mouse K7 レビュー | 17.3型の大画面や独立GPU搭載が特徴の高性能ノートPC

2021年11月、マウスコンピューターから最新のWindows 11を搭載したノートPC 「mouse K7 (第11世代)」 が発売した。

本製品は17.3型の大型画面を搭載し、GPUには 「GeForce GTX 1650」 を搭載するなど、重めの作業にも耐えられる性能を実現した高性能ノートPC。大きな画面で快適に作業したい方にはぴったりのモデルで、153,780円(税込)〜と比較的安く購入できるのも注目ポイントだ。

今回、マウスコンピューターからmouse K7の実機をお借りし、性能を確かめてみることができたので、詳細についてレビューをお届けする。

なお、mouse K7は標準で 「Windows 11 Home」 を搭載するが、今回お借りしたレビュー機は 「Windows 11 Pro」 を搭載したモデルとなっている。性能に関しては標準モデルと大きな違いはないものと思われるが、あらかじめお伝えしておく。

デザイン・特徴

「mouse K7 (第11世代)」 において、まず注目していただきたいのが画面サイズ。ノートPCといえば15.6型を採用する製品が多い中、本製品は17.3型と一回り大きい画面が採用されていて、複数のウィンドウを開いて作業しやすい。

解像度はフルHD (1,920×1,080) 。画面のベゼル幅が狭く、動画やプレゼンテーション資料などを全画面表示しても狭くは感じない。

ただし、画面サイズのおかげで本体サイズは396.9×264.5×23.9mmと少し大きめ。重量も約2.45kgと重めなので、普段から会社や学校に持って行って使うというよりは、社内や家の中でのちょっとした移動がメインで、ごくたまに外に持ち出すくらいの用途で使うのがオススメだ。

上記はパタンと画面を折り畳んだときの様子。カラーはブラックで、中央にマウスコンピューターのチーズのロゴが配置されたシンプルなデザインだ。ビジネス用途としても使いやすいし、好きなステッカーをペタペタと貼ってデコレーションするのにも向いている。

左側面

右側面

搭載ポートは、USB-CやUSB-Aをはじめ、SDカードリーダーなど一般的に使用率の高いポート類がすべて揃っている。USB-Cポートが1ポートのみと少ないため、気になる方はUSBハブでの増設なども検討しよう。

外部映像出力用のポートとしては、HDMIとmini DisplayPortがそれぞれ1ポートずつ用意されていて、本体の液晶と合わせて最大3画面の表示に対応する。ただし、外部出力時の解像度は、HDMIが最大4K/30Hz、mini DisplayPortが最大4K/60Hzとなっていて、HDMIからは4K/60Hzで出力できない点には注意していただきたい。

各種ポートの配置場所は以下のとおり。

右側面

  • USB3.1(10Gbps/Type-C) ×1
  • USB3.0(5Gbps/Type-A) ×1
  • SDカードリーダー(UHS-I対応) ×1
  • LANポート

左側面

  • USB3.0(5Gbps/Type-A) ×1
  • USB2.0(Type-A) ×1
  • 3.5mmヘッドホンジャック

背面

  • HDMI ×1
  • Mini DisplayPort ×1
  • 電源ポート

キーボードは日本語配列が採用。テンキー付きなのでエクセルなど表計算ソフトでバリバリ数字を入力することが多い方も安心だ。矢印キーは逆T字型が採用されている。

キーピッチは約19mmと広々としていて、各キーの大きさもちょうど良い。キーストロークも約1.8mmと深めで、文字入力はかなり快適だ。入力音もガチャガチャとうるさくないので、高速タイピング時に周囲の人に迷惑をかけることもないだろう。

画面上部にはWebカメラが搭載されていて、内蔵のデュアルアレイマイクも搭載されているので、別途カメラやマイクを購入せずともオンライン会議への参加は可能。ただしカメラの画質は100万画素と低めなので、映像にこだわりたい方は高画質Webカメラを購入する必要がありそうだ。

電源アダプタ

バッテリー持ちは最大6時間。持ち運びは十分に可能だが、実機を使ってみた印象として割とすぐバッテリーがなくなってしまうので、自宅で据え置きで使用したり、カフェなど電源が確保できる場所で使うとより安心して使えるだろう。

パフォーマンス

「mouse K7 (第11世代)」 は性能重視のノートPCということで、スペックは比較的高め。CPUは 「Intel Core i7-11800H」 が搭載されていて、2020年発売モデルに比べてシングルコア性能は約5%、マルチコア性能は約50%向上しているという。

mouse K7には 「パフォーマンス」 「バランス」 「静音」 という3種類の動作モードを切り替える機能が搭載されていて、状況に応じてパフォーマンスを変更することができる。今回はデフォルトの 「バランス」 モード時にどれほどの性能になっているのかを検証した。

パフォーマンスを数値化するべく、ベンチマークテストを実施した。

上記はCinebench R23の計測結果で、シングルコアスコアが1464、マルチコアスコアが10975。他のノートPCに比べるとかなり高いスコアを出している。

実際にmouse K7を使って記事作成や書類作成、メール返信、オンライン会議など日々筆者が行っている作業をしてみたところ、ほとんどの作業において動作が重くなることはなかった。ビジネス用途で使う分には十分すぎるくらいの性能を備えていると言えるだろう。

また、mouse K7は優れたグラフィック性能を持っている点も注目ポイントだ。一般的なノートPCはCPU統合型のGPUを搭載しているモデルが多い中、本製品は独立型GPUの 「GeForce GTX 1650」 が搭載されていて、画像編集やゲーミング用途にも使用できる。

実際にどれほどのグラフィック性能になっているのか、3DMarkの 「Time Spy」 ベンチマークスコアを計測してみた。

計測したところ、グラフィックスコアは3699。グラフィックパフォーマンスを重要視したゲーミングノートPCには及ばないものの、グラフィック性能を中程度に設定すれば3Dゲームなどでも比較的快適にプレイできるレベルの性能になっている。

グラフィック性能が高ければ、マルチディスプレイでの作業も快適だ。4K/60Hzで1台の外部ディスプレイに映像を出力して様々な作業をしてみたが、動作が重いと感じる場面はほとんどなかった。

ただし、快適に動作するからと言ってあれやこれやと重い作業を続けていると、ファンが動作してガリガリとバッテリーがなくなってしまう。重めの作業をする際には、必ず電源アダプタを接続しておくのを忘れないようにしよう。

まとめ

「mouse K7 (第11世代)」 は、17.3型の大画面を搭載したことで画面を広々と使って作業できるほか、高性能なCPU・GPUにより、ありとあらゆる作業を快適にこなすことができる高性能ノートPCだ。

ただし、高性能ゆえにバッテリー持ちが短く、本体の大きさも相まって持ち歩きには適さないため、基本的には電源アダプタを繋いで据え置きPCのように使いつつ、社内や自宅で別の部屋に持っていく程度の移動ができるノートPCとして使うのが望ましいだろう。

「mouse K7 (第11世代)」 は、マウスコンピューター公式サイトで153,780円(税込)~で購入可能。カスタマイズや周辺機器の購入もできるため、自分に合った構成で購入していただければと思う。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。