2020年のiPhone、最上位モデルにセンサーシフト式手ブレ補正機能が内蔵か 2023年にはペリスコープカメラ搭載でより高い倍率の光学ズームに対応

2020年秋、Appleは次期フラグシップモデル 「iPhone 12」 シリーズを発売するとみられている。iPhone 12シリーズは下位モデル、上位モデルなど複数機種が投入される予定で、このうち最上位モデルだけ特定の機能が搭載される可能性が一部で報じられている。

以前に台湾DigiTimesがその新機能の一部としてセンサーシフト式手ブレ補正機能を挙げていたが、それはどうやら事実のようだ。TF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏が同情報について、投資家向けレポートの中で言及した。

iPhone 12の最上位モデルにセンサーシフト式手ブレ補正機能が搭載

Kuo氏によれば、iPhone 12シリーズには “7P” として知られる7枚構成の新しいレンズが搭載されるとのこと。5.4インチモデルと6.1インチモデルには1/2.6インチ、6.7インチの画面を搭載する最上位モデルは1/1.9インチの7枚構成レンズが広角カメラに搭載されるとのこと。そして最上位モデルの背面カメラにはセンサーシフト式の手ブレ補正機能が搭載されるようだ。

センサーシフト式手ブレ補正は、現行モデル(iPhone 11 Pro/Pro Max)に搭載されている光学式手ブレ補正機能の弱点を解消したもの。仕組み自体は光学式手ブレ補正と似たものになっていて、内蔵のジャイロがカメラが動いたことを検知した段階で撮像素子を動かし”ブレ”を防ぎ、従来の光学式手ブレ補正に比べても画質の劣化が少ないためこれまでのiPhoneよりも綺麗な写真が撮影できるようになることが期待される。

また、光学式手ブレ補正機能は特定のレンズでしか威力を発揮できないが、センサーシフト式手ブレ補正機能はカメラ自体に内蔵されることになるため、すべてのレンズで高度な手ブレ補正機能を利用できるようになる可能性がある。ちなみに、iPhone 11シリーズでは 「iPhone 11 Pro」 の超広角レンズに手ブレ補正機能が搭載されていない。

さらにiPhone 12シリーズはカメラのセンサーサイズも大きくなる予定。通常時だけでなく暗所でも綺麗に撮影できるようになるなど写真のクオリティは向上し、iPhoneがカメラとして活躍する場はより一層増えることになるかもしれない。

ちなみに、Ming-Chi Kuo氏は今回の投資家向けレポートの中で2021年にセンサーシフト式手ブレ補正機能は2〜3つのモデルに搭載されるようになることを伝えた。また、2023年には潜望鏡レンズ(ペリスコープ)が搭載される可能性について言及。Huawei P30/40 Proのような高い倍率の光学ズームが利用できるようになる可能性を指摘している。

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[ via 9to5Mac / MacRumors ]

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

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