当メディアはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

「WWDC 2018」は新型Macや新型iPadの発表はなし 新製品は2018年後半リリース予定、Bloombergの著名記者が報じる

▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから!

間もなく開催予定の開発者向けイベント「WWDC 2018」で、Appleの新製品が登場することを期待していた人にとって、残念なお知らせになってしまうかもしれない。

Bloombergの著名記者Mark Gurman氏が、Appleは「WWDC 2018」で新型MacBook Pro・MacBook、新型iPadなどの新製品は発表しない可能性があると伝えている。

WWDC 2018、新型MacBookや新型iPadの発表はなし

これまでAppleは、今月4日から開催される「WWDC 2018」で新型iPad Proや新型MacBook Proを含む複数の新製品を投入することが予想されてきた。

しかし、かの有名なMark Gurman氏によれば、Appleはこれらの新製品の開発に取り組んでいるのは間違いないが、残念ながらその発表は「WWDC 2018」ではないとのこと。つまり、あくまで今回のWWDCはiOSやmacOSなどの次期OSの発表、つまりソフトウェア関連の発表に留まる可能性がある。

同氏は新製品の登場時期に関して、「2018年後半」と伝えている。そして、その中にはFace IDが搭載されたiPad Proが存在するとのこと。

また、KGI SecuritiesのMing-Chi Kuo氏が言っていたように、ベゼルが狭くなり相対的に画面が15%ほど大きくなった新型Apple Watchも、今年後半に登場するという。ただし、本体サイズが極端に変化するわけではないようで、従来のApple Watch用バンドを引き続き利用することができるようだ。

Bloombergの記事によると、今回のWWDCで一般ユーザーが楽しみにするべきは「新製品」ではなく「次期OS」ということになる。昨年のWWDCでは多数の新型ハードが発表されたことから、今年も同様に新製品の登場を期待していた人も多いと思うが、今回の報道が本当であれば少し残念だ。

ちなみに、OSに関しても大きな発表は期待できない。なぜなら、Appleは昨年に多数の不具合を残した状態で現行OSをリリースしてしまったからだ。

こうした不具合に対して世界から不満の声が上がっていたのを受けて、Appleは2018年は「マイナーアップデートの年」と決め、新機能の搭載を急がない方針に変更している。このことから、「iOS 12」や「macOS 10.14」は安定性の向上やパフォーマンス改善に重点が置かれることが予想されているのだ。

ただし、次期OSは完全に新機能がないわけではないようだ。

例えば、マルチプレイヤー機能を搭載した「ARKit 2.0」やスマホ中毒を防止するためのヘルスケア管理機能、iOSアプリをMacでも動作させることのできるクロスプラットフォームの導入など、以前から期待されていた新機能が発表される可能性があると、Mark Gurman氏は伝えている。

「WWDC 2018」は6月4日から6月8日にかけて、米カリフォルニアで開催される。開催初日には基調講演が予定されており、基調講演の様子はインターネットでライブ配信される予定となっている。

また、基調講演後には「Apple Watch」で新しい文字盤「Pride」が利用可能になることが明らかになっている。

[ via 9to5Mac ]

▼ iPhone 15/15 Proの予約は公式オンラインショップから!

Apple、Appleのロゴ、Apple Pay、Apple Watch、FaceTime、GarageBand、HomePod、iMovie、iPad、iPhone、iPhoto、iSight、iTunes、Retinaは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。
※iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。
※App Store、AppleCare、iCloudは、Apple Inc.のサービスマークです。

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう
AuthorNANA

東北出身の東京都在住(性別年齢は非公開)。趣味はガジェットいじり、旅行や料理、映画、ゲーム。イモリやサンショウウオが好きなので、家でよく愛でています。

同メディアで取り扱う情報は主にインターネットテクノロジー関連、AppleやGoogleなどの新製品やサービス。その他、今最も興味があるのは「VR/AR」「スマートスピーカー」。