「iMac(Retina 5K, 27インチ, 2019)」 に最適なメモリを徹底調査 増設・交換にオススメなメモリは?

今月20日にAppleは新型iMac(2019年モデル)を発表したが、同製品の上位モデルである 「iMac(Retina 5K,27インチ,2019)」 はユーザーがアクセスできるSO-DIMMスロットが用意されていることがわかった。おかげで、今年の新型モデルもユーザー自身が好きなようにメモリの増設・換装が可能だ。

iMacは購入時のCTOオプションでメモリを増設できるが、実際にこの方法でメモリ増設すると非常に高価となる。しかしユーザー側でメモリを購入し、自らの手で増設・換装するとなんと半額近い値段でメモリ増設が可能。これを利用しない手はない。

というわけで、当記事では 「iMac(Retina 5K,27インチ,2019)」 に最適なメモリを調べてみた。もしメモリ増設・換装を考えているなら、ぜひ参考にしていただければ幸いだ。(最終更新2019.06.15)

関連記事:iMac 27インチ5Kモデル(2019) レビュー | iMacは一体何ができるの?どんな人にオススメか徹底解説

iMac(Retina 5K, 27インチ, 2019)のメモリ規格

どのメモリが適しているかを紹介する前に、まずは「iMac(Retina 5K,27インチ,2019)」 がサポートするメモリの規格について確認しておこう。

Apple公式サイトの 「iMac – 仕様」 ページによると、今回の新型iMacは2,666MHz DDR4メモリ(SO-DIMM) をサポートしている

まだAppleのサポートページが更新されていない (記事執筆2019年3月21日時点) ため、メモリ規格に関する詳細情報については同ページの更新を待つ必要があるものの、前モデルの 「iMac (Retina 5K, 27-inch, 2017)」 や、今月21日に「iMac(Retina 5K,27インチ,2019)」 用メモリの販売を開始した米サードパーティメーカーOWCの情報等を参考にすると、以下の規格のメモリ(SO-DIMM)が 「iMac(Retina 5K,27インチ,2019)」 に最適であることがわかる。

ちなみに、これは昨年10月に発売した 「Mac mini(2018)」 に内蔵されているメモリと全く同じ規格だ。

  • PC4-21333 (PC4-21300)
  • DDR4 SDRAM 2,666MHz
  • 260ピン
  • バッファなし
  • パリティなし


【追記】2019年3月26日

Appleが 「iMac(Retina 5K,27インチ,2019)」 のメモリ規格の詳細を発表しています。初出時と記事内容は変わっていませんが、上記記述を正規表現に変更しています。

難しい用語が並んでいるように感じるかもしれないが、要は上記規格に適合するメモリを購入すれば増設・換装が可能だ。

ちなみに、前モデルの 「iMac (Retina 5K, 27-inch, 2017)」 がサポートするメモリ規格はPC4-19200/2400MHz DDR4 SO-DIMM(260ピン) だったため、同モデルで使用していたメモリは 「iMac(Retina 5K,27インチ,2019)」 にも理論上使い回すことができるはず。

ただそうなると最新iMacの最大動作クロック数(2,666MHz)が活かせないため、もし新しくメモリを購入するつもりなのであれば 「iMac(Retina 5K,27インチ,2019)」 のメモリ規格に合致したものを購入した方がより高いパフォーマンスを得ることができるはずだ。

「iMac(Retina 5K,27インチ,2019)」 に最適なメモリは?

メモリの規格が確認できたと思うので、次は実際にメモリを選びに行こう。

基本的に上記の規格に合うものであればどれを購入しても良いのだが、iMacはデュアルチャネルをサポートしているので、同じ規格・同じ容量のメモリを2枚1組で使用することで、より高いパフォーマンスを発揮できる。せっかく増設するなら、同じ規格・容量のメモリを2枚購入するか、最初から2枚セットになった製品を購入したほうがいいだろう。

そして、iMac(Retina 5K,27インチ,2019)」 には最大4つのスロットが用意されているため、最大2セット (2枚+2枚) の構成でメモリを組むのがオススメ。

例えば8GBメモリを4枚挿すと、総メモリ容量は合計32GBとなる。もし、あなたがiMac購入時にデフォルトの8GB (4GB+4GB) で購入したなら、さらに8GBのメモリを2枚買って、4GB+4GB+8GB+8GBで合計24GBにすることもできるだろう。メモリの組み合わせは様々だ。

ちなみに、OWCによると「iMac(Retina 5K,27インチ,2019)」は128GBまでは読み込めるとのことなので、32GBのメモリを4枚購入することでモンスタースペックのiMacを作ることも可能かもしれない。ただし、Appleは最大64GBまでを公式サポートするとしているため、もし128GBまで増設する場合は自己責任でお願いしたい。

上記規格に適合するメモリは以下。今回紹介するのはAmazonで出品されている中で良さそうなもの(2019年6月15日時点)を選択したもの。どれも信頼できるメーカーが製造しており、ほとんどが永久保証を謳っているため、品質については安心できるだろう。

メモリ容量 枚数 価格 メーカー名(商品リンク)
4GB 1枚 3,000円〜8,500円前後 Transcend
Crucial
iRam
2枚セット 16,500円前後 iRam
8GB 1枚 4,800円〜12,400円前後 Transcend
Crucial
OWC
iRam
2枚セット 10,400円〜25,000円前後 Crucial
Kingston ”HyperX Impact”(CL値に注意)
Samsung
iRam
16GB 1枚 12,000円〜23,000円前後 Crucial①
Crucial②
CORSAIR(CL値に注意)
Samsung
OWC
iRam
2枚セット 17,000円〜45,000円前後 Team
Timetec Hynix
Crucial
Kingston ”HyperX Impact”(CL値に注意)
iRam
32GB 1枚 51,000円〜55,000円前後 Samsung
iRam
2枚セット 109,000円〜101,000円前後 Samsung
OWC
iRam
【追記】2019年4月2日:iRam製メモリがAmazonで販売開始されたので上記表を更新しました。また、上記表のCORSAIRとKingstonのメモリに関しては、iMacの初期搭載メモリとレイテンシが異なるため、この2社のメモリを購入する場合は同一メモリで統一することをオススメする。

ちなみに、筆者は今回Crucial(Micron製)の16GBメモリを2枚購入してみた。

iMacにはCTOオプションを利用せず、デフォルトの8GBで注文したため、合計メモリ容量は40GB(4GB+4GB+16GB+16GB)になる予定だ。40GBもあればほぼ間違いなくメモリ容量が不足することはないだろうが、もし将来的に不足を感じるようになったらさらに大容量のメモリを追加する予定。

ちなみにiMac用のメモリといえば安心と信頼のiRam製メモリが有名だが、同社はまだiMac(2019)のメモリを販売していないようなので、もし販売が開始された場合は当記事を追記したい。(追記:iRam製メモリの販売が開始されているため、上記表を追記しました。)

また、iMacのメモリの増設・換装方法については別記事 「iMac (27インチ/2019)」 のメモリを増設・換装する方法 ~画像付きで手順や注意点を解説」を公開したので、iMac 2019年モデルでメモリを増設・交換予定の方はぜひ参考にしていただきたい。

【関連記事】
iMac 27インチ5Kモデル(2019) レビュー | iMacは一体何ができるの?どんな人にオススメか徹底解説
【比較】新型iMac (2019) は前モデルから何が進化した?スペックを比較

「iMac(Retina 5K, 27-inch, 2019)」 用メモリ
▶︎ Apple公式サイトで各種「iMac」製品をチェック
 ・27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデル
 ・21.5インチiMac Retina 4Kディスプレイモデル
 ・21.5インチiMac
 ・iMac Pro
▶︎ Apple公式サイトでMacアクセサリをチェック
 ・Magic Keyboard / Magic Trackpad 2 / Magic Mouse 2 / その他
▶︎ 「iMac」をAppleの学生・教職員向けストアで購入
この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。