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Galaxy S22 全種類の性能・違いを比較。S22/S22+/S22 Ultra、オススメはどのモデル?

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現地時間2月10日、Samsungは新製品発表イベント 「Galaxy Unpacked 2022」 を開催。同社の最新フラグシップスマートフォン 「Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultra」 を発表した。

「Galaxy S22/S22+/S22 Ultra」 はいずれも5Gに対応したAndroidスマートフォン。先代の 「Galaxy S21」 シリーズから一部デザインの変更があったほか、カメラ性能が強化されたり、最上位モデルの 「S21 Ultra」 に関してはSペンに対応し、本体に収納することが可能になるなどの変更があった。

当記事では、今回発表された 「Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultra」 に関する情報をまとめた。これらの新型スマートフォンの詳細が知りたい方はぜひチェックを。

追記 (2022/04/07)

国内においては、NTTドコモとauから 「Galaxy S22」 「Galaxy S22 Ultra」 の2機種が発売することが案内されている。

予約受付は4月7日から開始されており、「Galaxy S22」 「Galaxy S22 Ultra」 の両機種を予約・購入・応募したユーザー全員に純正ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2」 などがプレゼントされるキャンペーンが実施される。キャンペーンの詳細は特設ページ (ドコモ用au用) から確認を。

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ラインナップは全3モデル

「Galaxy S22」 シリーズは、昨年登場した 「Galaxy S21」 シリーズと同様3モデル展開となった。名称は 「Galaxy S22」 「Galaxy S22+」 「Galaxy S22 Ultra」 。

これら3モデルは、画面サイズやカメラ性能、カラーラインナップに違いが設けられているほか、最上位モデルの 「Galaxy S22 Ultra」 のみスタイラスペンである 「Sペン」 に対応する。

端末デザイン

本体のデザインは、2021年に発売した 「Galaxy S21」 シリーズを基本的には踏襲する。ただし、上位モデルの 「Galaxy S22 Ultra」 については外観に変更が加えられた。

まずは本体側面。これまで採用されてきた画面端がラウンドしたエッジスクリーンは最上位モデルのGalaxy S22 Ultraのみの採用となり、Galaxy S22とGalaxy S22+の2モデルはエッジのないフラットな側面を採用している。

  Galaxy S22 Galaxy S22+ Galaxy S22 Ultra
エッジデザイン フラット エッジ

アウトカメラのデザインについても、Galaxy S22 UltraとGalaxy S22/Galaxy S22+で異なる。Galaxy S22とGalaxy S22+はカメラユニットと側面が一体化したようなメタリックデザインになっているのに対して、Galaxy S22 Ultraはそれぞれのカメラが独立して配置される形式に変更されている。

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ディスプレイ

「Galaxy S22」 シリーズには、最大リフレッシュレート120Hzに対応したダイナミックAMOLED 2Xディスプレイが搭載されているが、バッテリー持ちなどを考慮し、コンテンツに応じて最適なリフレッシュレートを自動調節する機能が実装されている。リフレッシュレートの可変範囲はGalaxy S22/Galaxy S22+が48〜120Hz、Galaxy S22 Ultraが1〜120Hz。なお、タッチサンプリングレートはゲームモード時に最大240Hzとなる。

画面のピーク輝度はGalaxy S22が1,300ニト。コントラスト比は2,000,000:1。一方でGalaxy S22 UltraおよびGalaxy S22+は1,750ニトと明るく、先代のGalaxy S21シリーズよりも綺麗に見えるという。コントラスト比は3,000,000:1。

画面サイズは、下位モデルから順に6.1インチ・6.6インチ・6.8インチと大きくなる。解像度は 「Galaxy S22」 「Galaxy S22+」 がFHD+(2,340×1,080)、「Galaxy S22 Ultra」 がWQHD+ (3,080×1,440)。いずれのモデルも画面上部に小さな穴(パンチホール)が設けられており、ここに内向きカメラが搭載されている。

  Galaxy S22 Galaxy S22+ Galaxy S22 Ultra
画面サイズ 6.1インチ 6.6インチ 6.8インチ
解像度 FHD+ FHD+ QHD+
リフレッシュレート 最大120Hz
(48~120Hz)
最大120Hz
(1~120Hz)
画面輝度 1300ニト 1750ニト
エッジデザイン フラット エッジ
画面仕様 ・Dynamic AMOLED 2X
・240Hz Touch Sampling Rate (Game Mode)
・Vision Booster
・Eye comfort shield

画面のカバーガラスはGorilla Glass Victus+が採用され、先代モデルに比べて落下による画面割れやキズに強くなっている。

また、「Galaxy S22」 シリーズには、画面内蔵型の超音波式指紋認証センサーが生体認証として搭載されている。指を画面の上に置くことで、指紋を認証できる仕組みだ。

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内蔵プロセッサ

「Galaxy S22」 シリーズに搭載されるプロセッサは、いずれも4nmプロセスを採用した最新の 「Snapdragon 8 Gen1」 もしくは 「Exynos 2200」 が搭載される。販売地域によって搭載プロセッサは異なっており、国内販売モデルには 「Snapdragon 8 Gen1」 が搭載される。

  Galaxy S22 Galaxy S22+ Galaxy S22 Ultra
プロセッサ ・Snapdragon 8 Gen1
・Exynos 2200

4nmプロセスを採用した同チップによって、処理性能は先代モデルから20%以上向上するとみられる。また、GPU性能も30%程度高速化されるほか、マシンラーニング(AI性能)についても2倍程度、高速化されているとのことだ。

ちなみに、「Galaxy S22」 シリーズはいずれも5Gに対応する。米国で販売されるモデルはミリ波とサブ6GHzネットワークの両方をサポートする。

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カメラ性能

「Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultra」 には、3眼もしくは4眼の背面カメラが搭載される。Galaxy S22/S22+が3眼、最上位モデルのGalaxy S22 Ultraが4眼仕様だ。

Galaxy S22/S22+は5000万画素の広角(OIS対応/F値1.8)、1200万画素の超広角(F値2.2)、1000万画素の望遠(OIS対応、F値2.4)で構成され、3倍光学ズームに対応する。

Galaxy S21 Ultraは1億800万画素の広角(OIS対応/F値1.8)と、1200万画素の超広角(F値2.2)、そして1000万画素の望遠x2 (F値2.4/4.9) で構成される。2つの望遠カメラは片方が光学3倍ズーム、もう片方は光学10倍ズームが可能だ。

  Galaxy S22 Galaxy S22+ Galaxy S22 Ultra
背面カメラ

3眼カメラ
超広角
12MP, F2.2 (120˚)

広角
50MP, F1.8 (85˚)

望遠
10MP, F2.4 (36˚)

4眼カメラ
超広角
12MP, F2.2 (120˚)

広角
108MP, F1.8 (85˚)

望遠1
10MP, F2.4 (36˚)

望遠2
10MP, F4.9 (11˚)

これらのカメラを搭載したことによって、「Galaxy S22 / S22+ / S22 Ultra」 はこれまでのGalaxyスマートフォンで史上最高レベルのカメラ性能を持つことになるとのこと。Samsungは 「プログレードカメラ」 を称しており、スマートフォンとは思えない高いクオリティの写真が撮影できると自負している。

AIによるノイズの低減処理が強化されており、暗所においてもより鮮明な写真に仕上げることができるほか、ポートレート撮影では被写体と背景をより明確に区別することでデジタル一眼レフカメラのような自然なボケ感もより丁寧に表現できるようになったという。

ズームにおいては最大光学10倍、デジタルズームは最大100倍が利用できる。こちらもAI機能の改良によって手ブレの少ない、より綺麗な写真の撮影が可能になっている。レーザーAFにも対応しているため、夜間のように暗い場所でも正確なオートフォーカスが利用できる。

動画撮影時においても光学式手ブレ補正機能やAIを組み合わせることで、手ブレの少ない映像を撮影可能。また、プロセッサのISP (イメージ処理プロセッサ) を活用した機能として、周囲の輝度に応じてフレームレートを自動調整する 「オートフレームレート」 にも対応している。

内向きカメラはシングル仕様。Galaxy S22/S22+が1000万画素、Galaxy S22 Ultraが4000万画素(どちらもF値2.2/視野角80°)となっている。

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最上位モデルのみSペンに対応

「Galaxy S22」 シリーズのうち、最上位モデルとなる 「Galaxy S22 Ultra」 のみスタイラスペン 「Sペン」 が利用できる。

  Galaxy S22 Galaxy S22+ Galaxy S22 Ultra
Sペン ×

昨年まではオプションとして提供されていたため、本体内部にSペンを収納することはできなかったが、「Galaxy S22 Ultra」 からは遂に本体への収納が可能に。これで専用ケース不要でいつでも使用することが可能だ。Sペンがあれば手で文字を書いたり、絵を描いたりすることができる。

「Galaxy S22 Ultra」 におけるSペンはレイテンシーが9mn→2.8msに向上しており、より滑らかで遅延の少ない筆記が可能だという。また、手書きで書いた文字をテキストに起こす機能も利用できる。もちろん日本語にも対応する。

UWBのサポートで車の鍵をGalaxyで解錠可能

Galaxy S22シリーズは、UWB(超広帯域無線システム)に対応している。この機能を利用することでGalaxyスマートフォンを自動車のスマートキー代わりに使うことが可能。

バッテリー容量・防水等級

「Galaxy S22」 シリーズ のバッテリー容量は、「Galaxy S22」 が3,700mAh。「Galaxy S22+」 が4,500mAh。「Galaxy S22 Ultra」 が5,000mAhとなっている。S22およびS21+は本体サイズの小型化によりわずかにバッテリー容量が減っている一方、S22 UltraはSペンが収納できるにも関わらずバッテリー容量は先代モデルから変わっていない。

  Galaxy S22 Galaxy S22+ Galaxy S22 Ultra
バッテリー容量 3700mAh 4500mAh 5000mAh
急速充電(有線) 最大25W 最大45W
ワイヤレス充電 ◯ (最大15W)
ワイヤレスパワーシェア

充電は底面のUSB Type-C端子で急速充電が利用できるほか、ワイヤレス充電にも対応しており、充電器の上に置くだけのスマートな充電を利用可能だ。有線充電はGalaxy S22が最大25W出力、Galaxy S22+/Galaxy S22 Ultraが最大45W出力、ワイヤレス充電は最大15W出力に対応する。

また、スマートフォンから他デバイスをワイヤレスで充電できるリバースワイヤレス充電機能 「ワイヤレスパワーシェア」 については3モデルすべてが対応する。

  Galaxy S22 Galaxy S22+ Galaxy S22 Ultra
防水・防塵 IP68

「Galaxy S22/S22+/S22 Ultra」 の防水性能は、IPX8と完全防水レベル。防塵性能についてはIP6Xとこちらもタフネス仕様だ。

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ストレージ容量・メモリ容量

ストレージ容量は、「Galaxy S22/S22+」 が128GBと256GBの2種類、「Galaxy S22 Ultra」 が128GB、256GB、512GB、1TBの4種類が用意されている。国内販売モデルにおいては、「Galaxy S22」 と 「Galaxy S22 Ultra」 のどちらも256GBのみとなっている。

いずれのモデルもmicroSDカードには対応していないため、本体に写真をたくさん保存したい場合はなるべくストレージ容量の多いモデルを選ぶか、オンラインストレージサービスを活用する必要がありそうだ。

メモリ容量は 「Galaxy S22/S22+」 が8GB、「Galaxy S22 Ultra」 が8GBと12GBの2種類から選択可能。国内販売モデルは 「Galaxy S22」 が8GB、「Galaxy S22 Ultra」 が12GBとなっている。

「Galaxy S22」 シリーズのストレージ容量とメモリ容量の組み合わせは以下。

  Galaxy S22 Galaxy S22+ Galaxy S22 Ultra
RAM+ROM ・8GB+128GB
・8GB+256GB (国内販売モデル)
・8GB+128GB
・8GB+256GB
・8GB+128GB
・12GB+256GB (国内販売モデル)
・12GB+512GB
・12GB+1TB

カラーラインナップ

「Galaxy S22/S22+/S22 Ultra」 の各モデルのカラーラインナップは以下のとおり。

  Galaxy S22 Galaxy S22+ Galaxy S22 Ultra
カラー ・ファントムブラック
・ファントムホワイト
・グリーン
・ピンクゴールド
・ファントムブラック
・ファントムホワイト
・グリーン
・バーガンディ

ファントムブラック・ファントムホワイト・グリーンの3色はいずれのモデルでも共通となっていて、さらに 「Galaxy S22/S22+」 にはピンクゴールドが、「Galaxy S22 Ultra」 にはバーガンディが用意される。

国内販売モデルにおいては、「Galaxy S22」 がファントムブラック・ファントムホワイト・ピンクゴールドの3色、「Galaxy S22 Ultra」 がファントムブラック・バーガンディの2色となっている。

価格・発売日

「Galaxy S22」 シリーズの米国での発売価格は、「Galaxy S22」 が799ドル〜、「Galaxy S22+」 が999ドル〜。「Galaxy S22 Ultra」 は1,199ドル〜。米国では2月10日から予約受付が開始され、2月25日からの発売となる。

国内においては、NTTドコモとauが 「Galaxy S22」 と 「Galaxy S22 Ultra」 の取り扱いを発表している。価格は以下。

国内販売価格 (税込)
製品名 ドコモ au
Galaxy S22 販売価格 127,512円 125,030円
割引施作適用時 最安67,892円 最安71,990円
Galaxy S22 Ultra 販売価格 183,744円 178,820円
割引施作適用時 最安105,864円 最安107,180円

発売日はどちらのキャリアも4月21日を予定していて、4月7日から予約受付が開始されている。

ちなみに、ドコモではGalaxy S22が 「5G WELCOME割」 の対象機種となっていて、上記の価格からさらに5,500円割引される。

auでは 「5G機種変更おトク割・いまならGalaxy S22がおトク!」 キャンペーンが実施中。Galaxy S22もしくはGalaxy S22 Ultraに機種変更し、かつ対象の料金プランと紛失故障サポートに加入することで機種代金が16,500円割引される。キャンペーンの詳細についてはこちらの記事を確認していただきたい。

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比較表

  Galaxy S22 Galaxy S22+ Galaxy S22 Ultra
画面サイズ 6.1インチ 6.6インチ 6.8インチ
解像度 FHD+ FHD+ QHD+
リフレッシュレート 最大120Hz
(10~120Hz)
最大120Hz
(1~120Hz)
画面輝度 1300ニト 1750ニト
エッジデザイン フラット エッジ
画面仕様 ・Dynamic AMOLED 2X
・240Hz Touch Sampling Rate (Game Mode)
・Vision Booster
・Eye comfort shield
背面カメラ

3眼カメラ
超広角
12MP, F2.2 (120˚)

広角
50MP, F1.8 (85˚)

望遠
10MP, F2.4 (36˚)

4眼カメラ
超広角
12MP, F2.2 (120˚)

広角
108MP, F1.8 (85˚)

望遠1
10MP, F2.4 (36˚)

望遠2
10MP, F4.9 (11˚)

前面カメラ 10MP, F2.2 (80˚) 40MP, F2.2 (80˚)
プロセッサ ・Snapdragon 8 Gen1
・Exynos 2200
RAM+ROM ・8GB+128GB
・8GB+256GB
・8GB+128GB
・12GB+256GB
・12GB+512GB
・12GB+1TB
バッテリー容量 3700mAh 4500mAh 5000mAh
急速充電(有線) 最大25W 最大45W
ワイヤレス充電 ◯ (最大15W)
ワイヤレスパワーシェア
OS Android 12
Sペン ×
生体認証 指紋認証
防水・防塵 IP68
サイズ 70.6 x 146.0 x 7.6mm 75.8 x 157.4 x 7.6mm 77.9 x 163.3 x 8.9mm
重量 168g 196g 229g
カラー ・ファントムブラック
・ファントムホワイト
・グリーン
・ピンクゴールド
・ファントムブラック
・ファントムホワイト
・グリーン
・バーガンディ
価格 (海外) 799ドル〜 999ドル〜 1,199ドル〜
価格 (国内) ドコモ:127,512円
au:125,030円
ドコモ:183,744円
au:178,820円
予約開始 (海外) 2022年2月10日
予約開始 (国内) 2022年4月7日 2022年4月7日
発売日 (海外) 2022年2月25日
発売日 2022年4月21日 2022年4月21日

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(画像:Samsung)

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Galaxyは、Samsung Electronics Co.,Ltd.の商標または登録商標です。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。