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「Meta Quest Pro」 10月26日に発売。価格は226,800円〜、本日より予約開始

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現地時間10月11日、米Metaは新型VRヘッドセット 「Meta Quest Pro」 を発表した。価格は226,800円(税込)〜、10月26日より販売を開始する。

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新型VRヘッドセット 「Meta Quest Pro」 正式発表

「Project Cambria」 というプロジェクトの名のもと開発されてきた 「Meta Quest Pro」 は、エンタープライズ (企業) 向けのVRヘッドセットになる。

Metaが販売するVRヘッドセットの中でも最もパワフルなデバイスで、主にビジネスワーカーに高い生産性をもたらすことを期待して開発されているが、一方でハイエンドなVRゲームを好むユーザーにも魅力的に映るかもしれない。

ヘッドセットは、PCとの有線接続を必要としないスタンドアローン型。HMDとコントローラーで構成されており、どちらも内蔵するバッテリーで駆動する。

Meta Quest 2向けに提供されているアプリケーションやサービスとは後方互換性を維持しているため、これまで購入したアプリやサービスをそのまま利用することが可能。もちろん、Quest Link、Air Linkも利用できる。

内蔵プロセッサはSnapdragon XR2+で、Meta Quest 2から50%高速化されている。RAMは12GBで、ストレージ容量は256GB。Wi-Fi 6をサポートする。

画面は、片目あたり1920×1800解像度のLCD液晶を採用する。リフレッシュレートは90Hzで、72Hz駆動もサポートする。

レンズにはパンケーキレンズを採用しており、Meta Quest 2の光学モジュールと比べて40%薄型化されながら、1インチあたりに見えるピクセル数が37%多くなっているという。これは、VR空間内でテキストを読む際などに役立つとのこと。色域が1.3倍になっていて、より鮮やかな画面描画が可能だ。

IPD (瞳孔間距離)は55〜75mmで無段階調整できる。新搭載のアイレリーフ調整ダイアルによりレンズと目の距離を調節し、フィット感を高めることが可能だ。

装着者の顔の動きや表情をリアルタイムでトラッキングすることが可能で、VR空間内でアバターを通じて会話する際に表情を伝えることができる。テキストや音声だけではない、非言語的なコミュニケーションが可能になる。

なお、ヘッドセットを装着したときに完全に外界と遮断しないように、あえてヘッドセット側面はオープンな作りになっているとのこと。これを塞ぐアクセサリ 「部分遮光ブロッカー」 が同梱されているほか、「Meta Quest Proフル遮光ブロッカー」 が6,820円(税込)で販売される。完全なる没入感を体感したい方は、同アクセサリの購入を検討いただきたい。

ヘッドセット外側に内蔵されたパススルー用のセンサーは、Meta Quest 2から解像度が4倍に向上したとのこと。また、カラー表示に対応し、これまでの白黒の世界ではなくより現実に近い映像を見ることが可能。ARと重ねて表示するフルカラーMixed Realityにも対応する。

バッテリー駆動時間は1〜2時間。なお、バッテリーは後頭部の部分に内蔵しており、ヘッドセットが後ろにずり落ちるのを防いでくれる。

コントローラーは、「Meta Quest Touch Proコントローラ」 。1台のコントローラーに3つのカメラとSnapdragon 662モバイルプロセッサが搭載されているため、バーチャル空間で360度の方向に移動できる。新たな振動機能 「TruTouchハプティックフィードバック」 により、より高い没入感を得ることができる。

さらに、コントローラー下部にスタイラスのペン先を装着することで、VR空間で絵を描くことも可能。

同梱物は、Meta Quest Pro本体とMeta Quest Touch Proコントローラー2個。ヘッドセットを充電するためのUSB-Cケーブルと電源アダプタ、コントローラーを充電するための専用ケーブル、スタイラスペン先2個、部分遮光ブロッカー2個(左右)、ケーブルクリップ、保護カバー、クリーニングクロス。

価格は226,800円(税込)~、10月26日より販売を開始する。発売に先駆けて、本日よりMeta公式ストアなどで予約受付が開始されている。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

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