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「Jabra PanaCast 50 Video Bar System」 一体型ビデオ会議ソリューションが9月発売

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GN Audio A/Sの日本法人であるGNオーディオジャパンは、ビデオバーシステム 「PanaCast」 シリーズに、新製品 「Jabra PanaCast 50 Video Bar System」 を投入した。価格はオープン。

「Jabra PanaCast 50 Video Bar System」 は、2021年4月に発売したビデオバー 「Jabra PanaCast 50」 をベースに、新たにAndroid OSを搭載し、タッチコントローラー 「PanaCast Control」 を付属させたことで、ワンタッチでオンライン会議を開始、参加することを可能にしたシステムだ。都内で開催された発表会において、本製品の特徴や利用シーンをイメージさせるデモンストレーションが実施された。

ビデオバーシステム 「Jabra PanaCast 50 Video Bar System」 が発表

「Jabra PanaCast 50 Video Bar System」 を紹介するうえで、まずはベースとなっている 「Jabra PanaCast 50」 についてご紹介しておく。

「Jabra PanaCast 50」 は、従来のオフラインだけでなく、オンライン参加者を交えたニューノーマルな 「ハイブリッド会議」 で便利な会議用ソリューション。中央に搭載された3つの1300万画素カメラで会議に参加する人全員の様子を、オンライン参加者に届けることが可能だ。

また、このAI機能はすべてのミーティング参加者の顔を認識しており、参加者のいる位置にあわせて画角を変えるオートフレーミング機能、話している人に対して自動でフォーカスするバーチャルディレクター機能が利用できる。これらの技術によって、オンラインでの参加であっても、オフラインで参加しているかのように疎外感を感じずミーティングに参加することが可能だ。

なお、通常の広角カメラでは外側に映る人の顔が歪んでしまいがちだが、「Jabra PanaCast 50」 ではそれが歪まないよう補正が行われる。これは2019年に買収した 「Altia Systems」 の技術を利用し、3つのカメラで撮影した映像を自然なかたちで繋ぎ合わせることで実現している。

内蔵スピーカーは2基の20mmツイーターと、2基の50mmウーファーで構成。いずれもGN Audio A/Sのオーディオノウハウを駆使し、駆動時の振動をゼロに抑えることで高品質なオーディオを実現。さらに、8つのビームフォーミングマイクと、ノイズ除去技術で会議室にいるミーティング参加者の声を正確に検出し、クリアな音声を相手に届けることが可能だ。

また、本製品は2つのビデオストリームを同時に配信することができ、たとえば1つのビデオストリームで会議参加者に焦点を当て、2つの目のビデオストリームでホワイトボードの板面を映すこともできる。

そして、今回新たに発売した 「Jabra PanaCast 50 Video Bar System」 は、前述の 「Jabra PanaCast 50」 の性能をそのままに、オープンプラットフォームのAndroid OSを搭載したことで、ハードウェア/OS/アプリケーションレベルで統合的にデバイス/セキュリティー管理できるように。管理工数の削減のほか、セキュリティリスクを減らすことが可能になる。

「Jabra PanaCast 50 Video Bar System」 にはタッチコントローラー 「PanaCast Control」 を同梱する。これは、ミーティング参加者が自らのデバイスを持ち寄るBYOD (Bring Your Own Device)式ではなく、「Jabra PanaCast 50 Video Bar System」 と 「PanaCast Control」 だけでミーティングがワンタップで開始できるようにした製品だ。

「PanaCast Control」 には、パッシブ赤外線と人体感知センサー (PIR)、超音波エミッター、環境型センサーの合計3つのセンサーを備える。

パッシブ赤外線は人が近づくと瞬時にシステムを起動するためのもの。会議を短時間ではじめることができる。

超音波エミッターは、各自が持ち寄ったデバイスからワイヤレスで画面を共有するために使用する。「Zoom Direct Share」 をサポートする。

環境型センサーは、「Zoom Rooms」 において湿度/温度/二酸化炭素濃度の検知ができる。会議室内の環境モニタリングができるほか、将来的には議論が白熱し、部屋が暑くなってきたときに、自動的に空調が動作するなどの機能追加も検討しているようだ。

「Jabra PanaCast 50 Video Bar System」 とのペアリングは非常に簡単。電源を入れ、同一のネットワークに繋ぐことで、ペアリングを開始させることができる。ペアリングを完了させたら、あとは各アプリケーションを立ち上げ、各サービスにログインすることで会議をスタートさせられる。

オール一体型かつ簡略なシステムなので、ビデオ会議環境を整えるための準備はほとんど不要。ミーティングが時間通りにはじめられる。また、一度電源を落としても、再び電源を入れるだけですぐに会議がはじめられるため、ビルのメンテナンスなどで電源を落とさなくてはいけないときも、朝出社して電源を入れれば、誰でもすぐに使い始めることができる。

搭載インターフェースは、入力用のHDMI x1、出力用のHDMI x2 (4K)、USB Type-A x2、USB Type-C x1、有線LAN (RJ-45)、3.5mmオーディオジャック。なお、設置にはテーブルスタンドのほか、ウォールマウントやスクリーンマウント (VESA) も利用できる。

「Jabra PanaCast 50 Video Bar System」 はMicrosoft Teams/Zoom Roomsの認定を受けており、これらのサービスをフルで利用することが可能。なお、今後ファームウェアアップデートによって新機能を追加していくため、購入後も長く利用することができるとのことだ。

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(当サイトで使用している画像は、いずれも正しい形での引用を行うか、各権利者に許諾を得て掲載しています。)

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。