「iPhone 17 Pro」 はアンダーディスプレイ型Face IDが搭載か。120Hz駆動はProモデル以外にも拡がる見通し
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2017年に 「iPhone X」 が登場してから、iPhoneシリーズの生体認証はすべて顔を使用するFace IDが採用されている。
Face IDは、iPhone上部に設けられたノッチ内に搭載されていたが、昨年発売したiPhone 14 Proシリーズでは、薬型パンチホールのDynamic IslandにFace IDが搭載されるようになったことで画面領域は広がった。しかし、依然としてFace IDは幾分か画面を狭めている。
しかし、2025年に発売するであろう 「iPhone 17 Pro」 では、いよいよ画面下にFace IDが搭載されることになるという。
iPhone 17 Proで画面内蔵Face ID採用、iPhone 17は120Hz駆動に対応へ
この主張をしているのは、DSCC (Display Supply Chain Consultants) CEOを務めるRoss Young氏。ディスプレイのサプライチェーンに関して深い知識を持っている人物として有名だが、彼はアンダーディスプレイ型のFace IDが 「iPhone 17」 シリーズの上位モデル 「iPhone 17 Pro」 に搭載されることを予想している。
しかし、アンダーディスプレイ型Face IDが搭載されたからと言って、前面がオールスクリーンになるわけではないようだ。セルフィー写真の撮影などに使用するフロントカメラは、依然としてパンチホールに残る形となり、完全に前面から部品が排除されるのは2027年に発売する 「iPhone 19 Pro」 からになるという。
一方で、下位モデルであるiPhoneの無印シリーズでは、今年秋に発売する 「iPhone 15」 から薬型パンチホール (Dynamic Island) にFace IDが搭載されるようになり、これまでのノッチは廃止される見込み。
さらに、2025年に発売する 「iPhone 17」 からは低電力LTPOテクノロジーを採用した有機ELディスプレイを搭載することで、120Hz駆動を可能にするProMotionテクノロジーに対応するとのこと。
LTPOディスプレイは、Low Temperature Polycrystalline Oxide (低温ポリシリコン酸化物) ディスプレイのこと。Apple WatchやiPhoneのProシリーズですでに活用されている技術。リフレッシュレートを下げることでバッテリー持ちを (ある程度) 維持しながら、常時オンディスプレイが可能になるほか、120Hzの高リフレッシュレートによる滑らかな画面描写が可能になる。
そして2027年に発売する 「iPhone 19」 では、プロモデルの後を追うようにアンダーディスプレイ型のFace ID+パンチホールが搭載されるようになるとのことだ。
Ross Young氏の予想の的中率は、他の著名記者Mark Gurman氏やMing-Chi Kuo氏に比べるとやや落ちる上に、予想が2027年とだいぶ先であることから、今回の予測はあまり正確ではないかもしれない。しかし、iPhoneのこれまでのアップデート頻度を考えるとやや妥当とも言える予想になっていることから、今後のiPhoneの進化を考えるには良い資料とも言えるのかもしれない。
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(画像:@filipvabrousek/@DSCCRoss)
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