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【週刊イモリ】サンショウウオは暑さが苦手 簡易自作冷蔵庫で猛暑を乗り切ろう (2016/06/25号)

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本日の東京の天気は雨のち曇り、最高気温は29℃。ムシムシして窓を開けるのも嫌になる天気となる予定だ。

週間天気予報によると来週は雨の日が多く、最高気温が30℃超えの日もチラホラ。イモリやサンショウウオがいる我が家では、先々週あたりから常時エアコンが稼働している状態で、来週も同じようにエアコンがフル稼働となる予感がしている。

そうなると気になってくるのが電気料金だ。できるだけエアコンの設定温度を高くして節電したいところだが、イモリはともかくとして、サンショウウオたちが快適に過ごせるようにするには設定温度を20℃以下に下げてやる必要がある。

でもあまり部屋を冷やしすぎると同じ部屋で生活している僕が辛いし、水草水槽は23℃~25℃が適温だし…と色々な要因を考えると、僕を含め我が家で生活している生き物はみんな適温がバラバラなので、エアコン一つで全てを調整するのは不可能という結論に。こんな調子だと、今年の夏は一体どうやって乗り切ったらいいんだ!

とりあえず、熱帯魚とイモリはそこそこ高温でも耐えられるので、あとは低温を好むサンショウウオをどうにかすればすべては丸く収まるといったところか。そんなサンショウウオたちが快適に過ごせる冷蔵庫を身近にあるもので自作してみたので、両生類を飼育しているアクアリストの方々は参考にしてみてほしい!

「発泡スチロール」を使った自作冷蔵庫で夏も快適!

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今回自作冷蔵庫を作るにあたって、準備したものは「発泡スチロール」と「保冷剤」だけだ。

発泡スチロールは断熱性に優れているので、保冷剤をある程度入れておくことで、簡易クーラーボックスのような使い方ができる。そこそこ大きなアクアショップなどでは無料でもらえることもあるので、行きつけのアクアショップがある人はお店の人に確認してみてほしい。

保冷剤はケーキなどについてくるものを冷凍庫で凍らせて使用するだけでOKだ。保冷剤がないようだったら、水を入れて凍らせたペットボトルなどでも可。

また、発泡スチロールの蓋には幾つか穴を開けておいて、そのうちの1ヶ所からエアーのチューブを差し込んでやることで酸欠を防ぎ、もう1カ所からは温度計を入れて中の温度を外からでも確認できるようにしておこう。発泡スチロールは加工も簡単なので、細いドライバーなどをグリグリとねじ込むだけで簡単に穴を開けることができる。

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そんなこんなで特別なものを用意したり、複雑な加工をしなくても自作冷蔵庫が完成!あとはサンショウウオたちが入っている水槽をそっと入れてやるだけだ。

この自作冷蔵庫を使い始めてしばらく経つが、保冷剤を1日に2回替えてやるだけで、中の温度は大体16℃~22℃くらいを保ってくれている。発泡スチロールの断熱性はなかなかのものだ。

また、自作冷蔵庫の中は涼しいし暗いしで、サンショウウオたちにとっては過ごしやすい環境のようだ。頻繁に開け閉めできないので中の様子があまり見れないというのが難点だが、厳しい夏場を乗り越えるためにここはぐっと我慢しよう。

夏場の温度管理に困っていた方はぜひ試してみてほしい!

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。