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ファーウェイの新製品トライ&タッチレポ。P40 ProやFreeBuds 3iなど最新機種がズラリ

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6月2日、ファーウェイ・ジャパンは新型スマートフォン 「P40 Pro 5G」 「P40 lite 5G」 「P40 lite E」 などを含む複数の新製品を日本向けに発売することを発表した。

同発表会後、報道陣向けに小規模の製品体験会が開催され、さっそく各新製品の実機に触れることができた。注目のカメラ機能をじっくり試せるブースも用意されていたので、それらの体験をレポートとしてお伝えしたいと思う。

今回の目玉 「HUAWEI P40 Pro」

最初にご紹介するのが、今回の目玉 「HUAWEI P40 Pro」 。楕円のパンチホールを画面左上に配置し、フルベゼルレスデザインを採用したファーウェイの最新スマートフォンだ。

縦長6.58インチの有機ELディスプレイが搭載されており、解像度は2,640×1,200ドットで、画面のリフレッシュレートは最大90Hz。画面の四辺は本体側面に向けて滑らかなカーブを描いている。デザインについてはすでに当サイトで公開しているレビュー記事を確認していただきたい。

「P40 Pro」 の背面にはLeicaとの共同開発で生まれたクアッドカメラが搭載されている。構成は1200万画素の光学5倍望遠カメラ、5000万画素の広角カメラ、4000万画素の超広角カメラ、そして被写界深度カメラだ。今回の体験会では、主にこのカメラのAIを活用した撮影をじっくりと試すことができた。

まずは 「AIベストモーメント」 。機能をオンにするとシャッターボタンを押した後に数秒間写真を撮影し、その中でもっともベストだとAIが判断した瞬間をピックアップしてくれる機能だ。動いている被写体を撮影するときなどに重宝する。

右が 「AIベストモーメント」 で選ばれたベストショット

ガラス越しに写真を撮影する際には 「反射除去」 機能が便利。ガラスへの周囲の景色の映り込みを除去することで、写真のクオリティをアップすることができる。SNSなどに投稿する写真の映り込み防止策としても有効だ。

また、AIが写真から通行人を識別して自動で除去してくれる 「通行人除去」 機能を使えば、人気観光地など人が多い場所で写真を撮影する際に、わざわざ通行人がいなくなったタイミングを狙って写真を撮影する手間が不要に。消せる通行人は2人までとなっている。

右が通行人を除去したもの

ただし、「反射除去」 「通行人除去」 に関してはうまく除去できるタイミングと除去できないタイミングがあるようで、しっかりと毎回確実に除去するためには撮影する側も “慣れ” が必要になる。使いこなすには練習あるのみだ。

P40 lite 5G

体験会のメインは 「P40 Pro 5G」 だったが、同時に国内発売が発表された 「P40 lite 5G」 と 「P40 lite E」 の展示も行われていた。それぞれ 「P40 lite 5G」 はミドルレンジモデル、「P40 lite E」 はエントリーモデルという位置付けの端末だが、どちらもファーウェイらしく高級感漂うデザインが特徴となっている。

P40 lite E

カラーバリエーションは 「P40 lite 5G」 がスペースシルバー・クラッシュグリーン・ミッドナイトブラックの3色、「P40 lite E」 がオーロラブルーとミッドナイトブラックの2色。

価格は 「P40 Pro 5G」 が108,800円(税別)、「P40 Lite 5G」 が39,800円(税別)、「P40 Lite E」 が24,800円(税別)だ。

HUAWEI FreeBuds 3i

「HUAWEI FreeBuds 3i」 は、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン。すでに販売されている 「HUAWEI FreeBuds 3」 のエントリーモデルにあたる製品だ。イヤホン形状がオープン型からカナル型に変化していることに加えて、エントリーモデルでありながらノイズキャンセリング性能は向上、しかし価格は「HUAWEI FreeBuds 3」 よりも安くなっているのが特徴だ。

連続再生時間が短かったり、防水仕様ではないなど、エントリーモデルらしい仕様になっている部分もあるが、単純にノイズキャンセリング性能だけをとるなら 「HUAWEI FreeBuds 3i」 を選ぶべきだろう。

カラーラインナップはセラミックホワイトとカーボンブラックの2色。セラミックホワイトは6月12日、カーボンブラックは7月以降の発売となる。価格はどちらも14,800円(税別)だ。

MateBook X Pro NEW

HUAWEIのノートPC 「HUAWEI MateBook」 シリーズの最新ハイエンドモデル 「MateBook X Pro NEW」 が今月5日から販売開始だ。

「MateBook X Pro NEW」 は、2018年に登場した 「MateBook X Pro」 のニューモデル。最新の第10世代Intel Coreプロセッサを内蔵。さらなる処理の高速化が行われている。

本製品の最大の特徴は狭額縁デザインといっぱいに広がるディスプレイ。画面サイズは従来と同じく13.9インチ(3000×2000ドット/260ppi)だが、画面占有率91%のベゼルレスディスプレイの見た目は圧巻だった。

また本製品の特徴のひとつであるキーボード内蔵のポップアップカメラも健在だ。主にビデオチャット時に利用するカメラだが、他のノートブックのように露出した場所にあるわけではないため、セキュリティを気にする方にはウケがいいのだとか。

搭載ポートはUSB 3.1 (Type-C)x 2、USB 3.0 (Type-A)x 1。バッテリー駆動時間はCore i7搭載モデルで最大14.9時間、Core i5モデルが14.6時間の駆動が可能だ。

搭載OSはWindows 10 Home。メモリはLPDDR3-2133 16GB。ちなみに 「MateBook X Pro NEW」 はCore i5モデルとCore i7モデルの2種類が用意されているが、Core i7モデルにはdGPUとしてGeForce MX250が搭載されるなどグラフィック性能が強化されている。

「MateBook X Pro NEW」 の価格はCore i5モデルが179,800円(税別)、Core i7モデルが239,800円(税別)だ。

MatePad Pro・MatePad・MatePad T8

ファーウェイのタブレット端末 「MatePad」 シリーズにも新モデルが3つ投入されている。

こちらはハイエンドモデルの 「MatePad Pro」 。10.8インチのベゼルレスディスプレイを備えており、プロセッサには 「HUAWEI Kirin 990」 を搭載、RAM容量は6GB、ストレージ容量は128GBとなっている。

別売りのスタイラスペン 「M-Pencil」 や外付けキーボード 「スマートワイヤレスキーボード」 を組み合わせて使うことで様々な作業に対応できる。プロレベルの作業をするにはぜひとも一緒に購入したいところだ。

「MatePad Pro」 は59,800円(税別)で購入可能。「M-Pencil」 は9,990円(税別)、「スマートワイヤレスキーボード」 は14,900円(税別)だ。

ミドルレンジモデルの 「MatePad」

エントリーモデルの 「MatePad T8」

各製品はAmazonなどのECサイトおよび家電量販店などで販売もしくは予約受付が開始されている。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。