iPhone X、今後は電話が切れなくなる不具合が発生

今月5日、「iPhone X」の一部端末で、着信後に画面が点灯しない不具合が発生しており、ユーザーが電話に出ることができないケースが報告されていたが、同端末にはこれとは別の不具合も発生していたことが判明した。

新しい不具合も、またもや電話に関係するもので、今度は電話を切ることができないという不具合だ。米Forbesが伝えている。

通話中に「iPhone X」を耳から離すと端末がフリーズ

この不具合の初めての報告例は、Piunikawebというメディアから。同メディアによると、通話中あるいは通話終了時に、耳から「iPhone X」を離すと端末がフリーズしてしまうとのこと。

端末の画面には通話を切る赤いボタンが表示されているものの、それを押しても反応せずに、いつまでも電話が続いてしまう。同状況に陥ると、通話を終了するには相手から電話を切ってもらうか、端末の強制再起動が必要になってしまうようだ。

この現象は通常の電話による通話だけでなく、WhatApp(通話アプリ)による通話でも発生するという。さらに、一度起こってしまうと、電話アプリだけでなく、バッググラウンドで実行しているアプリも終了することができないという。

この問題はPiunikawebだけでなく、Appleのサポートコミュニティにも寄せられている。この問題に対して、Appleの公式サポートは電話アプリの再起動や、iOSの復元・再インストールを行うことを勧めたようだが、それでも問題を解決するには至らなかったようだ。

他にも、Twitterなどでも同じ不具合に遭遇しているケースが報告されており、誰も問題は解決できていない様子。

この問題は、先日の電話に出られない不具合と同じくらい深刻なものになる。電話に出られない、電話を切ることができないなど、”スマートフォン”としてはあるまじき不具合だ。

同問題は12月にはすでに報告例が上がっていて、Appleはすでに問題を認識しているとのこと。その後、何度かiOSのアップデートがあったが、残念ながら現段階でも解決には至っていない。

この不具合は「iPhone X」の近接センサーに原因にあると予想されるが、どちらかというとハードウェア的な不具合というよりもソフトウェア側の問題である可能性が高い。おそらく、「iPhone X」を耳から離しているにも関わらず、近接センサーはまだ耳とくっついていると認識しているのではないだろうか。

とあるユーザーは、通話中に「iPhone X」がフリーズした際にハンズフリー通話を試してみた。そうするとハンズフリーのボタンを押すことはできなかったとのこと、もちろん通話終了の赤いボタンも押すことはできず。

また、「iPhone X」の電源ボタンと音量ボタンを同時に押してみると、今度は SOSモードに突入し、警察(911)に電話を繋いでしまったという。この不具合が起こってしまう度に、警察に「緊急SOS」発信をしてしまうのは、正直たまったものではない。

この不具合を伝えたForbesは、iOSの設定から「緊急SOSモード」をオフにすることを推奨している。

方法は、「設定」アプリから[緊急SOS]>[自動通報]のトグルをオフにするというもの。この設定をオフにしておけば、万が一に不具合が発生しても警察に緊急通報をしなくて済むようになる。

前述したように、Appleは同不具合をすでに認識している。そのため、今後のアップデートで直る可能性が高い。ただし、そのアップデート時期はいつなのか。

Forbesによると、同不具合は「iOS 11.2.6」あるいは「iOS 11.3」で直る可能性が高いとのこと。ただし、「iOS 11.2.6」は早ければ来週あたりにリリースされるというが、もし仮にAppleがこのバージョンで修正を行うことができなかった場合、不具合の修正は今春にリリース予定の「iOS 11.3」になる可能性が高いという。

通話機能は、スマートフォンとして最も重要な機能の一つ。一刻も早い修正を期待したい。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。