしたり、映画やドラマなどを見たりする予定がある方はゲームモードが搭載されたFire HD 8 / 8 Plusがオススメだ。

ちなみに、ゲームモードはFire HD 8 キッズモデルには搭載されていない。もし同モードが欲しい場合は、Fire HD 8もしくはFire HD 8 Plusを購入しよう。

違い④キッズモデルだけの機能

Fire HD 8には通常モデルのほかに、子ども向け機能が搭載されたキッズモデルが用意されている。このキッズモデルには手荒に扱っても壊れないように保護カバーが付属。さらに子ども向け定額サービス 「Amazon FreeTime Unlimited」 (1年分)が付属していたりと、子どもが使うことを想定したデバイスとなっている。

そのほか、「Fire HD 8」 との機能的な違いはほとんどなし。一般的な大人のユーザーが利用する分には同モデルを購入する必要はないだろうが、もしお子さんに知育デバイスとして持たせることを検討しているのであれば、Fire HD 8 キッズモデルがオススメだ。

違い⑤価格

最後は価格。

Fire HD 8」 の価格は32GBモデルが9,980円(税込)、64GBモデルが11,980円(税込)。すこし性能の高い 「Fire HD 8 Plus」 は32GBモデルが11,980円(税込)、64GBモデルが13,980円(税込)だ。そして子ども向けモデルのFire HD 8 キッズモデルは32GBモデルのみが用意されていて、価格は14,980円(税込)。

製品名 Fire HD 8
キッズモデル
Fire HD 8 Fire HD 8 Plus
税込価格 14,980円 32GB:9,980円
64GB:11,980円
32GB:11,980円
64GB:13,980円

これら3モデルを価格順に並べると、Fire HD 8Fire HD 8 PlusFire HD 8 キッズモデル

Fire HD 8Fire HD 8 Plusには2,000円の差があるが、この差はワイヤレス充電機能とメモリ容量、USB Type-Cの性能ということになる。この差をどう取るかは人それぞれだとは思うが、筆者は個人的にShowモードを利用するかどうかにかかってくると思っている。

ShowモードはFire HD 8でも利用できるが、前述したとおりFire HD 8 Plusはワイヤレス充電スタンドの上に置くだけでEcho Showと同じように動作させることができる。スタンドに置くとスマートディスプレイ、スタンドから話すとタブレットになる2in1デバイスとして利用できるため、そういった使い方をしたい方はFire HD 8 Plusを購入するといいのではないだろうか。

キッズモデルがすこしだけ高額なのは、コンテンツとハードカバー、そして保証期間が異なるからだ。キッズモデルの保証はほかのFire HD 8に比べて8倍の2年間。その安心料とも捉えられる。

ちなみに同梱される 「Amazon FreeTime Unlimited」 は通常であれば月額980円/年11,760円(プライム会員であれば月額480円/年5,760円)かかるため、決して高額なデバイスとは言えないだろう。

Fire HD 8シリーズの共通機能

Fire HD 8 / 8 Plusは、8インチのHDディスプレイ (解像度1280 x 800/100万画素以上) を搭載したタブレット。2.0GHzのクアッドコア・プロセッサが搭載されており、前世代モデルに比べて30%の処理高速化、映画視聴やゲームプレイ、ウェブブラウジング時でのマルチタスクを素早く処理することが可能になった。

ストレージ容量は32GB〜64GB。別売りのmicroSDカードの利用によって、最大1TBのストレージ容量に拡張できるほか、Amazonのプライム会員であれば写真をクラウドストレージに無制限に保存できる。

バッテリー持ちは最大12時間。充電はUSB Type-Cを利用して約5時間でフル充電が可能だが、Fire HD 8 Plusのみ最大9Wの高速充電が利用でき、約4時間で充電することができる。

前面には200万画素のフロントカメラが搭載されており、背面には720p解像度で撮影できる200万画素カメラが搭載されている。

ちなみに急いで購入する必要がないのであれば、Amazonデバイスは各種セールを狙うのが吉。Fire HD 8シリーズはまだ発売したばかりなためセールになるのはまだ先になるかもしれないが、半年以上先の購入を検討しているのであればセールになるのを待つといいかもしれない。また今年は開催されるかは分からないが、7月頃にはプライム会員向けのビッグセール 「Prime Day」 が開催される可能性があるため、それまで待ってみても良いのではないだろうか。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。