【熱中症予防】自分が熱中症かどうかを判断するための7つの症状と、熱中症を防ぐための7つの方法

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本日、気象庁は関東地方の梅雨明けを宣言、いよいよ夏本番だ。今年の関東の梅雨明けは、例年よりも10日前後遅くなったが、これで東北地方を除いては日本全国で梅雨明けが宣言された形となる。

梅雨明けが宣言されたということは、これから本格的な猛暑が到来するということだ。すでに世の学生たちは長い夏休みに入っており、部活など外での活動が多くなっているとは思うが、30℃を超えるような真夏日には特に熱中症に気をつけなければならない。

熱中症とは、人間に適さない高温多湿環境に居続けることで、僕らの身体に生じる様々な症状の総称だ。代表的なのはめまいや立ちくらみなどだが、時には意識を失ったりと命に関わる症状でもある。

大事に至ってからでは遅いので、熱中症に関する正しい知識を事前に身につけておくべきだ。以下に熱中症の症状と、熱中症を防ぐ方法をまとめておいたので、ぜひ一度確認して欲しい!

7つの熱中症の症状をおさえよう

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もし自分が熱中症にかかってしまった場合、人間の体には以下の7つの症状が起きる。重度の状態になると、自分が熱中症かどうか判断できない状況になってしまうのだが、これを知っておけば友人や家族が熱中症になったかどうかが判断できるかもしれない。熱中症を理解するためにも、まずは症状について把握しておこう。

1. 顔の火照りを感じたり、クラクラする

異常な高温多湿環境に居続けると、めまいや立ちくらみ、顔の火照りなどを感じるようになる。もし暑い環境でこれらの症状が出てきたら、この時点で軽度の熱中症だと考えてもいいかもしれない。場合によっては、一時的に意識が遠のいたりもするようだ。

2. 筋肉がピクピクと痙攣したり手足がつる

暑い環境に居続けたときに、なぜか筋肉がピクピクと痙攣し始めたり、異様に硬くなることがあるようだ。手足の筋肉が一時的につったりすることも。筋肉痛になるような激しい運動をしていないにもかかわらず、筋肉系に異常を感じたら熱中症のサインかもしれない。

3. 吐き気、頭痛などを伴うだるさ

熱中症にかかると、当たり前だが体調が悪化する。体のだるさが顕著になり、嘔吐や頭痛などが発生、力が入らなくなり立てなくなったり、体がグッタリしてしまうことも。

4.運動をしていないにも関わらず、汗が出続ける

汗をかくという現象は、人間にとって体の体温を調節するための大事な機能の一つだが、汗のかき方も非常に大事なものだ。例えば汗をかき過ぎる、汗を拭いても拭いても出続ける状況はかなり不自然。特に運動もしていないのに妙に汗が出続ける場合は、熱中症のサインなのだとか。

また、体が暑さを感じているのに汗が全く出てこないというのも怪しい。いずれも普段の自分の汗のかき方と極端に違うと感じたら、熱中症を疑うべきだ。

5. 皮膚を触ると異常に熱い

先述したが、人は暑さを感じたら汗をかいて体温を調節する。ただ、それでも体温調節が間に合わなくなっている場合など、体温が熱くなりすぎることがあるようだ。皮膚を触った時に異常に熱いと感じたらそれは要チェック。そのほかにも、皮膚が赤く乾燥している状況も危険なサインなのだそうだ。

6. 会話ができない、フラフラして歩けない

ここからは重度の熱中症のサイン。これらに該当する場合は、即刻病院に行かないと危険なレベルとも言える。

まずは、会話に応答できない場合。友人や家族の呼びかけに対し、正しい返答ができなかったり、そもそも呼びかけに応答しないなど、普段の会話が成り立たない場合は、身体に何かしらの異変が起きている証拠。それに気付けるのは本人ではなく第三者であることが多いので、少しでも違和感を感じたら熱中症を疑おう。

次に、体がフラフラしてまっすぐ歩くことができなくなった場合。体がひきつけを起こしたりとかなり危険な状態になることもあるようなので、これらの症状が起きている場合も、病院などで受診することが必要だ。

7. 水分補給ができるかどうかをチェック

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6の状況で熱中症だと判断できたとしても、水分を補給できるかどうかがとても大事だ。少しでも水分補給できる状態だったら、病院までの道中や応急処置の段階で水分を摂取することが必要になるのだが、そもそもこちらの言っていることが理解できない状況になってしまっている場合や、自分自身の力で水を飲むことができない状況では水分を摂取させることは困難。

無理やり飲ませたりするのもかなり危険なので、こういう時は救急車を呼ぶなり、急いで医療機関での受診を。

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以上が熱中症の症状だ。基本的には暑い環境下で体の異常を感じたら、まずは熱中症を疑うべきだろう。そうならないようにするための対処法はこれからお伝えするが、これらの症状をなんとなくでも覚えておくだけでも、自分や友人が熱中症にかかっているかどうかを迅速に判断できるはず。

熱中症を防ぐための7つの方法

熱中症は冒頭でも述べた通り、場合によっては命に関わる重大な症状だ。誰でも自分に合わないほどの高温多湿環境にいれば熱中症になってもおかしくはない。暑い環境で作業する場合などは、熱中症対策は必ずしておくべきだろう。

熱中症を防ぐためにはどうしたらいいのだろうか。以下に熱中症を防ぐための方法をまとめておくので、確認してほしい。

1. 酷暑に向けた体づくり

まずは基本となる自分の体が健康的であるかどうか、体力があるかどうかが非常に重要だ。すでに猛暑が到来してしまっている場合は、これから体力を作るのは難しいかもしれないが、ある程度夏の暑さに自分の体を慣らしておくことも大事なので、外に出て軽い運動をしてみてはどうだろうか。

また、食事は栄養バランスのとれたものを食べるように心がけ、健康を維持するように普段から体調を管理することも大事だ。

2. 十分な量の塩分、水分の補給

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大量の汗をかくと体から塩分が抜けてしまう。体内の塩分は体の栄養バランスを整えるために必須なものなので、適度な塩分は摂取しておきたいもの。

過度に塩分を摂取する必要はないが、汗をかいたら適宜塩分の補給を行なった方がいいだろう。現在は塩分を摂取できる飴も販売されており、一つ舐めるだけでもだいぶ違うものだ。

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3. 十分な睡眠で体力を回復

体力が奪われがちな夏の間は、しっかりと睡眠をとって体力を養うことが大事。十分な睡眠を取れていない場合はどうしても体調が悪くなりがちで、熱中症にかかりやすい。

また、体力的に弱ってしまうと食欲も出ないものだ。栄養不足は結果的に夏バテにも繋がってしまうので、出来れば常に元気でいれるように睡眠は多めに取っておいたほうがいい。

ちなみに余談だが、暑いからといって冷たいものを食べ過ぎるのもあまり良くはない。水分は必要に応じて摂取すべきだが、冷たいものばかり胃に入れていると、胃が弱ってしまい、結果的に食欲がなくなってしまう。

暑い時はアイスや冷たい素麺、冷やし中華など冷たいものばかり食べたくなりがちだが、これらを食べるときは連続しないようにした方がいいだろう。

4. 室内を涼しくしよう エアコンなしはとても危険

熱中症の発生場所で意外と多いのが「室内」だというのは、おそらく多くの人が聞いたことがあると思う。酷暑の日に、もしエアコンもつけずに室内にいた場合、室温が40℃以上になってしまうことも。

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これは高齢者によくありがちなのだが、冷房費を削るがためにエアコンの電源もつけずに家に閉じこもっているというのは非常に危険だ。家にいる場合は居間など一部屋だけでいいので、自分のいる部屋くらいはエアコンをつけたほうがいい。

電気代も一部屋だけであれば高くても月数百円〜数千円程度の違いなので、電気代を削るのと同時に自分の体力を削ることはやめよう。

5. 涼しい格好をしよう 場合によっては冷却グッズも

暑い時の対処として当たり前の事だが、半袖シャツなどを着て涼しい格好をしよう。麻や綿などでできた服は風通しが良いことが多いので、そういった素材の服を着用するのも熱中症対策には必要だ。

また、黒髮の日本人は直射日光から頭に熱がこもりがち。日差しを避けるために帽子をかぶったり、日傘をさすことも十分な対策になることを覚えておこう。

冷却グッズを使って体を冷やす工夫をするのも結構効果的だ。酷暑が当たり前になった現代では、冷却グッズが多数売られている。例えば、冷却スカーフや冷却シートといった冷却材を直接体に当てたり、気化熱を発生させることで体温を下げることができるものもある。

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6. こまめに休憩を取ること

疲労がたまるとどうしても体力が落ち、暑さにやられてしまうことがある。それを防ぐためにも体力回復のためにこまめに休憩を取るべきだ。

ただ休むだけではなく、出来れば日陰など涼しい場所で休憩することを心がけたほうがいい。リフレッシュしてから作業を再開すると作業効率も上がるので、一石二鳥だ。

7. 暑さ指数(WBGT)をチェック

「暑さ指数(WBGT)」という言葉をご存知だろうか。これは、熱中症予防を目的にアメリカで考案された指標で、気温に湿度と日射状況を含めた指数が、環境省NHKなどのWEBページで公開されており、この指数が28以上になると熱中症患者が多く発生すると言われている。

猛暑の日は、ほぼどこの地点でも熱中症の注意喚起が出るようになるが、この暑さ指数が高いほど危険度が高まるため、その日外に出たり、運動をするかどうかは、暑さ指数を参考にしてみたらいいだろう。

summer-nettsyu[ img via Shenghung Lin – heat stroke ]

以上が熱中症を予防する方法だ。

ただ、やはり大事なのは熱中症になるほどの暑い日に炎天下で作業をしたりしないこと。最も熱中症になりやすいのは日が照っている10時〜17時くらいと言われているので、この時間をズラせる場合はズラすなど対策することが大事だ。

もし万が一に熱中症になってしまった場合は、涼しい場所に移動して体を冷やすこと、そして水分や塩分を補給して少しずつ回復させることだ。意識がなくなったり、嘔吐や強烈な頭痛が発生している場合は病院に行くなどして診断してもらう必要がある。

熱中症は子どもや高齢者がかかりやすいとは言われているが、それでも炎天下で作業し続けると子ども大人関係なく、熱中症になってしまう。正しい知識と予防策を持って、今年の夏を乗り切ってもらいたい。

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