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HyperX Pulsefire Haste 2 Wireless レビュー。超軽量で高速マウスさばきに対応できる、HyperXの新型ゲーミングマウス

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ゲーミングギアを販売するHP傘下のHyperXは、2023年1月に米ラスベガスで開催された 「CES 2023」 で最新ゲーミングマウス 「Pulsefire Haste 2」 を発表。同年4月に国内で販売開始した。

Pulsefire Haste 2は、超軽量かつシンプルなデザインを特徴とした新型ゲーミングマウス。有線モデルとワイヤレスモデルの2モデルが用意されており、ユーザーのプレイスタイルに応じて好きなモデルを選択できる。

今回、HyperXからワイヤレスモデルの 「Pulsefire Haste 2 Wireless」 を提供いただき、じっくり使ってみることができたので、使い勝手や機能について紹介する。軽量な新しいゲーミングマウスを探している方は、ぜひチェックしていただきたい。

Pulsefire Haste 2 Wirelessのデザイン

上記がPulsefire Haste 2 Wirelessの本体。今回はブラックモデルを提供いただいた。本体形状はほぼ左右対称で、左側にサブボタンが2つ付いた6ボタン設計が採用されている。

ゲーミングマウスと聞くと、形が独特だったり、内蔵のLEDライトがキラキラ光るなど派手なイメージが強いと思うが、本製品はゲーミング用途ではない一般的なマウスのような、シンプルなデザインが採用されている。

先代モデルの 「Pulsefire Haste Wireless」 は、手のひらが当たる部分に多数の六角形の穴が空いたハニカム (穴あき) 構造が採用されていた。このハニカム構造は、マウス本体の重量を軽くしたり、通気性を高めてくれるが、一方で構造上ホコリがマウス筐体内に入り込みやすいというデメリットがあった。

そして、今回の新型モデルはそのハニカム構造を廃止したことで、筐体表面を拭くだけで手軽に綺麗に掃除できるようになり、メンテナンスのしやすさがアップ。ハニカム構造を採用したPulsefire Haste Wirelessのほうがデザイン的にはカッコよかったようにも思うが、長期的に使う上でメンテナンスがしやすいのは個人的には嬉しい変更点となった。

ハニカム構造を廃止したことで従来の魅力のひとつだった “軽さ” が失われてしまったのでは?と思われるかもしれないが、その心配はご無用。Pulsefire Haste 2 Wirelessの重量は先代モデルとおなじ61グラムで、ハニカム構造を採用せずとも軽量を実現している。

Pulsefire Haste Wirelessにはグリップテープとマウスソールが同梱されており、マウスを持ったときのグリップ力を向上させたり、マウスを動かすときの滑りを良くすることができる。

筆者は側面にグリップテープをつけるだけで十分と感じたが、プレイするゲームやプレイ環境などによって好きなものを装着して使っていただきたい。

実際に本体を動かしてみると動きはとても軽快で、『フォートナイト』のような高速マウスさばきが鍵を握るゲームをプレイするのにピッタリだった。また、一度ゲームを始めると長時間プレイしがちな人は、本体が軽いと疲れにくいというメリットもある。

メインの左右ボタンはカチッカチッと程よいクリック感になっていて、ダブルクリックなどの操作もしやすい。

マウスホイールは少し硬め。Webページのスクロールには使いづらいが、アイテムの切り替えにマウスホイールを使用するゲームでは、ホイールが柔らかいと回りすぎて切り替えたいアイテムを通り越してしまうことがたまにあるため、誤操作防止という面では使いやすいと感じた。

ちなみに、Pulsefire Haste 2 Wirelessの唯一光る部分がマウスホイール。初期設定ではレインボーに光り輝く。ただし一般的なゲーミングギアよりも主張は控えめで、シンプルなデザインも相まってゲーミングマウスとは思えない落ち着いた印象に仕上がっている。

マウスホイール下にあるボタンではDPIを4段階に変更できる。現在設定中のDPIはボタンを押した瞬間のマウスホイールの色で判断することが可能だ。デフォルトの設定だと、400DPI (レッド)/800DPI (ブルー)/1600DPI (イエロー)/3200DPI (グリーン)となっている。

PCとの接続方法は3種類

PCとの接続方法は、2.4Gワイヤレスモード、Bluetoothモード、有線モードの3種類。2.4GワイヤレスモードとBluetoothモードの切り替えはマウス裏のスイッチで行う。

2.4Gワイヤレスモードは付属のUSB-AアダプターをPCに挿せばすぐにマウスを使い始めることができる。アダプターとマウス本体が20cm以上離れてしまう場合は、付属してくるUSB延長ケーブルを使ってアダプターをマウスに近づけることで接続を安定させることができる。

ちなみに、USB-Aアダプターは、本体裏の収納スペースに収納しておくことができる。持ち運び時や使わないときにはこの部分にしまっておいて、失くさないようにしよう。

Bluetoothモードは、初めてのペアリング時にはマウス裏のスイッチをBluetoothモードにするだけで自動でペアリングモードになり、あとはPC側で接続するだけでOK。もし別のデバイスを接続したい場合は左クリックボタンと右クリックボタン、DPI変更ボタンの3つのボタンを同時に長押しすればペアリングモードを起動できる。

マウスとPCをUSBケーブルで接続すれば、有線モードで使用できる。有線モードはどの接続方法よりも優先される仕様のため、マウス裏のスイッチを操作する必要はない。

これら3つの接続方法を駆使すれば、基本的にどんなデバイスとも接続することができるはずだ。お気に入りの接続方法を使っていただきたい。

マウスホイールのライトのカラーやDPI設定、マクロなどのカスタマイズは、HyperX NGENUITYソフトウェアを使うことで自由に設定できる。公式サイトを確認すると、同ソフトウェアは現時点ではWindows版のみダウンロード可能なようだ。

まとめ

Pulsefire Haste 2 Wirelessは、ハニカム構造を採用することなく軽量化を実現しており、メンテナンスしやすい軽量マウスとして便利に使うことができる。デザインも左右対称かつシンプルなので、どんな人でも使いやすい。

デバイスへの接続モードも3種類用意されているため、自分のゲーミング環境にあった接続方法を選択できる。筆者は特に2.4Gワイヤレスモードの接続が安定していて途切れにくいと感じた。

Pulsefire Haste 2 Wirelessはブラックとホワイトの2種類のカラーが用意されており、Amazon.co.jpなどで12,500円(税込)で販売中だ。

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(当サイトで使用している画像は、いずれも正しい形での引用を行うか、各権利者に許諾を得て掲載しています。)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。