MX Keys Mini for Mac レビュー | US配列の採用などMac用にカスタマイズされたコンパクトキーボード

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(画像提供:ロジクール)

ロジクールは、PC周辺機器のフラッグシップモデルを展開する 「MXシリーズ」 より、新型ワイヤレスキーボード 「MX Keys Mini for Mac」 を発売した。

「MX Keys Mini for Mac」 は、昨年11月に国内発売したコンパクトキーボード 「MX Keys Mini」 のMac版。Macでの使用を考慮した仕様にマイナーチェンジしたモデルになっている。

発売に先駆けて、ロジクールより 「MX Keys Mini for Mac」 をお借りすることができたので、本製品のレビューをお届けしたいと思う。Mac向けモデルの登場に期待を寄せていた方はぜひチェックいただきたい。

MX Keys Mini for Macのデザインをチェック。US配列でMacユーザー歓喜の仕様に?

前述のとおり、本製品は 「MX Keys Mini」 をMacで使用しやすいように細かなマイナーチェンジを施したモデルとなっている。

具体的に変更があったのは、Mac向けのキーが用意されたことや、同梱ケーブルがUSB-A to USB-C→USB-C to USB-Cに変更された点。さらに、Bluetooth接続もMac用にカスタマイズされ、より安定感のある接続も実現している。

そしてMacユーザーにとって最も嬉しい変更のひとつとして、キー配列がJIS配列からUS配列に変更されていることが挙げられる。Macでは、日本国内でもJIS配列ではなくUS配列を搭載したモデルを購入するユーザーが一定数いることから、それを意識した変更と思われる。US配列愛好家の方々にとっては、待望の製品と言えるだろう。

「MX Keys Mini for Mac」 のデザインをチェックしていこう。

上記が 「MX Keys Mini for Mac」 の実機を撮影したもの。デザインはとてもシンプルで、かつ 「MX Keys for Mac」 からテンキーを取っ払い、幅30cm以内に収まるコンパクトなキーボードであることがお分かりいただけると思う。

本体サイズは、高さ131.95mm x 幅295.99mm x 奥行き20.97mmで、重量は506.4g。キーボードとしてはすこし重めではあるものの、十分に持ち運び可能なサイズ感&重量感になっている。

筐体に使用されている素材はアルミニウムで、MacBookやMac mini、Mac Studioなど、Apple製品(Mac)との相性がバツグン。なお、アルミニウム素材なので剛性もバッチリで、耐久性についても心配なしだ。

本体カラーはペールグレーのみ。個人的にはペールグレーの清廉なホワイトカラーはかなり気に入っているものの、おなじMXシリーズのMac向けマウス 「MX Master 3 for Mac」 にはブラック系カラーが投入されていることを考えると、統一できる黒系のグラファイトモデルがあっても良かったように感じる。

上:MX Keys Mini/下:MX Keys Mini for Mac

キー配列は前述のとおりUS配列。キートップに日本語(ひらがな)が入らないため、見た目は 「MX Keys Mini」 に比べてかなりシンプルに見えてグッドだ。

また、「変換/かな」 「カタカナ/ひらがな/ローマ字」 「無変換/英数」 など、一部のキーが不要となったことで、代わりにスペースバーが長くなるなど、Macユーザーにとって使い勝手が向上している。

そのほか、deleteキーやreturnキーもUS配列仕様ですこし横広に。ホームポジションがややセンター寄りになるUS配列ではreturnキーにも小指が届くため、プログラミングなどでreturnキーを多用する作業をするユーザーには嬉しい仕様だ。

F7キーは絵文字キーになっている

キーは、一般的なノートPCとおなじパンタグラフ式を採用している。キーの高さは約1.9mm、キーストロークは1.8mmでMagic Keyboardよりもすこし長め。押下圧は60±20g。打鍵感はMagic Keyboardがペチペチという感じなのに対して、一方のMX Keys Miniはすこしだけトストスに近く、指先でしっかりと押している感覚がある。キー表面もわずかながら窪みが設けられており指先にフィット。これもうまい具合にタイピングをしやすくしてくれているのだろう。

当然ながらメカニカルキーボードのようなしっかりとした打鍵感は得られないが、浅めのストロークは高速タイピングに向いており、プログラマーだけでなく筆者のような執筆業を営む人にも合うだろう。Magic Keyboardの短ストロークの感覚に慣れている方にはきっとすぐに慣れることができるはずだ。

コンパクトキーボードとなると狭いキー配置で打ちにくかったりするが、本製品のキーピッチは19mmフルサイズ。タイピングミスを起こしにくいのはもちろん、長時間のタイピングでも疲れにくいのも重要なポイント。

ちょうど良い傾斜

傾斜角の調節はできない

疲れにくいといえばキーボードにわずかな傾斜がつけられており、かつ底面にキーボード本体が滑らないようラバーが設置されているため、タイピング時のストレスはほとんどない。この辺りの抜かりのなさはさすがプロ向けのMXシリーズ製品だと感じるところだ。

「MX Keys Mini for Mac」 にはバックライトが内蔵されており、暗い場所でのタイピングも快適だ。バックライトの点灯パターンはMX Mechanical/MX Mechanical MINIと異なり1種類(常時点灯)のみだが、手を近づけると周囲の明るさに応じてバックライトが点灯するスマートイルミネーション機能が搭載されており、ライトが要らない明るさのときやユーザーが離席したときには自動でライトがオフになり、バッテリー消費を節約してくれる。

バッテリーは内蔵充電式リチウムポリマー電池を採用しており、バックライトがONの状態で最長10日間。バックライトOFFの状態で最長5ヶ月(週5日・1日8時間の使用に基づく)。最長10日間と聞くとちょっと短く感じるかもしれないが、バックライト機能がある場合のバッテリー持ちとしてはまずまずという感じだろう。

実際は前述のスマートイルミネーション機能のおかげで常時点灯し続けることはなく、また部屋が明るい場合はバックライトが点灯しないことも多いため、実際の駆動時間としては10日間よりも長くなるはずだ。

本製品を受け取ってから10日以上使用しているが、まだバッテリー残量は50%近く残っている(バッテリー残量は数字で確認できるのかチェックすること)ため、使用頻度にもよるがほとんどのユーザーは1ヶ月くらいは(バックライトがONの状態でも)連続で使用できるのではないだろうか。ちなみにバックライトの明るさは自動で調節されるほか、手動での調整も可能だ。

バッテリーはキーボード奥側に用意されているUSB-Cコネクタから充電する。付属のUSB-C to USB-Cケーブルを使用するもよし、MacBook Air/Proなどに付属してきたケーブルを使用するのも良いだろう。

最大3台のデバイスまで接続可能

「MX Keys Mini for Mac」 と各デバイスとの接続はBluetoothを使用する。Logi Boltにも対応するものの、本製品には 「Logi Bolt USBレシーバ」 は同梱されないため、必要な場合は別途購入する必要がある。

とはいえ、Bluetoothに対応するMacとの接続にLogi Boltを使用する必要性はさほどなく、基本はBluetoothでの接続でOK。Windowsなど他デバイスと接続する場合には 「Logi Bolt USBレシーバ」 が必要になることもあるだろうが、その場合は「MX Keys Mini for Mac」 ではなく「MX Keys Mini」 を購入したほうが仕様上便利に使える可能性が高い。

同時に接続できるデバイス数は最大3台まで。本製品の対応OSはiOS/iPadOS/macOSとされているが、実際にはWindowsやLinuxなどでも動作するため、筆者の場合はMac Studio、iPad Pro、Windows PCの3台とペアリングしている。

接続先の切り替えは、キーボード左奥にあるEasy-Switchで可能。このボタンを押すと、スムーズに接続先を切り替えられるのでとても便利。各ボタンにはLEDライトが搭載されていて、現在どの接続先と接続しているのかが一目で分かるようになっている。

また、本製品は対応マウスと組み合わせて使うことで複数デバイス間をシームレスに行き来できる 「Logicool Flow」 に対応。ファイルのコピー&ペーストもできるなど、複数デバイスを使用しての作業効率が大幅にアップする。

MacとMac、MacとiPad間の行き来には、macOS Monterey 12.4以降、もしくはiPadOS 15.4以降で利用できる 「ユニバーサルコントロール」 を使えばほぼ同じことができるが、「Logicool Flow」 はWindows PCとの行き来もできるのがポイント。Windows PCとMacもしくはiPadを使って作業する機会があるなら、ぜひ活用していただきたい。

Logi Bolt対応製品だがレシーバーは別途購入する必要あり

Logi Bolt USBレシーバー (上記はLIFT M800に付属してきたもの)

本製品は、Logicoolの次世代ワイヤレステクノロジー 「Logi Bolt ワイヤレステクノロジー」 に対応するものの、デバイスとの接続に必要な 「Logi Bolt USBレシーバー」 は同梱されていない。

Macの場合はUSB-Aポートを搭載するデバイスがデスクトップMacの一部モデルのみに限定されるため、基本的にはBluetooth接続を使用する人が多いとは思うが、Macをメインで使いつつWindows PC (Bluetooth非搭載) でも使いたいという場合はレシーバーが必要になる。

Logi Bolt USBレシーバーは1つで最大6台のLogicool製品をPCに接続できるため、他のLogi Bolt対応製品の購入時にLogi Bolt USBレシーバーを手に入れていれば、そのレシーバーを使って接続できる。もし持っていないなら、公式サイトなどで1,210円(税込)で販売されているため、別途購入も検討していただきたい。

まとめ

「MX Keys Mini for Mac」 は、製品名のとおりMacに最適化されたキーボードとなっていて、Mac用のキーボードを探している人にはピッタリの製品。Macユーザーが好むUS配列が採用されていることから、US配列キーボードを搭載したMacBookを使っている場合に違和感なくキーボードを変えられるのもポイントだ。

テンキーがないコンパクトデザインであることからデスクを占拠しづらく、マウスを広く使うことができたり、書類など他のものをデスク上に置いておけるというメリットも。散らかりがちなデスクを広く使いたい人には特にオススメだ。

サイズ的に持ち運びは可能だが、重量がおよそ500mlペットボトル1本分とサイズの割に重量はすこし重めなため、持ち運び用として使うよりも自宅もしくは大学の研究室や会社のデスクに据え置きとして使うのがベストかもしれない。

「MX Keys Mini for Mac」 は8月18日(木)より全国の家電量販店およびAmazon.co.jpなどのオンラインストアにて販売が開始されている。価格はオープンで、ロジクールオンラインストアにおける販売価格は15,950円(税込)となっている。

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AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。