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iPhoneの120Hz画面駆動は 「iPhone 13」 で実現か。次期iPhone SEは2022年以降に登場の可能性

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今年の新型iPhoneで搭載されることが期待された120Hzの高リフレッシュレート画面。最新の情報では、同ディスプレイは今月登場予定の新型モデル 「iPhone 12」 シリーズで実現することはなく、来年以降に持ち越されたとされているが、みずほ証券の投資家向けレポートでも同様の見解をもっているようだ。

現地時間10月2日、ディスプレイアナリストRoss Young(@DSCCRoss)氏はみずほ証券の投資家向けレポートの情報を引用する形でツイートを投稿。高リフレッシュレートのディスプレイは 「iPhone 13」 に搭載される予定であることを伝えている。

iPhone 13には120Hz駆動のディスプレイが搭載か

みずほ証券によると、「iPhone 13」 シリーズは全部で4機種。エントリーモデルとみられる2機種の 「iPhone 13」 と、上位モデルとみられる2機種の 「iPhone 13 Pro」 が用意されるとのこと。最上位モデルは 「iPhone 13 Pro Max」 と呼ばれるようだ。

画面サイズは 「iPhone 13」 が5.42インチと6.06インチ、「iPhone 13 Pro」 は6.06インチと6.67インチで、「iPhone 12」 シリーズと同じラインナップになるとみられる。

  画面サイズ 画面 Y-OCTA 5G
iPhone 13 Pro Max 6.67インチ OLED ・ミリ波+Sub6
・Sub6のみ
iPhone 13 Pro 6.06インチ OLED ・ミリ波+Sub6
・Sub6のみ
iPhone 13 6.06インチ OLED Sub6のみ
iPhone 13 5.42インチ OLED Sub6のみ

これらのデバイスには、Y-OCTA(Youm On Cell Touch AMOLED)技術を採用したディスプレイが採用されるとのこと。Y-OCTA技術は、タッチパネルとディスプレイを統合するディスプレイ技術。タッチセンサー用のパネルを搭載する必要がなくなるため、iPhoneのコストの削減と薄型化が期待できる。

iPhoneシリーズは今年の新型モデル 「iPhone 12」 から5Gに対応する予定だが、上位モデルと下位モデルで対応する周波数に違いがある予定だ。エントリーモデルの 「iPhone 12」 はSub6のみ対応し、上位モデルの 「iPhone 12 Pro」 はSub6とミリ波の両方に対応する (ただし、ミリ波対応モデルは一部地域限定で販売される可能性あり)。この法則はiPhone 13シリーズでも同様だという。

  背面カメラ ToFカメラ Face ID
iPhone 13 Pro Max トリプルカメラ
(1.9μm, センサーシフト)
iPhone 13 Pro トリプルカメラ
(1.9μm, センサーシフト)
iPhone 13 デュアルカメラ
(1.7μm, iPhone 12 Pro Maxと同じ)
iPhone 13 デュアルカメラ
(1.7μm, iPhone 12 Pro Maxと同じ)

背面カメラは 「iPhone 13」 がデュアルレンズカメラで、内蔵されるカメラ技術は 「iPhone 12 Pro Max」 と同じになる予定。「iPhone 13 Pro」 シリーズにはセンサーシフト式手ブレ補正機能を搭載したトリプルレンズカメラ(+LiDAR) が採用される予定で、あわせてイメージセンサーが大型化する予定。これまでのiPhoneよりも綺麗な写真が撮影できるようになるとみられる。

センサーシフト式手ブレ補正は、従来の光学式手ブレ補正機能の弱点を解消したもの。仕組み自体は光学式手ブレ補正と似たものになっていて、内蔵のジャイロがカメラが動いたことを検知した段階で撮像素子を動かし”ブレ”を防ぎ、従来の光学式手ブレ補正に比べても画質の劣化が少ないためこれまでのiPhoneよりも綺麗な写真が撮影できるようになることが期待される。

またいずれも顔認証(Face ID)が搭載される予定。iPad Air(第4世代)で搭載される予定の電源ボタン内蔵型のTouch IDが搭載される予定かどうかは現時点では不明だ。

次期iPhone SEの登場は2022年春?

またみずほ証券のレポートでは、次期iPhone SEに関する情報もある。今年春に登場した 「iPhone SE(第2世代)」 の後継機種は2022年春に登場する予定であるとのこと。

  • 画面サイズ:6.06インチ
  • 画面:LCD(液晶ディスプレイ)
  • Y-OCTA:非対応
  • 5G:Sub6のみ対応
  • 背面カメラ:デュアルカメラ(1.7μm, iPhone 11と同じ)
  • ToFカメラ:非搭載
  • Face ID:非対応

「iPhone 13」 の6.1インチモデルの性能を落とした機種になっていて、6.1インチの液晶とTouch ID、iPhone 11と同じ仕様のデュアルレンズカメラが搭載される予定だという。5Gにも対応するがコストを抑えるためかSub6のみに対応するようだ。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。