iPadにFace IDが搭載されるヒントが「iOS 12」から発見 ベゼルレスiPadの登場は確定か

AppleはiPhoneに続き、iPadにも顔認証機能「Face ID」を搭載するつもりだ。今秋にリリース予定の「iOS 12」のベータ版から、それらしいヒントが発見された。開発者のSteve Troughton-Smith氏(@stroughtonsmith)が報告した。

「iOS 12」ベータ版でFace ID搭載iPadのヒントが発見

同氏によると、最新のiPad向け「iOS 12」ベータ版にはフレームワーク「AvatarKit」が実装されているとのこと。

このフレームワークは、Appleが開発した3D絵文字「アニ文字」を実装するためのもの。アニ文字はユーザーの顔をトラッキングすることで動かすことができる特殊絵文字。

これを利用できるようにするには少なくともユーザーの顔をトラッキングするためのハードウェアが必要になるはず。当然、iPadには顔認証機能が搭載されていないため、「iOS 12 beta 2」では利用することはできないという。

ただし、iPad向けベータ版に「AvatarKit」が実装されたということは、iPadにも同顔認証機能が搭載されることを意味する。Appleがこれまでに開発してきた顔認証技術は、実質的にFace IDだけ。つまり、iPadでFace IDが利用できる可能性が高い。

この機能は、早速噂の新型iPad Proで実装されるだろう。これまでの情報によると、新型iPad Proは指紋認証ができるホームボタンが廃止され、代わりに顔認証用に使われるTrueDepthカメラが搭載されるというのが有力だ。TrueDepthカメラがiPadの画面上部に搭載されることで、ユーザーは顔だけで端末のロック解除ができるようになると予想されている。

また、ホームボタンが廃止されることで画面は端末いっぱいに広がるベゼルレスデザインを採用しているという。イメージは「iPhone Xのタブレット版」といった感じだ。

また、画面サイズは11インチ~12インチになるとみられる。具体的なインチ数はまだ出ていないが、現行の10.5インチモデルの端末サイズを変えずに、画面だけが大きくなることが予想される。

Appleは新型iPad Proを今年6月に発表すると予想されてきた。しかし、先月の「WWDC 2018」でお披露目されなかったことから、次のビッグイベントである新型iPhone発表会での発表が期待されている。

ちなみに、Face IDは「iOS 12」からマルチユーザー機能に対応した。現行OSの「iOS 11」では、iPhone Xはひとりの顔しか認識することができなかったが、「iOS 12」からは最大ふたりのユーザーを認識することが可能になる。

これはiPhone Xのための機能というよりは、どちらかというと家族で使用する機会の多いiPadに実装するために開発された可能性が高い。着々とベゼルレスiPadの誕生に向けた準備が進められているようだ。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

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