当メディアはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

iOS 17、サポートが外れるのはiPhone 8シリーズとiPhone X?毎年恒例の噂が登場

▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから!

Appleは今年6月に開催する 「WWDC23」 で、「iOS 17」 「iPadOS 17」 を発表する予定だ。これらのOSは複数の新機能をiPhoneやiPadにもたらすことが期待されているが、一部のデバイスはサポートから漏れてしまう可能性があるようだ。

米Apple系メディアMacRumorsは、匿名のTwitterユーザーからの情報として、「iOS 17」 「iPadOS 17」 のサポートから外れるデバイスを伝えている。

iOS 17/iPadOS 17では、iPhone Xや9.7インチiPad Proなどがサポート外に?

MacRumorsによるとサポートから外れるのは、iPhoneがiPhone 8/8 Plus、iPhone Xの3機種。iPadは、9.7インチiPad Pro (2016)、12.9インチiPad Pro (第1世代/2015)、9.7インチiPad (第5世代/2017)の3機種。

この情報が正しければ、「iOS 17」 「iPadOS 17」 はA11 Bionic以前のSoCを搭載したデバイスをサポートしなくなることになるとMacRumorsは伝えている。ただし、唯一の例外として、A10 Fusionチップを搭載したiPad (第6/7世代)およびA10X Fusionチップを搭載した10.5インチiPad Pro (2017)と、12.9インチiPad Pro (第2世代/2017)については引き続きサポートされる予定だという。

iOS 17/iPadOS 17でサポート外になると噂のデバイス
製品名 搭載SoC
iPhone 8 Apple A11 Bionic
iPhone 8 Plus Apple A11 Bionic
iPhone X Apple A11 Bionic
9.7インチiPad Pro Apple A9X
12.9インチiPad Pro (第1世代) Apple A9X
iPad (第5世代) Apple A9

上記情報を踏まえてMacRumorsは、A5〜A11チップを搭載したデバイスに存在する脆弱性が原因ではないかと指摘する。

サポート外になると予想されているデバイスには、いずれもSecureROM (ブートロム) に任意のコードを実行できる脆弱性が存在することが2019年時点で明らかになっている。そして、これらのデバイスはパッチ修正が不可能、つまりファームウェアアップデートで脆弱性を克服することができないのだ。

サポートを切ることで、ユーザーに現行世代機への移行を促す狙いがあるのかもしれない。

ただし、WWDCが近づくと次期OSのサポートから外れるデバイスを的中させようと、自称リーカーたちが出現する傾向にあり、今回もそのケースである可能性があることに留意が必要。今回情報を提供したユーザーはこれまでリークの実績がほぼないことから、現時点ではあくまで噂程度として考えておくべきだろう。

関連記事
Apple、「WWDC23」 6月5日~6月9日に開催決定。iOS 17など次期OSが発表へ
WWDC23で発表が期待されるモノ|iOS 16やiPadOS 16など新OS、噂のXRヘッドセット 「Reality Pro (仮称)」 など発表か

▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから!

Apple、Appleのロゴ、Apple Pay、Apple Watch、FaceTime、GarageBand、HomePod、iMovie、iPad、iPhone、iPhoto、iSight、iTunes、Retinaは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※App Store、AppleCare、iCloudは、Apple Inc.のサービスマークです。

(当サイトで使用している画像は、いずれも正しい形での引用を行うか、各権利者に許諾を得て掲載しています。)

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。