M2 iPad Proが数日中に発表へ。M2 Pro／M2 Max搭載の新型MacBook Proは11月以降に発表か
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今年も残すところ3ヶ月を切ったが、Appleはまだいくつかの新製品を隠し持っている。
噂では、新型iPad Proや新型MacBook Pro、Mac miniなどが控えているとされる。これらの製品は今月から来月にかけてリリースされる予定だ。
Appleは今月、複数の新製品をプレスリリースの形で発表すると伝えられていたが、まずは新型iPad Proが数日以内に発表される予定であるようだ。米Bloombergの著名記者Mark Gurman氏が、現地時間15日に伝えた。
新型iPad Proが数日以内に発表、14／16インチMacBook Proは同時には発表されず？
Mark Gurman氏によれば、AppleはM2チップを搭載した新型iPad Proを用意しているという。現行モデルと同様に11インチ／12インチモデルの2種類が用意されていて、それぞれのコードネームは ｢J617｣ ｢J620｣ 。最大の変更点は内蔵チップがM1からM2に変更されること。
M2チップは、今年6月に発表されたAppleの次世代チップ。MacBook Air (2022) などに搭載されており、M1チップよりも約20％処理性能が向上している。
筐体デザインは、現行のフラットエッジ式のものを採用する予定で、大きな変更はない。
iPad 第9世代 (画像：Apple)
また、AppleはiPad Proと似たようなフラットエッジデザインを採用したエントリーレベルのiPadを用意しているとMark Gurman氏は伝えている。iPad (第9世代) の後継機種とみられ、iPad ProのようにUSB-Cポートを搭載する予定だという。
そのほか、AppleはM2チップを搭載したMac mini、新型Apple TV、新型14／16インチMacBook Proを発売する予定だ。
Mac miniは2年ぶりの新型モデルになる予定。M2チップを搭載し、現行モデルから性能が向上する見込み。
Apple TVについても、搭載チップがA14となり性能が向上する。メモリ容量も4GBになる予定。現行モデルはA12チップ、メモリ容量は3GBだ。
さらに、M2 Pro／M2 Maxチップを搭載した14／16インチMacBook Proも発売を控えている。MacBook Proに関しては、ハードウェアの変更点はほぼ内蔵チップだけに留まる予定で、スペックアップのみが実施されるものと予想されている。
14インチMacBook Pro
Appleは毎年秋に複数回の新製品発表会を開催し、大々的に新製品をアピールするが、上記で述べた製品はいずれも性能を向上させた程度となることから、今年は地味ながらプレスリリースでの発表という形になるという。
Mark Gurman氏によれば、iPad Proについては数日中に発表される見通しであるとのこと。具体的な日付は明らかにされていない。
また、Mark Gurman氏はそのほかの製品の発表時期については明示していない。ただし、今回の新型iPad Proと同時にM2 Pro／M2 Max搭載MacBook Proが発表されることはないだろうと予測しているとのこと。
例年、Appleは新型iPadを10月、新型Macを11月に発表してきたことを踏まえると、10月に発表される製品はiPad ProとiPad(第10世代)のみとなり、そのほかのMac製品は11月に発表されることになるのかもしれない。
少なくとも、10月内にほぼ確実に登場するのは新型iPad Proのみと言えそうだ。
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