Lexar SL660 BLAZE Gaming Portable SSD レビュー | USB 3.2 Gen 2×2対応環境で内蔵SSDに近い超高速転送を実現

ゲーマーなら誰もがぶつかるストレージ容量の不足問題。最近はハイクリティな作品が多く、ファイルサイズが大きくなりがちで、何本もソフトをインストールするとすぐにストレージはいっぱいになってしまう。

ストレージを増やす方法としてはいくつか方法があるが、内蔵SSDやHDDではなく、外付けで解決しないのなら、高速転送に対応した大容量の外付けSSDの導入がオススメだ。

今回、フラッシュメモリ製品を展開する 「Lexar」 の広報代理を務めるCyberMedia Communicationsから、PCゲーマーにピッタリなゲーミングポータブルSSD 「SL660 BLAZE Gaming Portable SSD」 のサンプルをご提供いただいた。

「ゲーミング」 の名のとおり、PCゲーマーにピッタリなポータブルSSDだったので、仕様など詳しくご紹介したい。

デザイン・仕様

「SL660 BLAZE Gaming Portable SSD」 は、USB 3.2 Gen 2×2インターフェイスとNVMe SSDの採用により、最大読み出し速度2,000MB/s、最大書き込み速度1,900MB/sを実現した超高速ポータブルSSD。もちろん内蔵SSDには及ばないこともあるが、外付けストレージとしてはかなり高速な部類。ゲーミング用途にもピッタリの性能を持った製品だ。

容量は512GBと1TBの2モデルが用意されており、今回は1TBモデルをご提供いただいた。

本体にはアルミニウムの筐体が採用されていて、表面はマット仕様でサラサラとした触り心地。本体は濃いめのブラックなので、他のゲーミング機器との相性も良さそうだ。

本体右側の半透明の部分にはRGB LEDが搭載されていて、PCからSSDにアクセスがあると点灯する。カラーは自動で7色に変化する仕様で、いかにもゲーミング製品らしい雰囲気だ。ただしカラーのカスタマイズには対応していないため、点灯パターンなどを変化させることはできない。

LED部分のカラーが変化している様子(オレンジ)

LED部分のカラーが変化している様子(青)

ポータブルSSDということで本体はかなりコンパクトで、サイズは約57.4 x 112.6 x 10.6mm、重量はわずか80g。筆者のiPhone 13 miniよりも一回り小さく、片手で握れるほどのサイズ感になっていて、デスクの上に置いても邪魔になりにくい。

RGB LEDの反対側にはUSB-Cポートが搭載されていて、このポートにUSB-Cケーブルを接続してPCと接続する。本体はPCからの電力供給によって動作する仕様で、別途電源と接続する必要はなし。

PCとの接続は、同梱されてくるUSB-C – USB-CケーブルもしくはUSB-C – USB-Aケーブルを使用すればOKだ。ただし付属のケーブルの長さが30cmと短めなので、もっと長めのケーブルが良ければ別途USB 3.2 Gen 2×2に対応したケーブルを用意しよう。

上記が同梱物の一覧。ケーブルのほかに、本体を立てるためのスタンドと持ち運び用のケースが付属してくる。ケースにはフェルト素材が使われていて、傷などから本体を守ってくれる。

上記は付属のスタンドを本体に取り付けたときの様子。個人的には本体をそのままデスク上に横たわらせるよりも、スタンドで立てておく方が安心感があってお気に入りだ。

転送速度をチェック

「SL660 BLAZE Gaming Portable SSD」 は最大読み出し速度2,000MB/s、最大書き込み速度1,900MB/sの超高速転送が特徴ということで、USB 3.2 Gen 2×2対応ポートを搭載したWindows PCに本製品を接続し、ベンチマークソフト 「CrystalDiskMark (v8.0.4a)」 で転送速度を計測してみた。

USB 3.2 Gen 2×2対応ポートでの計測結果
読み出し 書き込み
2079MB/s 1892MB/s

計測の結果、読み出しが2079MB/s、書き込みが1892MB/sという驚異の転送速度が確認できた。これならゲームファイルを保存しておいても、内蔵SSDと同じくらい快適にゲームをプレイできるはず。

また、USB 3.2 Gen 2×2対応ポートが搭載されていないものの、Thunderbolt 4経由でMac Studioに接続してそちらでも転送速度を計測してみた。計測には 「Blackmagic Disk Speed Test」 を使用した。

Thunderbolt 4ポートでの計測結果
読み出し 書き込み
920MB/s 865MB/s

計測の結果、読み出しが920MB/s、書き込みが865MB/sとなった。Mac StudioのポートはUSB 3.2 Gen 2×2には対応しないため、先ほどのWindows PCよりも転送速度は遅いものの、データ退避用のストレージとして使う分にはそれなりの速度が出ているようだった。

また、品質の低いSSDでは大容量のデータ転送をはじめると途中から転送速度が極端に遅くなったり、ファイルを転送するごとに転送速度にバラつきが出ることがあるが、本製品ではそれらの現象に遭遇することはなかったため、安心してお使いいただけるはずだ。

まとめ

「SL660 BLAZE Gaming Portable SSD」 は、USB 3.2 Gen 2×2対応環境では内蔵SSDに近い転送速度を実現していることから、大容量のゲームファイルを外部に保存しつつ高速読み出しによって快適にゲームがプレイできる、まさに 「ゲーミング」 の名前に相応しい実力を備えたポータブルSSDだと言えるだろう。

特にゲーミングノートPCは拡張性が限られており、内蔵SSDの容量を増やすのが難しい。本製品を活用すれば大きな恩恵が得られるはずだ。

また、ポータブルSSDということで本体が小さく持ち運びに優れる点も注目ポイント。eスポーツカフェなど家の外でゲームをプレイする機会がある場合でも、荷物を軽くすることができる。

PCゲームをプレイする機会が多く、内蔵SSDの残り容量が気になっている人、ゲームファイルをPC外部に保存しておきたい人は、ぜひお手に取ってみてはどうだろうか。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。