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次期iPhoneは屋内ナビゲーション性能が向上 アンテナ素材が変更、超広帯域無線システムにも対応へ

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今秋、Appleはトリプルレンズカメラを搭載した次期iPhone XS/XS Maxとデュアルレンズカメラを搭載した次期iPhone XRの3モデルの新型iPhoneを発売すると噂されている。

これらの新型iPhoneに関しては、カメラだけでなく双方向ワイヤレス充電に対応するなど多くの情報が伝えられているが、さらにアンテナ構造も大幅に変更される可能性がありそうだ。TF International Securitiesの著名アナリストMing-Chi Kuo氏が新しいレポートを公開している。

次期iPhoneはアンテナ素材が変更、超広帯域無線システムにも対応

レポートによると、現行のiPhone XS/XS MaxやiPhone XRには液晶ポリマー製のアンテナが採用されているが、次期iPhoneでは変性ポリイミド(modified-PI)製に変更されることになるとKuo氏は予想しているようだ。

次期iPhoneのアンテナが変性ポリイミド製になることで従来よりも製造コストが安くなることが見込めるという。ちなみにアンテナの素材が変更されても4G LTEに関する基本的な性能は大きく変わらないようだ。

また、アンテナの素材変更と同時に超広帯域無線システム(Ultra Wide Band)への対応も行われ、屋内でのナビゲーションのパフォーマンスが向上する模様。ただし、このアップグレードに関してはコスト増加が見込まれるため、前述した素材変更によるコスト削減を含めても、アンテナ全体のコストは前年比で10~20%増加することになるとKuo氏は説明している。

レポートの内容から、次期iPhoneのアンテナの素材変更や超広帯域無線システムへの対応による悪影響はほとんどなさそうだが、ここ数年は毎年iPhoneの価格が上昇していることから、コスト増加に関してはiPhoneユーザーからすれば若干の懸念点となりそうだ。

ちなみに、2019年のiPhoneは前述した変性ポリイミド製のアンテナが新たに採用される予定だが、2020年の5G対応iPhoneでは再度液晶ポリマー製のアンテナが採用されるとKuo氏は予想しているようだ。

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[ via 9to5Mac ]

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

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