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「COMBO TOUCH for iPad Air (第4世代)」 レビュー | キーボード取り外し可のトラックパッド一体型ケース

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iPad Air (第4世代) で本格的なデスクワークをする上で、キーボード一体型ケースは必須アイテムだ。

iPad Air (第4世代) で使えるキーボード一体型ケースといえば、Apple純正のMagic Keyboardがあるが、本製品はケースとキーボードが一体になっていて、使わないときにもキーボードが出しっぱなしになってしまう。狭い場所で使ったり、単にスタンドだけ欲しいときにはすこし不便に感じることも。

しかし、その問題を解決できる便利なキーボード一体型ケースがロジクールから販売されている。「COMBO TOUCH for iPad Air (第4世代)」 だ。

今回、ロジクールから 「COMBO TOUCH for iPad Air (第4世代)」 のサンプルを提供いただき、実際に使ってみることができたので、特徴や使い心地について詳しくご紹介したい。

デザイン・仕様

上記が 「COMBO TOUCH for iPad Air (第4世代)」 。本製品は、iPad Airの保護ケースにキーボードとトラックパッド、スタンドが搭載された一体型のケース。今年の7月に販売が開始された製品だ。これを装着することでiPad Air(第4世代)でデスクワーク、コンテンツリーダーとしてバリバリと使用することが可能になる。

iPad Airに装着してみる。USB-Cポートやスピーカー、電源ボタン、背面カメラ、Apple Pencil (第2世代) を装着するための磁気コネクタ部分にはきちんと穴が開けられていることが確認できる。

各穴の位置は正確かつ適切な大きさで、背面カメラの撮影にケースが干渉しない、Touch IDの認証がしやすいなど、iPad Air本来の機能を妨げない仕様。

音量アップボタンと音量ダウンボタンはケースに覆われてしまっているが、上から強めに押すことで音量の上げ下げは問題なくできるようになっている。

デザインはロジクールが2020年10月に発売した 「FOLIO TOUCH for iPad Air (第4世代)」 に似ているが、大きな違いはキーボードが着脱式であること。

メールなどキーボードが必要な作業のときにはキーボードを装着して、動画の視聴などキーボードが不要なときには取り外してコンパクトに使うことができる。

上記がキーボードを取り外したときの様子。Magic KeyboardやFOLIO TOUCHのようなキーボードが取り外せないケースでは、飛行機の座席のテーブルなどの狭い場所でははみ出てしまって使いにくかったが、COMBO TOUCHならコンパクトに置けてとても快適だった。

スタンドの角度はかなり自由に調節可能で、Magic Keyboardよりも可動域が広くなっている。置く場所に応じてお好みの角度で使っていただきたい。

キーボードはSmart Connectorで接続する方式が採用されていて、キーボード本体の充電やペアリングは不要。ケースに取り付けるだけですぐに使い始められる。

ケースのキーボード装着部分にはマグネットが使われていて、近づけるとガチッと磁力でくっつく仕様。マグネットの磁力は強力で、キーボードをぶらんと下に垂らした状態でiPad Air側を持って何度か強めに振っても、キーボードが取れてしまうことはほとんどなかった。

キーボード装着部分

キーボードはフルサイズの日本語レイアウトが採用。上部にはiOSショートカットが搭載されていて、画面の明るさや音量の調節、検索ツールの起動や画面ロックなどが手軽にできてとても便利だ。

キーピッチは18mmで隣のキーに干渉しづらく、長文メールもストレスなくタイピング可能。各キーは押したときにバネの跳ね返りが指先に感じられるくらいのちょうど良い押し心地で、タイプ音も 「トストス…」 ととても静かだ。

キーボードには16段階のバックライトも搭載されていて、暗めの場所での作業にも対応できる。

キーボードの手前側にはトラックパッドも搭載。トラックパッドは押し込み操作のほか、複数の指によるマルチタッチジェスチャーにも対応していて、Magic Keyboardとほぼ同じような感覚で操作できた。

実際に使ってみた

筆者はCOMBO TOUCHを提供いただいてから、iPad Airのケースを完全に本製品に置き換え、自宅やカフェ、飛行機などさまざまな場所で使ってきた。

メールの返信や記事の作成など、文章を書く作業が多い筆者にとって、キーボードは必須。COMBO TOUCHはフルサイズキーボードで、キーピッチは広々、キーの押し心地もよく、タイピング時に打ち損じや疲れを感じることはほとんどなかった。

Apple純正のMagic KeyboardにはないiOSショートカットキーもとても便利。Mac用Magic KeyboardやMacBookのように、キーボードで画面の明るさや音量、音楽の再生・停止などが手軽に操作できて、Macでの操作に慣れているユーザーには嬉しい仕様だと感じた。

これらを踏まえて、iPad AirをよりPCライクに使いたい方には、COMBO TOUCHをオススメしたい。

FOLIO TOUCHはキーボードを裏返す必要がある

また、筆者はCOMBO TOUCHの前に発売したFOLIO TOUCHも使っていたが、FOLIO TOUCHはキーボードが取り外せないことから、動画視聴時などにキーボード面を机側にひっくり返す必要があり、その際に誤動作を心配したものだが、COMBO TOUCHは物理的にキーボードを外してしまうことから、動画視聴も気軽にできるというメリットがある。

Apple PencilでPDF文書などに書き込みをする際にも、COMBO TOUCHならキーボードを取り外してしまえば手元ギリギリまで画面を持ってくることができ、書き込みしやすい。

縦持ち時はキーボードを取り外すと快適

FOLIO TOUCHとCOMBO TOUCHなら、価格は約3,200円高くなるものの、使い勝手はCOMBO TOUCHの方がやはり上。もしこれから両製品のどちらかを購入しようと考えているなら、COMBO TOUCHの購入を筆者としてはオススメさせていただきたい。

ロジクールの 「COMBO TOUCH for iPad Air (第4世代)」 は、22,770円(税込)で販売中。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。